DC Weekly 2024年7月17日 Hardrock 100、OSJ Ontake 100、野沢温泉、Montemuro Vertical Run

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真・OSJ Ontake 100のスタート)

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先週末開催のイベント

7月12日金曜日 – 14日日曜日

Hardrock 100

コロラド州シルバートンで開催された今年のHardrock 100はルドビック・ポムレ Ludovic Pommeret (FRA)と、コートニー・ドウォルター Courtney Dauwalter (USA)が男女それぞれでのレースで優勝、いずれも大会記録を更新する快挙となりました。男子のレースでポムレは21時間33分6秒でフィニッシュ。今年と同じ時計回りのコースで2022年にキリアン・ジョルネが記録した大会記録(21:36:24)を上回りました。48歳のベテランアスリートはこのレースをほぼ独走状態でリードし続けて大記録を達成しました。男子では2位にディエゴ・パソス Diego Pazos (SUI)が24時間39分36秒が続き、3位はジェイソン・シュラーブ Jason Schlarb (USA)が24時間48分18秒でした。

女子のレースはコートニー・ドウォルターが26時間11分49秒で優勝。自身が昨年の反時計回りコースで記録した大会記録(26:14:12)を上回り、この大会で三連覇を達成しました。今回も前半から単独リードし、後半には胃の不調に苦しむ場面がありながらも大きく崩れることはなく大記録を達成しました。2位にはカミーユ・ブリュイヤス Camille Bruyas (FRA)が29時間28分11秒、3位はカタリーナ・ハルトムート Katharina Hartmuth (GER)が30時間29分12秒で入りました。

このほか、注目選手については昨年のUTMB準優勝のザック・ミラー Zach Miller (USA)が大会の7日前に虫垂炎で急遽手術を受けたことから出場を見送りました。このレースで2021年に反時計回りの最速記録で優勝、2022年に2位のフランソワ・デンヌ François D’Haene (FRA)は直前の体調不良にも関わらずポメレに続いて2番手でコースを進みますが、58マイルでリタイアすることとなりました。

リザルトはこちら

2024年Hardrock 100 男子

  1. ルドビック ポムレ Ludovic POMMERET(FRA) 21:33:08
  2. ディエゴ パゾス Diego PAZOS(SUI) 24:39:36
  3. ジェイソン シュラーブ Jason SCHLARB(USA) 24:48:18
  4. ジェフ ローム Jeff ROME(USA) 26:30:59
  5. ブライアン ピーターソン Brian PETERSON(USA) 29:36:08
  6. ポール テラノバ Paul TERRANOVA(USA) 29:58:10

2024年Hardrock 100 女子

  1. コートニー ドウォルター Courtney DAUWALTER(USA) 26:11:49
  2. カミーユ ブリュヤス Camille BRUYAS(FRA) 29:28:11
  3. カタリーナ ハルトムート Katharina HARTMUTH(GER) 30:29:12
  4. タラ ダワー Tara DOWER(USA) 33:10:55
  5. イトカ ウィン Yitka WINN(USA) 33:17:00
  6. エミリー ハルノン Emily HALNON(USA) 33:24:22

Ehunmilak Ultra Trail (168k, 88k, 42k)

→ DogsorCaravanのリザルト記事をご覧ください。

2024年 Ehunmilak リザルト、スペイン・バスクの100マイルで難病を克服したアスリートが優勝

2024.07.17

7月13日土曜日 – 14日日曜日

OSJ Ontake 100(100k, 100マイル)

長野県王滝村で開催。御嶽山の麓に広がる国有林の中の林道をコースとする大会で、二つの50km強のループの周回コースで行われました。

100マイルの男子は前半を荒川純がリードして昨年優勝の中根孝太が追う展開でしたが、100km過ぎとなる二つ目のループを終えた時点では中根がリードしていました。最終ループで再び先頭に立った荒川純が17時間36分で優勝を勝ち取りました。昨年の2位に続いて頂点に立つことになりました。2位には2022年のこの大会の100kmで10位の太楽裕貴が17時間45分で続きました。3位は昨年のOSJ Ontake 100kmで5位の石澤毅士でした。

