DC Weekly 2022年9月5日 ZAO SKYRUN、OSJ安達太良山、HAKUBA CLASSIC、Swiss Peaks、Vertical / Trofeo Nasego

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真 ZAO SKYRUN、スカイレース女子優勝の相原千尋。 by © 計測工房)

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先週末開催のイベント

8月28日日曜日 – 9月4日日曜日

Swiss Peaks (360k, 170k, 100k, Marathon, Half marathon)

スイス・ヴァレー州で開催。228人が参加した367kmの「SwissPeaks 360」の男子ではガレン・レイノルズ Galen Reynolds (CAN) の85時間51分に続いて、飯野航 Wataru IINO (JPN)が86時間38分の2位でフィニッシュ。女子ではデニス・ジンマーマン Denise Zimmermann (SUI) が101時間38分で優勝。リザルトはこちら

8月31日水曜日 – 9月3日土曜日

Ultra Tour Monte Rosa (171km・4ステージ、105km、63km、23km)

マッターホルン、モンテローザを南に臨むスイス・ヴァレー州のグレヘン Grächenを拠点に開催。4ステージを4日間で走る171km 11,600mD+のレースではヤン・タンドラー Jan Tandler (CZE) が26時間55分、ナタリー・テイラー Natalie Taylor (GBR) が27時間35分で男女それぞれのチャンピオンとなりました。リザルトはこちら

9月2日金曜日 – 4日日曜日

The Rut Mountain Runs (50k, 28k, 11k, VK)

アメリカ・モンタナ州のBig Sky Resortで開催。金曜日のVKではデビッド・シンクレア David Sinclair(47分19秒)、アンナ・ギブソン Anna Gibson(53分56秒)が男女それぞれで優勝。土曜日の28kはVKで男子2位のキャム・スミス Cam Smith(3時間10分)とベイリー・コワルジック Bailey Kowalczyk(3時間47分) が男女それぞれで優勝。日曜日の50kではデビッド・シンクレアが5時間4分でVKとあわせて二冠。女子はジェニファー・リヒター Jennifer Lichterが6時間15分の総合4位で優勝。同じ日曜日の11kではアンナ・ギブソンが総合2位の53分11秒で女子優勝、リアム・メイロー Liam Meirowが48分21秒で男子優勝という結果でした。リザルトはこちら

9月3日土曜日 – 4日日曜日

Vertical Nasego, Trofeo Nasego

イタリア・ロンバルディア州のカスト Castoで開催。土曜日、日曜日のレースがいずれもWMRAのマウンテンランニングW杯のシリーズ戦でした。

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土曜日は4.2kmで1000mを登るのVertical Nasego。女子ではこの大会で2019年に大会記録を更新して優勝しているアンドレア・マイヤー Andrea MAYR (AUT) が38分48秒でレースを制しました。自身の大会記録にあと9秒という好タイム。2位はモニカ・フロレア Monica Madalina FLOREA (ROU)で41分22秒、3位にバレンティナ・ベロッティ Valentina BELOTTI (ITA) が42分18秒。ジョイス・ンジェル Joyce Muthoni NJERU (KEN)はこの日は4位にとどまりました。リザルトはこちら

Vertical Nasegoで女子優勝のアンドレア・マイアー。Photo by Giacomo Meneghello

Vertical Nasegoで女子優勝のアンドレア・マイアー。 by Giacomo Meneghello

バーティカルの男子はパトリック・キプンジェノ Patrick KIPNGENO (KEN) とザック・ハンナ Zak HANNA (IRL) が最後まで競り合うレースとなり、キプンジェノが35秒差の33分47秒で勝利。大会記録を1分半上回る新記録でした。2位はハンナで34分21秒でした。3位にはフィレモン・キリアゴ Philemon Ombogo KIRIAGO (KEN) が35分1秒でした。リザルトはこちら

