DC Weekly 2023年4月3日 全日本スカイスノー選手権、ハセツネ30K、青梅高水山、平尾富士、湯来

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真・全日本スカイスノー選手権初日のバーティカルのスタート。Photo © 室伏那儀 / JSA)

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先週末開催のイベント

3月31日金曜日 – 4月2日日曜日

Gorge Waterfalls 100k , 50k, 30k

アメリカ・オレゴン州で開催の100kmなどのトレイルランニングレース。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

Buffalo Stampede (100k, 42k, 20k, 10k)

オーストラリア・ビクトリア州のマウントバッファロー国立公園で開催。42kmのレースではマイク・カーロル Mike Carrollが3:54、エスジェイ・ミラー Sj Millerが4:24で男女それぞれのレースを制しました。リザルトはこちら

4月1日土曜日 – 2日日曜日

Umstead 100

アメリカ南部、ノースカロライナ州で開催。男子のレースではアーレン・グリック Arlen Glickが12時間57分6秒で優勝。昨年の自らの優勝タイム(13:22)だけでなく、11年前の大会記録(13:11:40、Mike Morton、2012)を上回る大会新記録となりました。2位はジム・スウィーニー Jim Sweeneyで15:43、3位はアーロン・スラバック Aaron Slabachで16:24でした。女子はホーリー・チェイス Holly Chaseが19時間52分で優勝。クミコ・レッドパス Kumiko Redpath(21:21)、インスン・キム Insung Kim(21:29)が続きました。リザルトはこちら。。

嬬恋スカイラン(SKYSNOW)

群馬県嬬恋村。雪上をマイクロクランポンをつけて走るスカイスノー競技の大会です。土曜日に3.5kmの「バーティカル」、日曜日に10km 900mD+の「クラシック」が開催され、いずれも全日本スカイスノー選手権、およびスカイスノー・ジャパン・シリーズのレースでした。

土曜日のバーティカルは距離3.5kmで標高差610mの雪上コースを駆け上る競技。総合の部では小幡利春齋藤磨実が優勝、ユースの部は石川万太小林華蓮が男女それぞれで優勝。日本選手権チャンピオンのタイトルを手にしました。リザルトは大会ウェブサイトから見ることができます。

バーティカル・総合男子

  1. 小幡利春 OBATA Toshiharu 32:45
  2. 高村純太 TAKAMURA Junta 33:29
  3. 宮川朋史 MIYAGAWA Tomofumi 36:33
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バーティカル・総合女子

  1. 齋籐磨実 SAITO Mami 40:48
  2. 小林華蓮 KOBAYASHI Karen 41:32
  3. 大掛柚奈 OGAKE Yuna 43:46

バーティカル・ユース男子

  1. 石川万太 ISHIKAWA Manta 37:55
  2. 山岸大志 YAMAGISHI Taishi 38:36
  3. 田中大輝 TANAKA Daiki 41:18

バーティカル・ユース女子

  1. 小林華蓮 KOBAYASHI Karen 41:32
  2. 大掛柚奈 OGAKE Yuna 43:46
  3. 小幡莉子 OBATA Riko 45:52

翌日日曜日には登りと下りを含む10kmのクラシック(融雪のため8.5kmにコースを短縮)のレースが行われました。総合女子は小林華蓮が27秒差でここまでのジャパンシリーズのレースで連勝中の齋藤磨実を制して優勝。男子は高村純太が勝利、小幡利春が続きました。ユースの部は前日のバーティカルに続いて石川万太小林華蓮が男女それぞれで優勝という結果でした。

クラシック・総合男子

  1. 高村純太 TAKAMURA Junta 0:51:23
  2. 小幡利春 OBATA Toshiharu 0:52:51
  3. 宮川朋史 MIYAGAWA Tomofumi 0:55:28

クラシック・総合女子

  1. 小林華蓮 KOBAYASHI Karen 1:06:05
  2. 齋藤磨実 SAITO Mami 1:06:32
  3. 小原莉子 OBATA Riko 1:11:14

クラシック・ユース男子

  1. 石川万太 ISHIKAWA Manta 0:57:52
  2. 山岸大志 YAMAGISHI Taishi 1:01:53

クラシック・ユース女子

  1. 小林華蓮 KOBAYASHI Karen 1:06:05
  2. 小原莉子 OBATA Riko 1:11:14

初日のバーティカルと二日目のクラシックを合算するコンバインドは高村、齋藤が男女それぞれのチャンピオンに。ユースのコンバインドは石川、小林が勝利。ジャパンシリーズの年間チャンピオンは小幡利春、齋藤磨実と決まりました。

4月1日土曜日

平尾富士トレイルランニングレース(24km、12km)

長野県佐久市の佐久スキーガーデンパラダを会場に開催。

ロング24kmの女子は枝元香菜子が2時間35分で圧勝。斉藤和美(3:00)、鈴木紗穂(3:02)が続きました。ロング男子は黒岩宗哲が2:10で優勝、大瀬和文が2:13で2位、佐々木跡武が2:18で3位でした。ショート12kmは吉住友里(1:20)、陣在ほのか(1:32)、町田彩羽(1:34)が女子の表彰台に。ショート男子は宮原徹(1:06)、長谷川武敏(1:15)、橋詰泰弥(1:19)がトップ3という結果でした。リザルトはこちら

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American River 50

カリフォルニア州フォルサムを拠点に、アメリカン川の川沿いのトレイルを走る50マイルのレース。今年のレースはラジポール・パンヌ Rajpaul Pannu(5:59)、クリスタル・クアドラ=キーガン Christal Cuadra-Keegan(8:02)がそれぞれ制しました。リザルトはこちら