100マイル女子は昨年のこの大会の100km優勝の冨澤いずみが前半からのリードを守って19:36で優勝。冨澤は今シーズンのOSJトレイルランニングシリーズでは5月の奥久慈50kに続く勝利となりました。冨澤に続いていた原智美は三つ目のループに入った100km過ぎになってペースを上げ、最後は富沢に2分足らずの差にまで迫る快走で準優勝。3位には桐畑まり子が入りました。

100km男子は昨年3位の小野寺祐太が中盤に先頭に立つとそのままリードをキープして9:23で優勝。最初のループをリードした野坂伸吾が9分差の9:32で2位、野本浩礼が9:39で3位となりました。100km女子のレースはエチオピアから参加のマラソンPRが2:20のムル・セボカ・セイフ Mulu Seboka Seyfuが最初のループを終える53kmをトップで通過。このあと29分差で望月千幸が2位、さらに6分差で境なつきが続いていました。しかしセイフは最初のループで転倒してあごに切り傷を負ったことも影響してか、その後レースをリタイアします。後半に女子のレースをリードすることになったのは境なつきで12:17で優勝。昨年の3位に続いて今回はレースを制しました。2位には後半に順位を上げた久守由紀が12:25でフィニッシュ。3位は伊藤理恵子で12:34でした。前半2位の望月千幸は4位でフィニッシュしています。今回のこの大会の100kmにはエチオピアからムル・セボカ・セイフのほか男子三選手(ウィライ・アマレ・ウェルデジヨルギス Wellay Amare Weldegiyorgis、テスファレム・ゲブレアレガウィ・メハリ Tesfaalem Gebraregawi Mehari、ハイレ・ハジャ・ゲメダ Haile Haja Gemeda)が参戦しましたが、いずれも最初のループの中盤でペースダウンすることになり、最初の周回を終えることなくDNFとなりました。

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100mile 男子

  1. 荒川純 17:36:02
  2. 太楽裕貴 17:45:00
  3. 石澤毅士 17:47:24
  4. 丹羽望 17:57:38
  5. 中根孝太 18:11:50
  6. 清田広輝 18:17:42
  7. 喜多村晃仁 18:22:06
  8. 須田由太 18:27:02
  9. 河畑和宏 18:42:04
  10. 中原隆裕 19:05:51

100mile 女子

  1. 冨澤いずみ 19:36:21
  2. 原智美 19:38:14
  3. 桐畑まり子 21:33:36
  4. 關利絵子 21:48:03
  5. 三村希実 21:56:05
  6. 井上千鶴 23:01:26
  7. 池田由佳 23:10:59
  8. 浅原かおり 23:18:51

100km 男子

  1. 小野寺祐太 9:23:20
  2. 野坂伸吾 9:32:16
  3. 野本浩礼 9:39:59
  4. 櫻田和志 10:03:19
  5. 三浦翔 10:04:18
  6. 後藤憲仁 10:26:33
  7. 植田邦広 10:30:48
  8. 藤原直紀 10:33:05
  9. 前田皓大 10:35:58
  10. 工藤真理 10:38:16

100km 女子

  1. 境なつき 12:17:48
  2. 久守由紀 12:25:54
  3. 伊藤理恵子 12:34:15
  4. 望月千幸 12:48:40
  5. 荒木美和 12:50:21
  6. 佐藤真琴 12:51:16
  7. 増田陽香 12:57:47
  8. 野田麻里江 13:05:08
  9. 長浜泰江 13:08:50
  10. 下井麻紀子 13:19:10

Montemuro Vertical Run (10.2km)