Vartical Nasegoで優勝のパトリック・キプンジェノ。Photo by Paolo Piccoli

Vartical Nasegoで優勝のパトリック・キプンジェノ。 by Paolo Piccoli

日曜日は21kmの山岳コースで行われるTrofeo Nasegoでした。今年で21回目の開催となります。女子のレースはジョイス・ンジェル Joyce Muthoni NJERU (KEN) がリードしていましたが、14km付近でアンドレア・マイヤー Andrea MAYR (AUT) がリードを奪い、1時間47分でフィニッシュ。前日のバーティカルとあわせて二冠を達成しました。2分40秒差でジョイス・ンジェル Joyce Muthoni NJERU (KEN)が1時間50分で2位。3位を巡っては最終盤に順位が入れ替わってローレン・グレゴリー Lauren GREGORY (USA) が1時間51分でフィニッシュ。4位はモニカ・フロレア Monica Madalina FLOREA (ROU)で1時間53分。序盤をンジェルとともにリードしたルーシー・ワンブイ Lucy WAMBUI (KEN) は1時間56分で5位でした。

VKに続いてTrofeo Nasegoでも優勝のアンドレア・マイアー(中) Photo by Marco Gulberti

VKに続いてTrofeo Nasegoでも優勝のアンドレア・マイアー(中) by Marco Gulberti

男子では8月のSierre-Zinalで2位のアンドレウ・ブレーンズ Andreu BLANES (ESP) がスタート直後から飛び出しますが、パトリック・キプンジェノ Patrick KIPNGENO (KEN) とフィレモン・キリアゴ Philemon Ombogo KIRIAGO (KEN) の二人は落ち着いてコースを進み、中盤以降は二人にペトロ・マム Petro MAMU (ERI)を加えた3人が先頭集団に。最後の下りセクションで加速したキプンジェノが1時間30分46秒で優勝。このタイムも大会記録を上回っており、前日のバーティカルと同じく大会新記録での優勝という快挙でした。54秒差で1時間31分でキリアゴが2位、ペトロ・マムが1時間35分で3位。序盤をリードしたブレーンズは10位でフィニッシュとなりました。リザルトはこちら

Trofeo Nasegoを新記録で優勝のパトリック・キプンジェノ Patrick Kipngeno (KEN) Photo by Marco Gulberti

Trofeo Nasegoを新記録で優勝のパトリック・キプンジェノ Patrick Kipngeno (KEN) Photo by Marco Gulberti

ZAO SKYRUN(25k, 15k, 10k, vertical)

山形市蔵王温泉を拠点とする大会。土曜日にバーティカル、日曜日に24kmのスカイレースが行われ、いずれもスカイランナージャパンシリーズの大会でした。スカイレースでは相原千尋、山口大河の各選手がそれぞれ女子、男子で優勝しています。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

ZAO SKYRUN、スカイレース女子優勝の相原千尋。Photo by © 計測工房

ZAO SKYRUN、スカイレース女子優勝の相原千尋。Photo by © 計測工房

ZAO SKYRUN、スカイレース男子優勝の山口大河。Photo by © 計測工房

ZAO SKYRUN、スカイレース男子優勝の山口大河。Photo by © 計測工房

OSJ安達太良山トレイル10K、50K)

福島県二本松市の岳温泉、あだたら高原スキー場で開催。日曜日の50K男子は須賀暁が6時間13分でレースを制しました。女子は畠山望美が9時間13分で優勝。土曜日の10Kは栗原孝浩(1時間21分)、大濱侑季(1時間48分)が男女それぞれで優勝しました。リザルトはこちら(10K、50K)。

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インナーファクトカップ9時間耐久トレイルランレースin最上稲荷

岡山市の最上稲荷で開催。一周4.6kmの周回コースを9時間で何回走れるかを競う耐久レースでした。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

