UTMBワールドシリーズのチャリティビブのプログラム「UTMB Cares」、2023年はモンブラン、アイガー、ラバレドの3大会

キャッチコピーは” for More”。四つの分野への寄付を通じて出場権を獲得できます。

UTMBワールドシリーズはトレイルランニング・コミュニティが社会を良い方向へと促す基金「UTMB Care」を発表しました。初年度となる2023年は、山岳環境の保護やトレイルランニングへの女性の参加機会の拡大など四つの分野について支援するプログラムを実施。大会が地元の非営利団体と共同で事業を行うのを支援します。

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今年はUTMB Mont-Blanc、Eiger Ultra-Trail by 、La Sportiva Lavaredo Ultra Trail by UTMBの3大会について「Care Bibs」を設定。「UTMB Care」へ所定の額以上の寄付をすることでこれらの大会への参加権が獲得できるという仕組みです。具体的には希望者は3つの大会の100M、100K、50Kの各カテゴリーのいずれかのレースを選択し、「 Care」に対して寄付を行います。所定額はMont-Blancは2000ユーロ以上、EigerとLavaredoは1000ユーロ以上とされています。「UTMB Care」のWebサイトにはすでに申し込みのためのリンクも設けられています。

Care」が支援する4つの分野は次のとおりとなります。

  • 山岳環境の保護(Mountain Preservation):世界各地のコミュニティと共に自然環境の保護と修復のための活動をサポート。トレイルランナーを含む幅広いコミュニティが年間を通じて山岳を楽しめることを目的とする。森林再生、生物多様性の保全、トレイルの整備と再生にフォーカスする。
  • トレイルランニングへの女性の参加機会の拡大(Women in Trail Running):2022年のUTMBの出走者に占める女性の割合は9.2%にとどまっており、その比率を高めるためにUTMBは女性がトレイルランニングに取り組むうえでの障壁について調査している。その結果、障壁として挙げられる要因には「必要な練習量が多い」(29%)、「家族のために必要な時間がありやりくりがつかない」(25%)、「レースの難易度が高すぎる」(12%)などがあった。2023年度はエリート選手とトレイルランニング初心者の女性との間をつなぐメンタープログラムを立ち上げる。
  • 山間地での移動手段の見直し(Transport in the Mountains):アウトドアスポーツおよび観光業は山間地、ひいては地球全体の大気汚染を防ぐうえで重要な役割を果たしており、鍵を握るのは炭素排出量の削減である。例えば2019年のUTMB Mont-Blancにおいては炭素排出量の80%は移動手段から発生しており、大会開催地への往復の移動、大会開催中の交通手段に注目すべき。移動や交通の手段を通じて炭素排出量を削減することに取り組む。UTMBワールドシリーズの各主催者とともに、大会開催に伴う車両数を把握、削減し、新たな地域内の交通手段を活用する。
  • 地元の団体の活動に対する支援(Supporting Local Association):大会開催時以外のUTMBによる開催地への貢献として、大会ボランティアを出している地元の非営利団体へ慈善支援を行う。支援を通じて、開催地の地域社会の健全な発展に貢献する。UTMBワールドシリーズは世界各地の30以上の地域で開催され、各地の教育、スポーツ、文化などに関する団体を支援する予定。
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