ポルトガルの10.2km, 1090mD+のレースがWMRAのValsir Mountain Running World Cupのレースでした。男子ではフライトのキャンセルが続いて現地には前夜午前2時についたというルーカス・エーレ Lukas ERHLE(GER)が勝利しました。2位にはフィレモン・キリアゴ Philemon KIRIAGO (KEN)、3位はアンドレア・エリア Andrea ELIA(ITA)でした。女子ではスカウト・アドキン Scout ADKIN(GBR)がケニアのアスリートの追撃を許さず、2位以下に15秒差をつけて勝利しました。2位にグロリア・チェベト Gloria CHEBET(KEN)、3位にフィリアレス・キサング Philiares KISANG(KEN)が続きました。リザルトはこちら

男子

  1. ルーカス エーレ ERHLE Lukas(GER)52:31
  2. フィレモン キリアゴ KIRIAGO Philemon(KEN)53:29
  3. アンドレア エリア ELIA Andrea(ITA)53:40
  4. チェザーレ マエストリ MAESTRI Cesare(ITA)54:27
  5. アンリ エイモノ AYMONOD Henri(ITA)55:20

女子

  1. スカウト アドキン ADKIN Scout(GBR)1:03:20
  2. グロリア チェベト CHEBET Gloria(KEN)1:03:35
  3. フィリアレス キサング KISANG Philiares(KEN)1:03:40
  4. スサンナ サープンキ SAAPUNKI Susanna(FIN)1:03:42
  5. ジョイス ニエル NJERU Joyce(KEN)1:05:03

7月13日土曜日

USATFマウンテンランニング選手権・Cirque Series Snowbird, UT

サークシリーズ Cirque Seriesはアメリカにおけるマウンテンランニングのシリーズ戦であり、会場には音楽やフード、ドリンクなどのブースが並ぶ山岳ランニングのフェスティバルです。今シーズンはアメリカ国内で6つのレースが開催されます。その第二戦となるユタ州スノーバードスキーリゾートでのイベントが先週末に開催され、このレースは米国陸連によるマウンテンランニング全米選手権となっていました。レースは14km、累積獲得高度1,100nD+のアップアンドダウンのコースで行われました。男子はいずれもユタ州の大学生がトップ3を占め、クリスティアン・アレン Christian Allen が1:18:17で優勝。女子では2位以下に4分の大差をつけたグレイソン・マーフィ Grayson Murphyが1:36:17で制しました。

男子

  1. クリスチャン アレン Christian ALLEN 1:18:17
  2. ホーク コール Hawk CALL 1:19:05
  3. ザカリー エリクソン Zachary ERIKSON 1:21:07
  4. メイソン コッピ Mason COPPI 1:21:16
  5. テイラー スタック Taylor STACK 1:21:41
  6. アンソニー ウィリアムズ Anthony WILLIAMS 1:21:46
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女子

  1. グレイソン マーフィー Grayson MURPHY 1:36:17
  2. レイチェル トマイチク Rachel TOMAJCZYK 1:40:23
  3. ローレル モイヤー Laurel MOYER 1:40:35
  4. アレクサ アラゴン Alexa ARAGON 1:40:45
  5. エムケイ サリバン Emkay SULLIVAN 1:42:02
  6. シドニー ピーターセン Sydney PETERSEN 1:42:39

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Laugavegur Ultra Trail (55k)

ラウガヴェグル・ウルトラ Laugavegur Ultra はアイスランドで開催される55kmのトレイルランニングイベントです。

男子

  1. ソースタイン ロイ ヨーハンソン Þorsteinn Roy JÓHANNSSON – 4時間13分06秒
  2. シグルヨーン エルニル ストゥルルソン Sigurjón Ernir STURLUSON – 4時間20分32秒
  3. グレータル エルン グズムンソン Grétar Örn GUÐMUNDSSON – 4時間31分25秒

女子

  1. アンドレア コルベインスドッティル Andrea KOLBEINSDÓTTIR – 4時間33分20秒
  2. ハルドーラ フルド イングヴァルスドッティル Halldóra Huld INGVARSDÓTTIR – 4時間55分22秒
  3. イーリス アンナ スクーラドッティル Íris Anna SKÚLADÓTTIR – 5時間05分55秒