9月3日土曜日

World Masters Mountain Running Championships

世界マウンテンランニング協会(WMRA)と世界マスターズ陸連(WMA)が開催するマウンテンランニングの世界選手権はアイルランド南部のクロンメル Clonmelで開催されました。10.5km 635m+のロングコースには35歳から54歳、8.4km 509mD+のショートコースには55歳から79歳までの世界各国から集まった選手が参加。5歳ごとの年代別のレースの結果に基づいて表彰が行われました。男子40-44歳のカテゴリーの国別団体で日本(成瀬拓也 Takuya NARUSE、中村暁雄 Akio NAKAMURA、宮地藤雄 Fujio MIYACHI)が銅メダルを獲得しています。リザルトはこちら(ロングショート団体)。

photo by Nancy Hobbs, Richard Bolt / WMRA

photo by Nancy Hobbs, Richard Bolt / WMRA

photo by Nancy Hobbs, Richard Bolt / WMRA

photo by Nancy Hobbs, Richard Bolt / WMRA

京都一周トレイルグランドトラバース (59km)

京都一周トレイルの北山コース、東山コースを走るイベントで制限時間は12時間となります。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

9月4日日曜日

HAKUBA CLASSIC INTERNATIONAL (50km、28km、12km、5km)

長野県白馬村。これまで開催されてきた「白馬国際トレイルラン」が引き継がれる形で開催されました。Golden Trail National Series – Japanの全5戦のファイナルとなった28kmのレースの女子は尾藤朋美が3時間44分でフィニッシュして優勝、5分差でみゃこ(3時間49分)が2位、長野安那(3時間52分)が3位で続きました。男子は吉野大和が2時間42分で優勝。小笠原光研(2時間45分)、くれいじーかろ(2時間52分)がトップ3に入りました。シリーズ戦のポイントランキングは女子が1位・尾藤朋美、2位・長野安那、3位・澤田由紀子、男子が1位・吉野大和、2位・小笠原光研、3位・甲斐大貴(くれいじーかろ)と決まりました。ランキングの男女それぞれ上位3人が各国のGTNS 上位選手とともにGolden Trail World SeriesのファイナルとなるMadeira Ocean Trails(10月26-30日)のオープンレースに招待されます。リザルトはこちら

Louzan Skyrace (25km, 16km, VK)

ポルトガルのロウザン山地で行われる大会で、25kmのレースがスカイランナー・ワールドシリーズのレースでした。男子はフアン・オレール Juan Oller (ESP) 、女子はノエミ・バション Noémie Vachon (FRA) がウィナーズビブを手にしています。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。ワールドシリーズの次のレースはブルガリアで9月24日に開催されるPirin Extremeとなります。

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今週末開催のイベント

9月5日月曜日 – 10日土曜日

Dragons Back Race (380km)

イギリス・ウェールズで開催の山岳コースのステージレース。従来は隔年開催でしたが昨年から毎年開催になり、開催時期も5月から9月に変わりました。さらにコースも6ステージ合計380km、累積獲得高度17,400mD+へと少し長くなっています。ウェールズ北部のコンウェイ Conwyをスタートしてカーディフ城でフィニッシュする今年の大会は9月5日月曜日午前6時(日本時間同日午後2時)にスタートし、42カ国から600人が参加予定です。レースのライブトラッキングはこちら

9月8日木曜日 – 11日日曜日

Wildstrubel by UTMB (108km, 50km, 25km)

スイスのヴァレー州とベルン州にまたがるヴィルトシュトルーベル山地で開催されるUTMBワールドシリーズの大会で今回が初開催。山岳リゾート地として知られるクラン=モンタナを拠点にWild 108(108km、6000mD+)、Wild 50(50km、2750mD+)、Wild 25(25km、1150mD+) の三つのレースが行われます。9日朝からは大会のライブ配信も予定されています。

L’Infernal Trail des Vosges (200k, 130k, 70k, 30k, 15k)

フランス北東部のヴォージュ山脈で開催される大会で、205kmのコースの累積獲得高度は10,000mD+。

9月9日金曜日 – 18日日曜日

TORX(<Tor des Geants>, 330k, 450k, 130k, 30k)

イタリア・ヴァッレダオスタ自治州のクールマイユールを拠点に、二つのロングトレイルを繋ぐ330kmのコースで行われるシングルステージの山岳レース「TOR 330 Tor des Geants」に加えて、450kmの「TOR450 Tor des Glaciers」、130kmの「TOR130 TOT Dret」、30kmの「TOR30 Passage au Malatra」の各レースが行われるイベントです。

