WMTRC世界選手権(オーストリア・インスブルックおよびステューバイ)プレビュー #WMRTC2023

前回にもまして、世界のトップ選手が集結するビッグイベントとなります。

マウンテンランニング・トレイルランニング世界選手権(Mountain & Trail Running Championships, WMTRC)が6月6 – 10日にオーストリア・チロル州のインスブルック Innsbruckとステューバイ Stubaiで開催されます。

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マウンテンランニングでは1985年、トレイルランニングでは2007年からそれぞれ開催されてきた世界選手権を、WA(ワールドアスレチックス)が主管となり、WMRA(世界マウンテンランニング協会)、ITRA(国際トレイルランニング協会)がテクニカルパートナー、IAU(国際ウルトラランナーズ協会)がコンサルタンシーパートナーとなって統合することが発表されたのが2019年6月。隔年開催の第一回大会をタイ・チェンマイで開催することが2020年12月に発表されました。チェンマイ大会は2021年11月開催予定でしたが、新型コロナウィルスのパンデミックのため2022年11月に延期して開催されました。それに先立って、2022年4月に第二回大会をインスブルック・ステューバイで開催することが発表されています。

なお、先週に2025年開催の第3回大会を9月25 – 28日にスペイン・アラゴン州のカンフラン Canfrancで開催することが決定しています(当サイトの記事)。

開催種目はマウンテンランニングの2種目とトレイルランニングの2種目、日本代表はトレイルの2種目に12選手がエントリー

今回のWMTRCの開催地はインスブルックとステューバイ。インスブルックはオーストリアの西部、チロル州の州都。中世以来、公益の中心地やハプスブルク家の拠点として繁栄してきました。都市圏人口29万人の今日では周囲を山に囲まれた風光明媚な観光地として知られます。インスブルックの南側に位置し、ルッツ川の流れる谷あいがステューバイで、山岳リゾート地として知られます。インスブルックは1964年と1976年の二度にわたってオリンピックの開催地となっています。

今回の大会会場はインスブルックの市街地とステューバイの町であるノイシュティフト Neustiftに設けられます。6日火曜日の開会式に始まり、7日水曜日に7.1kmで標高差1,020mを登るバーティカル、8日木曜日に距離45.2kmで累積獲得高度3,132mD+のショートトレイル、9日金曜日に84.9kmで累積5,554mD+のロングトレイル、10日土曜日にマウンテン・クラシック(ジュニア・7.5km、シニア15km)の各競技が行われます。日本からは代表選考レースを経て選ばれた日本代表チームは女子4名、男子8名。ショートトレイルに3選手、ロングトレイルに9選手がエントリーしています。

  • バーティカル Vertical Uphill:距離7.1km、累積獲得高度1,020mD+
    • スタート:6月7日水曜日13:00(女子)、14:00(男子)
    • コース:ノイシュティフト → エルファーヒュッテ(コースのOutdooractiveへのリンク
  • ショートトレイル Trail Short:距離45.2km、累積獲得高度3,132mD+
    • スタート:6月8日木曜日9:00
    • コース:インスブルック → ノイシュティフト(コースのOutdooractiveへのリンク
  • ロングトレイル Trail Long:距離84.9km、累積獲得高度5,554mD+
    • スタート:6月9日金曜日6:30
    • コース:ノイシュティフト → インスブルック(コースのOutdooractiveへのリンク
  • クラシック Mountain Classic
    • Loop 1: 距離7.5km / 累積獲得高度374mD+ 、Loop 2: 距離7.5km / 累積獲得高度377mD+ <ジュニアはLoop1のみ、シニアはLoop1およびLoop2>
    • スタート:6月10日土曜日10:00(ジュニア女子)、11:00(ジュニア女子)、 12:00(シニア女子)、14:00(シニア男子)
    • コース:インスブルック(コースのOutdooractiveへのリンク<Loop1Loop2>)

今回のWMTRC世界選手権の有力選手

前回のチェンマイ大会を上回る世界の約70の国と地域から1300人の代表選手が今回の世界選手権に出場します。以下では日本代表選手が出場するショートトレイルとロングトレイルの二つの競技について、注目される有力選手を紹介します。なお、国別団体表彰の決め方は次のようになっています。

  • マウンテンランニングのレース(Vertical および Classic):男女ごとに各国4人の出場選手のうち、上位3選手についてそれぞれ順位の序数を加算。合計した数の少ない順で勝者を決める。
  • トレイルランニングのレース(LongおよびShort):男女ごとに各国6人の出場選手のうち、上位3選手についてレースのタイムを加算。合計タイムの短い順で勝者を決める。