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7月14日日曜日

The 4100D マウンテントレイル in 野沢温泉(65km, 37km, 14km)

長野県野沢温泉村で開催。温泉街を拠点に周囲の自然の中に設けられた三つのループによって構成されるコースで行われました。

37kmのレースはGolden Trail National Seriesのジャパンシリーズの第二戦でした。男子では吉野大和が松本祥汰に3分半の差をつけて勝利、3位に宮川朋史が続きました。女子は2位に20分近い差をつけて髙村貴子が4:17で圧勝。2位に長野安那が4:37、3位に林楓が4:40で続きました。

GTNS 37km 男子

  1. 吉野大和 Yamato YOSHINO – 3:21:53
  2. 松本祥汰 Shota MATSUMOTO – 3:25:27
  3. 宮川朋史 Tomofumi MIYAGAWA – 3:38:07
  4. 甲斐大貴 Hiroki KAI – 3:39:33
  5. 牛田美樹 Miki USHIDA – 3:39:37
  6. 須永義伸 Yoshinobu SUNAGA – 3:45:57
  7. 古田蓮 Ren FURUTA – 3:58:27
  8. 中渕功貴 Koki NAKABUCHI – 4:01:31
  9. 櫻岡駿 Shun SAKURAOKA – 4:01:46
  10. 大和田雅人 Masato OWADA – 4:04:10

GTNS 37km 女子

  1. 高村貴子 Takako TAKAMURA – 4:17:53
  2. 長野安那 Anna NAGANO – 4:37:29
  3. 林楓 Kaede HAYASHI – 4:40:51
  4. 太田美紀子 Mikiko OTA – 4:51:00
  5. 米谷利佳 Rika YONETANI – 4:55:02
  6. 平田ひより Hiyori HIRATA – 4:57:50
  7. 佐光菜々子 Nanako SAKO – 5:02:17
  8. 大井希良里 Kirari OOI – 5:07:53
  9. 大野薫子 Kaoruko ONO – 5:17:26
  10. 嶋津令子 Reiko SHIMATSU – 5:27:39
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この大会で最も距離の長い65kmのソロの男子はベテランの柴田幸生が7:04で優勝。池畑拓哉が7:05、佐藤壮介が7:06と僅差で続きました。女子は飯嶋桃子が8:22で優勝、25分差で尾藤朋美が2位になり、さらに44分の差で3位の3. 片桐久美が9:41でフィニッシュしました。

65km 男子

  1. 柴田幸生 Yukio SHIBATA – 7:04:45
  2. 池畑拓哉 Takuya IKEHATA – 7:05:29
  3. 佐藤壮介 Sosuke SATO – 7:06:56
  4. 小島弘道 Hiromichi KOJIMA – 7:19:44
  5. 田村健人 Kento TAMURA – 7:20:26
  6. 平沢晋太郎 Shintaro HIRASAWA – 7:21:46
  7. 杉本大治 Hiroharu SUGIMOTO – 7:27:11
  8. 森田祐生 Yusei MORITA – 7:35:52
  9. 岩本武匡 Takemasa IWAMOTO – 8:00:47
  10. 伊東努 Tsutomu ITO – 8:02:04

65km 女子

  1. 飯嶋桃子 Momoko IIZIMA – 8:22:21
  2. 尾藤朋美 Tomomi BITO – 8:57:32
  3. 片桐久美 Kumi KATAGIRI – 9:41:43
  4. 村井絢子 Ayako MURAI – 9:41:46
  5. 野路康世 Yasuyo NOJI – 9:53:17
  6. 市川理紗 Risa ICHIKAWA – 10:14:31
  7. 宮島亜希子 Akiko MIYAJIMA – 10:15:09
  8. 古川杏梨 Anna FURUKAWA – 11:22:54
  9. 田平礼子 Reiko TAHIRA – 11:30:43
  10. 石井裕美 Hiromi ISHII – 11:31:08