Ultra Montseny (80k, 53k, 32k)

バルセロナ近郊のモンツェニー山脈で開催。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

4月2日日曜日

ハセツネ30K

東京都あきる野市で開催。4年ぶりの開催でコースの前半部がアップダウンの大きいトレイルとなった新コースとなりました。前夜の雨でウェットなコンディションとなってタフなレースとなりました。女子のレースは高村貴子が3:31で優勝。秋のハセツネCUPで昨年四連覇を達成した高村は春のハセツネ30Kは2015年から参加していますが、今回が初優勝となります。2位には55秒差で秋山穂乃果(3:32)が続きました。3位は吉住友里で3:57。4位に相原千尋、5位に尾藤朋美、6位に冨井菜月が続きました。男子は小笠原光研が2時間56分で優勝。昨年のハセツネCUPチャンピオンの吉野大和が3分差で2位に(2:59)。3位に田村健人(3:00)が入りました。4位に山口大河、5位に笠木肇、6位に須賀暁が続きました。今回の大会の男子500位以内、女子50位以内の選手は秋のハセツネCUPへの優先エントリー権を獲得しました。リザルト速報はこちら

青梅高水山トレイルラン(30k, 15k)

東京都青梅市。永山公園グラウンドから榎峠を経由して高水山常福院まで往復するコースで行われました。30kmの部男子では矢部達也が2:15で優勝、6分差で河野太志朗(2:21)が2位、昨年優勝の半田佑之介が2:23で3位。同女子は前々回の15kmの部優勝の好士理恵子が2:46で優勝、前々回優勝の中野沙知が2:52で2位、武藤寛子が2:59で3位に。15kmの部女子は鈴木栞奈(1:26)、小田有希子(1:28)、島村茜(1:28)がトップ3に。同じく男子は1:04で伊藤裕世畦地貴斗が1秒差で1位、2位に。3位は秋葉直人で1:05でした。リザルトはこちら

湯来SPA&ADVENTURE TRAIL (31km, 23km)

広島市湯来町で開催。31kmのロングコースは奥田千恵が後続に17分差をつけて4:19で優勝、2位に阿南典子(4:37)、3位に石井里佳(4:48)。男子では藤後達彦が3:19で勝利し、竹入英樹が3:22、小郷和希が3:23で続きました。23kmのショートコースは大家尚美(2:49)、代田朋子(2:52)、瀬野加奈子(2:54)が女子トップ3、男子は谷水強(2:08)、谷川延久(2:08)、渡圭大(2:09)のトップ3が47秒差という接戦でした。リザルトの速報はこちら

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DC Weekly 2023年7月31日 富士登山競走、Royal Gran Paradiso・マスターズ・スカイランニング世界選手権、100kmアジアパシフィック選手権

La Cumbre SkyRace

今年のスカイランニングの北米・中米選手権Skyrunning North & Central American Championshipsとなる大会がコスタリカのサン・ヘラルド・デ・ドタ San Gerardo de Dota で開催されました。参加国はコスタリカ、ホンジュラス、メキシコ、アメリカ合衆国の4カ国でした。20km 1,465mD+のレースは女子がカリーナ・カルソリオ Karina Carsolio、男子はミゲル・ペレス Miguel Perezとともにメキシコのアスリートが制してチャンピオンとなっています。

今週末開催のイベント

4月6日木曜日

Big Boar’s Backyard Challenge

9 Dragons Ultraなどを主催するRaceBaseのチームが開催するBackyard Ultraのイベント。木曜日の21時に最初の約6kmの周回コースでのレースがスタートします。最後の一人となる勝者はアメリカ・テネシー州で開催されるBig’s Backyard Ultraへの参加権を獲得できるとのこと。

4月7日金曜日 – 8日土曜日

Lake Sonoma (50m, 42km, 21km)

アメリカ、カリフォルニア州のソノマ湖周辺のトレイルで開催される50マイル。42kmのマラソン、21kmのハーフマラソンもあわせて開催されます。50マイルは今年6月にオーストリアで開催されるWMTRC世界選手権の米国代表選手選考レースとなっています。

4月8日土曜日

加賀海岸シーサイドトレイルラン(28k, 15k)

石川県加賀市の橋立自然公園を会場に、加賀海岸沿いのコースを走るトレイルランニングレース。

South Dawns Way 50m

イングランド南部、ブライトンの郊外のトレイルで開催。累積獲得高度は1750mD+となっています。

4月9日日曜日

白馬八方尾根大バーティカルレース(スキーマウンテニアリング)

長野県の白馬・八方尾根のスキーゲレンデで開催されるスキーマウンテニアリングの大会。ISMF(国際スキーマウンテニアリング連盟)公認大会として開催されます。

希望が丘トレイルランニングレース(23.5km, 3km)

滋賀県野洲市の希望が丘文化公園と隣接する近江富士こと三上山をコースにして開催される大会です。

あやべ水源の里トレイルラン50K/15K

京都府綾部市で開催。奥宮俊祐さんがプロデュースする50kmと15kmのレースにあわせて約600人がエントリーしており、今年初開催です。

大阪府チャレンジ登山大会

大阪府山岳連盟が開催する大阪、奈良の府県境となるダイヤモンドトレイルの33kmで行われる大会。登山の部と合わせてトレイルランの部が今年も行われます。

多良の森トレイルランニング(40k, 19k)

長崎県大村市。40kmのコースは野岳湖公園をスタート・フィニッシュとする3,400mD+のタフなコースで知られます。

前週末の主な大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

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