ショートトレイル Trail Short

Trail Short – Women

ショートトレイルの女子では前回のチェンマイでのチャンピオン、デニサ・ドラゴミル Denisa DRAGOMIR (ROU) が今年は参加しませんが、銀メダリストと銅メダリストはインスブルックにエントリーしており、優勝候補に挙げられます。銀メダルのバルボラ・マクロワ Barbora MACUROVÁ (CZE) 、銅メダルのエミリア・ブランゲフォールト Emilia BRANGEFÄLT (SWE) が今年の世界選手権にエントリーしています。ブランゲフォールトは今年のTransvulcania 47kmで2位となっています。

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加えて、アメリカの代表選手で注目されているのがジェニファー・リヒター Jennifer LICHTER。コロンビア出身の26歳のリヒターがトレイルランニングを始めてまだ2年足らずですが、2022年のBroken Arrow Skyrace 46Kで優勝、昨年秋のRun the Rut 50Kでは総合4位、今年春のLake Sonoma Marathonでは総合2位でそれぞれ優勝。この間、初めてのマラソンを2:39:09で完走しています。同じくアメリカのブリタニー・シャボノー Brittany CHARBONEAUは昨年のLake Sonoma 50mile優勝、 Broken Arrow Skyrace 46Kで2位、Pikes Peak Marathonで2位。欧州では2021年のSierra-Zinalで20位、昨年のWMTRCではロングトレイルで27位でした。

トニ・マッキャン Toni MCCANN (RSA) は2022年のOCCで5位。オーストリアではZugspitz Ultratrail 49kmで総合3位で優勝。今年はTransvulcania by UTMB 47kmで優勝しています。2021年のOCC3位、昨年のMarathon du Mont-Blancで2位、今年はZegama-Aizkorriで2位のケイトリン・フィールダー Caitlin FIELDER (NZL)も優勝候補の一角です。

このほか、前回のトレイルショートの女子トップ10からは4位で昨年のOCC2位のヌリア・ジル Nuria GIL (ESP)、6位のファビオラ・コンティ Fabiola CONTI (ITA)、7位のキンバー・マトックス Kimber MATTOX (USA)、8位のエレノア・デイビス Eleanor DAVIS (GBR)、10位のジュリア・フォン Julia FONT (ESP)がエントリーしています。

日本からは昨年のフェアリートレイル高島朽木・ロング優勝の楠田涼葉 Suzuha KUSUDAがエントリーしています。

このほか、注目のアスリートは次のとおりです。

  • マリー・ペリエ Marie PERRIER (MRI):Nice Cote d’Azur by UTMB 60km 優勝
  • クレマンティーヌ・ジョフレイClementine GEOFFRAY (FRA):2023年Skyrace des Matheysins 優勝、2021年WMTRC UphillとClassicでともに22位
  • アドリアン・ウィルヘム Ariane WILHEM (SUI):2022年Transgrancanaria Advanced 61kで優勝
  • オイアナ・コルタザ Oihana KORTAZAR (ESP):2022年 Canfranc-Canfranc 45km 優勝
  • アナスティーナ・エルッキラ Anna-Stiina ERKKILÄ (FIN):2023年 Istria 100 by UTMB 68km 2位
  • エマ・プーレイ Emma POOLEY (SUI):2021年WMTRC Trail Longで11位
  • エムケイ・サリバン Emkay SULLIVAN (USA):2021年Broken Arrow Skyrace 26Kで2位、2023年Canyons by UTMB 50km 3位
  • テレサ・ルブーフ Theresa LEBOEUF (742):2023年Zegama-Aizkorri 3位
  • エミリー・フォルスベリ Emelie FORSBERG (SWE):2022年Ultra Pirineu 42kで3位
  • ジョアンナ・アストロム Johanna ÅSTRÖM (SWE):2023年Transgrancanaria Marathon 2位
  • ベイリー・コワルジック Bailey KOWALCZYK (USA):2021年Broken Arrow Skyrace 26Kで3位、2022年Sierre-Zinal で6位
  • ダニエラ・オームス Daniela OEMUS (GER):2023年Zegama-Aizkorriで優勝
  • ジュディス・ワイダー Judith WYDER (SUI):2019年Dolomyths Skyrace 22km優勝、Sierre-Zinalで2位、Ring of Steall Skyrace 優勝
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Trail Short – Men

ショートトレイルの男子も女子と同様にハイレベルなレースとなりそうです。昨年のチェンマイでの世界選手権、ショートトレイルのトップ3、スティアン・アンゲルムンド Stian ANGERMUND (NOR) 、フランチェスコ・プピ Francesco PUPPI (ITA) 、ジョナサン・アルボン Jonathan ALBON (GBR) が揃ってエントリー。アンゲルムンドは今年4月のIstria 100 by UTMBの68kmでタイ優勝、アルボンは5月のZegama-Aizkorriで3位。この三人に昨年のZegamaとMarathon du Mont-Blancで2位のダビデ・マニーニ Davide MAGNINI (ITA)、昨年のCCCチャンピオンのペーター・エンダール Petter ENGDAHL (SWE) を加えた5人が優勝候補の最前線となりそうです。