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大雪山トレイルジャーニー (60km, 40km, 15km)

北海道紋別郡遠軽町白滝で開催。大雪山の尾根道コースに含む大会でAsia Trail Masterのイベントの一つです。60kmの男子ではATMのレースで競い合ってきた喜多村久ジェフ・キャンベル Jeff Campbell(CAN、香港在住)の間で先頭荒反りが繰り広げられました。現在は東京在住の喜多村が15分の差をつけて優勝、ジェフ・キャンベルが2位に。北海道在住の瀬尾豪が3位で続きました。女子では小谷奈穂が2位以下に1時間以上の差をつけてる9:01で優勝。渋谷智枝が2位、山路渚が3位でした。

60km 男子

  1. 喜多村久 Hisashi KITAMURA – 6:40:01
  2. Jeffrey Ian CAMPBELL (CAN, 香港在住) – 6:55:47
  3. 瀬尾豪 Suguru SEO – 7:27:09
  4. 原田卓弘 Takuhiro HARADA – 7:53:00
  5. 天羽宏昌 Hiromasa AMOU – 8:36:42
  6. 水越友洋 Tomohiro MIZUKOSHI – 8:45:30
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60km 女子

  1. 小谷奈穂 Naho KOTANI – 9:01:01
  2. 渋谷智枝 Tomoe SHIBUYA – 10:09:09
  3. 山路渚 Nagisa YAMAJI – 10:32:23
  4. 佐藤里美 Satomi SATO – 10:38:05
  5. 山川桃佳 Momoka YAMAKAWA – 11:12:11
  6. 吉田奈々子 Nanako YOSHIDA – 12:35:36

40km 男子

  1. 上林亨 Toru KANBAYASHI – 5:03:22
  2. 小林潤貴 Junki KOBAYASHI – 5:18:22
  3. 田中敏樹 Toshiki TANAKA – 5:38:15
  4. 宮瀬陸 Riku MIYASE – 5:41:36
  5. 猪又雅史 Masashi INOMATA – 5:41:36
  6. 大槻雅一 Masakazu OTSUKI – 5:45:22

40km 女子

  1. 坪根織衣 Orie TSUBONE – 6:59:51
  2. 上林可奈子 Kanako KANBAYASHI – 7:08:51
  3. 徳永友理子 Yuriko TOKUNAGA – 7:11:27
  4. 小林愛子 Aiko KOBAYASHI – 7:39:31
  5. 吉田久美 Kumi YOSHIDA – 7:52:51
  6. 児玉明子 Akiko KODAMA – 7:54:00

15km 男子

  1. 舟山大陸 – 0:56:38
  2. 佐藤泉起 – 0:56:43
  3. 山石大介 – 0:58:30
  4. 寺嶋謙一郎 – 0:58:54
  5. 野崎豪 – 0:59:20
  6. 西本みずき – 1:01:22

15km 女子

  1. Nergui Enkhtsetseg – 1:26:36
  2. 冨田真子 – 1:28:46
  3. 安達萌 – 1:32:45
  4. 幸田飛鳥 – 1:37:30
  5. 加門沙也穂 – 1:42:55
  6. 中原佳代 – 1:45:15

リザルトは大会ウェブサイトから。

MUSPO Ultra (100k, 50k, 25k)

フィリピンのミンダナオ島、ブキドノン州で開催される大会で、ランナーはムスアン山の丘陵地帯や美しいアポ湖周辺のコースを走ります。こちらも50kmのレースがAsia Trail Masterのシリーズファイナルのためのポイントが付与されるレースでした。

50km男子ではアーニー・マカレナス Arnie MACARENASが5:52で勝利。昨年のこの大会の100kmでコースをロストした結果DNFとなった雪辱をそそぎました。女子では最近フィリピンのレースで注目されているというシャリー ユソン Shally YUSONが7:55で優勝しました。