9月9日金曜日 – 11日日曜日

Skyrunning World Championships 2022

隔年開催のスカイランニングの世界選手権はスペイン・カタルーニャで開催された2020年大会(延期して2021年に開催)に続いて、今年は第7回大会がスイスと国境を接するイタリアのオッソラ地方で9月9日から三日間の日程で開催されます。前回はコロナ禍の影響で参加は20ヶ国にとどまりましたが、今年は35ヶ国から256人が参加予定。9日にバーティカル(Rampigada Vertical、3.8km 1,063mD+)、10日にスカイウルトラ(Bettelmatt SkyUltra、57.8 km 3,508mD+)、11日にスカイ(La Veia SkyRace、31km 2,600mD+) の3つの競技が行われます。日本からは前回の世界選手権でバーティカル優勝、スカイ3位の 、昨年のVK Open年間チャンピオンの吉住友里 など14人が日本代表チームのメンバーとして出場します。

adidas INFINITE TRAILS

オーストリア・ガシュタイン Gasteinを拠点に開催され、二人1組で参加するというのがユニークなトレイルランニングイベント。コースは21km、35km、44kmのそれぞれ周回コースがあり、いずれかを選んで参加することになります。このほか、65kmや45km、15kmの一人で参加できるレースもあわせて行われます。

Canfranc Canfranc (100k, 70k, 45k, 16k, VK)

スペインのピレネー山脈の麓のカンフランクで開催。ピレネー山脈を越えてスペイン、フランスを繋ぐ町で開催されるトレイルランニング大会は100kmからバーティカルまで5つのレースが行われます。昨年に続いてマウンテンランニングW杯のシリーズ戦となっていて、金曜日のバーティカルがショートアップヒル競技、日曜日の16kmがクラシック競技となっています。

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Ultra-Trail Harricana du Canada (125k, 80k, 65k, 42k, 28k, 20k, 10k, 5k)

カナダ・ケベック州のラ・マルベー La Malbaieで開催。122km 4220mD+から5kmのレースまで幅広いレースが開催されるイベント。

9月9日金曜日 – 10日土曜日

Wasatch Front 100

ユタ州で開催される100マイルのトレイルランニングレース。「グランドスラム」(Grand Slam of Ultrarunning)のファイナルともなっています。

Superior 100

ミネソタ州のスペリオル湖に沿って設けられているロングトレイルをコースとした100マイルなどのトレイルランニングレース。

9月10日土曜日 – 11日日曜日

Mogollon Monster 100 (100m, 42k)

アメリカ・アリゾナ州で開催。100マイルと42kmのレースが開催されます。

Pine to Palm 100

オレゴン州南部で開催。東方向に進むコースでアシュランドの街にフィニッシュするポイント・トゥ・ポイントの100マイル、累積獲得高度は6228mD+。

Serre Che Trail Salomon (49k, 26k, 12k)

フランス南東部、セレ・シュバリエ Serre Chevalierのスキーリゾートで開催。

IMTUF (Idaho) 100

アメリカ・アイダホ州McCall近郊をスタート・フィニッシュとする100マイル。累積獲得高度が約6700mD+の非常にテクニカルなコースで制限時間は36時間。

9月10日土曜日

信州戸隠トレイルランレース(60k, 50k, 5k)

長野県の戸隠・飯綱エリアで開催。今回はロング35km、ミドル22km、ショート8kmの三つのレースが行われます。

Südtirol Drei Zinnen Alpine Run

南チロルの町、イタリアのセスト Sesto(イタリア語)/ゼクステン Sexten(ドイツ語)で開催される17km 1,333mD+は山を登ったところでフィニッシュするアップヒルのコースです。

9月11日日曜日

(中止)白山白川郷ウルトラマラソン(100km / 70km)

岐阜県白川村をスタート、石川県白山市でフィニッシュする100kmのロードのウルトラマラソン。今年は3年ぶりの開催が予定されていましたが、8月4日の豪雨災害のため中止と発表されています。

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