さらにチェンマイのショートトレイルのトップ10の選手たちがずらりと揃います。4位のマックス・キング Max KING (USA) 、5位のクリスティアン・ジョーンズ Kristian JONES (GBR) 、6位のトマ・カルダン Thomas CARDIN (FRA) 、7位のアンドレア・ロタ Andrea ROTA (ITA) は今年のTrail du Ventouxで優勝した22歳。8位のボグダン・ダミアン Bogdan DAMIAN (ROU) 、10位のクリスティアン・ミノッジョ Cristian MINOGGIO (ITA) が今回の世界選手権にも登場します。日本代表の上田瑠偉 Ruy UEDAにとっては、上記の選手たちはこれまで各地のレースで競い合ってきました。トップ10の上位、さらには表彰台が期待されます。このほか、チェンマイで12位で先月のSkyrace des Matheysinsで優勝したフレデリック・トランシャン Frédéric TRANCHAND (FRA) 、3月のショートトレイル・フランス選手権チャンピオンのティボー・バロニアン Thibaut BARONIAN (FRA) といった名前が並びます。日本からは昨年の霧島えびの高原エクストリームトレイルで鮮やかな勝利を挙げた森本幸司 Koji MORIMOTOもエントリー。2019年のトレイル世界選手権(ポルトガル)に続いての世界選手権出場です。

このほか、次の有力選手にも注目です。

  • セス・ルーリング Seth RUHLING (USA) :2022年MaXi-Race 85km優勝
  • ロイク・ロベール Loïc ROBERT (FRA) 3月の:今年のショートトレイル・フランス選手権銀メダル
  • ルカ・デルペロ Luca DEL PERO (ITA) :2022年Cima d’Asta Skyraceで優勝
  • トーマス・ローチ Thomas ROACH (GBR) :2022年Innsbruck Alpine Trailrun Festival 65km優勝、2023年Zegamaで8位。
  • ジャン・マルガリト Jan MARGARIT (ESP) :2023年Zegamaで17位。
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ロングトレイル Trail Long

Trail Long – Women

2019年のトレイル世界選手権(ポルトガル)を制して以来、2021年のOCC優勝、2022年のCCC優勝とWMTRCロングトレイル世界チャンピオンと大きなタイトルを手にし続けているブランディーヌ・リロンデル Blandine L’HIRONDEL (FRA) は今回の世界選手権でも飛び抜けた存在で、優勝候補といって間違いないでしょう。

チェンマイで2位のヘマ・アレナス Genma ARENAS ALCAZAR (ESP) は今年4月のPenyagolosa Trails 60kmで優勝。昨年のCCCで5位でチェンマイで5位のロザンナ・バックアウアー Rosanna BUCHAUER (GER) も今回のロングトレイルにエントリー。チェンマイで6位のオードレー・タンギー Audrey TANGUY (FRA) は今年のTrail du Ventouxで優勝。アジアからはチェンマイで10位のスンマヤ・ブッダ Sunmaya BUDHA (NEP) に注目。2022年のCCCで2位となっていてその実力は欧州でも証明済みです。

日本代表では吉住友里 Yuri YOSHIZUMIが今回は80kmのロングトレイルにエントリーしています。バーティカルやスカイレースの女王として活躍してきましたが、昨年12月にはDoi Inthanon Thailand by UTMB 104kmで優勝、今年4月のCanyons by UTMB 100kmで9位と、最近はウルトラディスタンスに焦点をあわせています。

さらに2019年のトレイル世界選手権で4位、今年はTransgrancanaria Advanced 85kmで優勝のアサラ・ガルシア Azara GARCÍA (ESP) 、2021年TDS®︎優勝で今年はMIUT 115kmで優勝のマノン・ボアール Manon BOHARD CAILLER (FRA) 、2022年Marathon du Mont-Blancで5位、Torofeo KIMAで2位のマルセラ・バシノバ Marcela VAŠÍNOVÁ (CZE) といった選手もロングトレイルに登場。日本代表は吉住に加えて、昨年のチェンマイでロングトレイル14位の秋山穂乃果 Honoka AKIYAMA、同じくショートトレイル14位の髙村貴子 Takako TAKAMURAがエントリーしており、国別団体入賞にも期待がかかります。

Trail Long – Men

今回のWMTRC世界選手権で最も注目されている選手はジム・ウォルムズレイ Jim WALMSLEY (USA) でしょう。しかし今回はケガのため出場を見送ることになりました。