男子

  1. アーニー マカレナス Arnie MACARENAS 5:52:20
  2. キク ラッセル スエロ Kik Russel SUELLO 6:01:49
  3. ジェビー カガティン Jevie CAGATIN 6:09:07

女子

  1. シャリー ユソン Shally YUSON 7:55:08
  2. アイリッシュ ニーナ グロリオソ Irish Nina GLORIOSO 8:24:23
  3. エメリン カビンガス Emelyn CABINGAS 8:34:19
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リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

今週末開催のイベント

7月17日水曜日 – 21日日曜日

Eiger Ultra Trail by UTMB (E250, E101, E51, E35, E16)

スイスのグリンデルワルトで開催される山岳トレイルランニングイベントでUTMBワールドシリーズのイベントです。ユネスコ世界自然遺産に登録されているユングフラウ-アレッチ地域を含む、アイガー、メンヒ、ユングフラウといったスイスアルプスの名峰を望む絶景コースが魅力の大会で、100Mカテゴリーで250km 18,000mD+の「E250」、100Kカテゴリーで101km 6700mD+の「E101」、50Kカテゴリーで51km 3,100mD+の「E51」に加えて35km、16kmなどのレースが予定されています。

有力選手ではE101に男子でペーター・エンダール Petter ENGDAHL (SWE)、アンドレアス・ライテラー Andreas REITERER (ITA)、女子はハンナ・オソウスキ Hannah OSOWSKI (USA) がエントリーしています。E51は男子でジェシュラン・スモール Jeshurun SMALL (USA)、女子でソフィア・ラウクリ Sophia LAUKLI (USA)、ジュリア・フォン Julia FONT GOMEZ (USA)、シルビア・ノルスカー Sylvia NORDSKAR (NOR)、ホーリー・ペイジ Holly PAGE (GBR) が出場予定です。イベントの模様はUTMB Liveによりライブ配信が行われます。

7月19日金曜日 – 21日日曜日

DoloMyths Run (12km, 22km, 42km)

イタリアのカナツェイ Canazei を拠点にドロミテ山脈で開催される大会で42kmのマラソン、22kmのスカイレース、12kmのトレイルランの3つのレースが行われます。22kmのスカイレースは、ピッツ・ボエ Piz Boè(3,152m)を通る標高差1750mD+の険しい山岳要素の強いコースで行われます。

Golden Ring Ultra-Trail (100km, 80km, 50km, 30km, 20km, 10km, 5km)

ロシアの「黄金の環(ゴールデンリング)」と呼ばれるロシアの歴史的都市群の一つで、モスクワから約220km離れた場所に位置する古都スーズダリで開催されるトレイルランニング大会です。

Vermont 100 (100m, 100k)

アメリカ・バーモント州ウェストウィンザーのシルバーヒルメドウで1989年から続く歴史ある100マイル(約160km)のウルトラランニングのイベントです。

Ouray 100

アメリカ・コロラド州ユーレイで開催される距離102.1マイル(約164km)、獲得標高は41,862ft(約12,760m)のトレイルランニング大会です。ランナーはコロラド南部のサンフアン山脈の美しい景色を楽しみながらも、14回に及ぶ厳しい登りセクションを走破することになります。

7月19日金曜日 – 20日土曜日

Speedgoat by UTMB (50k, 28k, 21k, 10k)

アメリカ・ユタ州のスノーバードスキーリゾートで開催。されるトレイルランニングの大会で、こちらもUTMBワールドシリーズのイベントです。レースは50Kカテゴリーの「50K」(50km, 3,450mD+)、同じく50Kカテゴリーの「28K」(31km, 2,000mD+)、20Kカテゴリーの「21K」(21km, 1,300mD+)、加えて「10K」が予定されています。