レースをリードするのは昨年のチェンマイ大会の上位選手たちとなるでしょう。チェンマイの金メダリスト、アダム・ピーターマン Adam Peterman (USA) は今回はエントリーしていませんが、銀メダルのニコラ・マルタン Nicolas MARTIN (FRA) 、銅メダルのアンドレアス・レイテラー Andreas REITERER (ITA) は金メダルを狙うことでしょう。マルタンは5月のSkyrace des Matheysinsで41kmで優勝の翌日に25kmも完走しています。レイテラーは4月にIstria 100の42kmのレースで優勝、5月にTransvulcania 72kmで3位と勢いに乗っています。

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チェンマイで4位のホセ・アンヘル・フェルナンデス José Angel FERNÁNDEZ (ESP) は今年4月のPenyagolosa MiM 60kmで優勝。5位のアリツ・アヘア Aritz EGEA (ESP) は今年はZegamaに出て19位。 ティボー・ガリビエ Thibaut GARRIVIER (FRA) は3月のTrail du Ventoux 46kmで2位、4月のMIUT 85kmで優勝。7位のエリック・リプーマ Eric LIPUMA (USA) はCanyons by UTMBの50kmで3位でした。

加えて優勝候補に挙げるべき選手の名前が続きます。ハンス・ナンバーガー Hannes NAMBERGER (GER) は2021年のUTMBでの6位が記憶に残りますが、2022年はPenyagolosa CSP 106kmやLavaredo Ultra-Trail 121km、Ultra-Trail Cape Town 100kmで優勝。ジャン・シックタンツ Gian Marchet SCHICKTANZ (SUI) はトレイルランニング歴は浅いようですが2021年にSwiss Alps 100の106km 6120mD+のレースを12:04で優勝。昨年はLavaredo 121kmをナンバーガーに続いて2位でフィニッシュしています。バンジャマン・ルビオル Benjamin ROUBIOL (FRA) は2021年のSkyrace des Mathaysins 25kmで2位、昨年のHigh Trail Vanoise 70kmで優勝して最近の注目株です。3月のロングトレイルのフランス選手権で銀メダルを獲得しています。スペインを拠点とするイオネル・マノレ Ionel Cristian MANOLE (ROU) は今年のTransvulcania 72kmで4位でした。トレイル世界選手権に遡っても初めて代表チームを送る中国からはユウ・ペイチャン Peiquan YOU (CHN) が参戦。コロナ禍直前の2020年Hong Kong 100で優勝し、3年ぶりのリアル開催となった今年2月の同大会で二連覇しました。

ここまで多数の選手を有力選手として挙げましたが、実力は伯仲していて、今回のロング男子は激しいレースになりそうな予感。日本代表チーム男子6選手にも上位に食い込むチャンスはあるはずです。2016年のイタリアでのトレイル世界選手権に始まり、今回が5回目の日本代表入りとなるのは川崎雄哉 Yuya KAWASAKI。前回のチェンマイでは自身の最高位となる16位でした。今年は4月のウルトラトレイルマウントフジのFUJIで準優勝しています。チェンマイでは21位と健闘した西村広和 Hirokazu NISHIMURAは今年は4月のPenyagolosa CSP 105kmで3位と一足早く欧州でレースを走りました。

4年ぶりの開催となった昨年のハセツネを制して話題となった吉野大和 Yamato YOSHINOは今回はロングトレイルにエントリー。最近ではハセツネ30kで2位でした。そのハセツネ30kで優勝したのが小笠原光研 Koken OGASAWARAです。昨年はGolden Trail National Seriesのファイナルで海外レースにデビューし、今年は5月のZegamaも経験しています。近江竜之介 Ryunosuke OMIはチェンマイではバーティカルの代表選手でしたが、今回はロングトレイルにスイッチ。昨年12月のITJ70kで優勝したのが記憶に新しいところです。甲斐大貴 Hiroki KAIは最近ではウルトラトレイルマウントフジのKAI 69kmで2位でした。男子のレースでも上位3選手の合計タイムで競う国別団体での入賞に期待です。

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このほか、男子では次の選手にも注目です。

  • バプティスト・シャサーニュBaptiste CHASSAGNE (FRA) : 2023年ロングトレイル・フランス選手権 金メダル、2022年CCC10位、SainteLyon 77km優勝
  • フォティス・ジシモプーロス Fotios ZISIMOPOULOS (GRE) : 2022年Ultra-Trail Cape Town優勝
  • ザック・ミラー Zach MILLER (USA) : チェンマイ大会ロングトレイル23位、2023年Tarawera 100マイル優勝
  • ダビデ・チェラズ Davide CHERAZ (ITA) : チェンマイ大会ロングトレイル17位、2023年Transvulcania 72kmで6位
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