High Lonesome 100

コロラド州のソウォッチ Sawatch 山脈で開催される100マイル(約160km)のトレイルランニングイベントです。山脈の南端を一周するループ形式の100マイルのコースの累積標高差は7,100mD+、66%がシングルトラックとなっており、ランナーは37時間以内での完走を目指します。山岳要素の強いコースだけでなく、トレイルランニングコミュニティの多様性と包括性を促進する先進的な取り組みでも注目されており、今年からTrail Mix Fundとのパートナーシップにより、経済的な理由などからレースに参加できない人々のために参加費を免除するプログラムを導入しています。

Cascade Crest 100

アメリカ・ワシントン州のカスケード山脈で開催される100マイルのトレイルランニングのイベントです。イーストン Easton の消防署をスタート、フィニッシュとする時計回りの周回コースの累積獲得高度は約7,000mD+で、コースのうち51kmはパシフィッククレストトレイル(PCT)の一部を含みます。4km近くに及ぶトンネルを通過したり、ロープを頼りに急降下するセクションなど、変化に富んだコースとなっています。

7月20日土曜日 – 28日日曜日

Montreux Trail Festival (390km, 169km, 110km, 70km, 32km, 15km, 8km)

スイスのヴォー州のアルプスとリヴィエラ地方で開催されるトレイルランニングイベント。スイスを最大8日間のシングルステージで横断する390km、25,000mD+の「Crossing Switzerland」が20日土曜日夜にスタート。このほか100マイルなどのレースが26日金曜日から28日日曜日の日程で開催されます。

7月20日土曜日 – 21日日曜日

OMM LITE Hakuba/Otari

長野県の白馬村と小谷村で開催。イギリス発祥の山岳マラソン「OMM(Original Mountain Marathon)」をより手軽に楽しめるように設計されたナビゲーションスキルを競うアドベンチャーレースで、ロゲイニング形式のレースとなります。ランニング/ハイキング向けの「LITE」部門と、自転車向けの「BIKE」部門があります

Mountain Festival Comapedrosa(36km, 24km, 19km 8km Vertical)

ピレネー山脈の中に位置する国、アンドラのアリンサルを拠点に開催されるイベント。標高2,943mのコマペドロサ山頂を含む本格的なコースで開催されるレースはXTERRAヨーロピアン・トレイルラン・チャンピオンシップとなっています。レース以外にも、自然の中でのヨガや夜空観察など、様々なアクティビティが楽しめる大会です。

Tahoe Rim Trail Enurance Runs (100m, 56m ,50km)

アメリカのネバダ州カーソンシティで開催。標高1,490mに位置するウェスタンネバダ大学をスタートするレースは100マイル(約160km)、56マイル(約90km)、50km(55km)の3つです。タホ湖の美しい自然を眺めながら、タホリムトレイルやスプーナー州立公園、トイヤベ国有林などを駆け抜ける大会です。

7月20日土曜日

La Montee du Nid d’Aigle (19.5km)

フランスのモンブラン山麓のサン・ジェルヴェ・レ・バンで開催される大会で、1986年から続くトレイルランニングのクラシックレースです。WMRAのValsir Mountain Running World Cupのレースとなっています。

7月21日日曜日

霧島・えびの高原 エクストリームトレイル(63k/30k)

宮崎県えびの市、鹿児島県霧島市、湧水町にまたがるコースで開催される九州で有数のロングディスタンスのトレイルランニングイベントです。コースの多くが霧島国立公園内の登山道・歩道・林道となっています。レースはロング(約63km、累積標高約3,059mD+、制限時間14時間)とショート(約33km、累積標高約1,700mD+、制限時間8時間)の二つ。後者のショートは2025年のWMTRC世界選手権の日本代表選考レースとなっています。

7月22日月曜日 – 24日水曜日

Badwater 135

アメリカ・カリフォルニア州デスバレーのBadwater Basin(標高マイナス86m)をスタートし、ホイットニー山の麓となるWhitney Portal(標高2550m)でフィニッシュする135マイル(217km)のウルトラマラソンで、コース上の気温が50℃を超える灼熱の中を走ることで知られるイベントです。週明けの22日月曜日にスタートします。

前週末の主大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

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