国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。
(写真 2日日曜日の魚沼スカイランで行われたスカイランニング日本選手権で優勝したケセテ・ハブテシオン。Photo © 日下俊彦)
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先週末開催のイベント
10月31日(金) – 11月2日(日)
Tsaigu Trail (105k, 50k, 25k)
中国浙江省臨海市で開催される「Tsaigu Trail(柴古唐斯括苍越野赛)」は、今年で10回目を迎える人気の大会です。三日間にわたる大会の初日金曜日は50kmのレースが行われ、男子は昨年の100kmカテゴリーチャンピオンのファン・バンリン 范邦林 Banglin FAN(CHN)が4:14で優勝。日本から参戦した近江竜之介 Ryunosuke OMIが7位、吉野大和 Yamato YOSHINOが10位、甲斐大貴 Hiroki KAIが20位でした。女子はヴァルヴァラ・シカノワ Varvara Shikanova(RUS)が5:03で優勝したのに続き9分差で吉住友里 Yuri YOSHIZUMI(JPN)がフィニッシュして準優勝となりました。翌日の105Kは2024年CCCで5位のチャン・フオホア Zhang HUOHUA 張火話が11:19で優勝。10分差でモン・グアンフー Meng GUANGFU 蒙光富が続きました。日本の上田瑠偉 Ruy UEDAは最終盤に入るまでモン・グアンフーと2位争いを繰り広げましたが、最終盤に2位を譲り、3位でのフィニッシュとなりました。女子はこの大会に初参戦のハウ・ハーティ Hau Ha Thi(VNM)が13:27で制しました。

Tsaigu Trail 105kを3位で完走した上田瑠偉。Photo © 柴古唐斯

Tsaigu Trail 105kで優勝したチャン・フオホア(左)、2位のモン・ガンフー(中)と健闘を讃えあう上田瑠偉。Photo © 柴古唐斯
最終日の日曜日は25kmのレースが行われました。男子はレミ・ボネ Remi Bonnet (SUI)が大会新記録で優勝。女子はヤン・イェン 楊艶 Yang Yan (CHN)が優勝しました。
DogsorCaravanではこの大会のレースの結果を別記事でレポートしています。
Mallorca by UTMB(138k, 104k, 56k, 26k)
スペイン・マヨルカ島のセラ・デ・トラムンタナ山地で開催されたUTMBワールドシリーズの一戦。昨年は悪天候のためレースが中止されていましたが、今年はいずれのレースも無事に開催されました。最長の距離となる138kmのコースを走る「SDT」は世界遺産の石畳道「Camins de Pedra Seca」や名だたる村々を縦断するコースを走ります。険しい登りと空中の稜線、海を望むテクニカルな下りが続くのが特徴です。
SDT138Kはハンネス・ナンベルガー Hannes NAMBERGER (GER)が安定したストライドと冷静なレース展開で男子のレースをリードします。テオ・デティエンヌ Théo DETIENNE (FRA)とニコラ・グルドン Nicolas GOURDON (FRA)を大きく引き離し、13時間37分31秒でフィニッシュして優勝しました。2位はデティエンヌ(13:57:13)、3位はグルドン(14:38:23)が続きました。女子はマヨルカ在住のアイラ・スミス Isla SMITH (NZL)が力強いペースを持続し、18時間12分55秒で圧勝。スタートから冷静にレースを進め、夜の森や低気温も難なくやり過ごし単独トップでのフィニッシュでした。2位はジュリー・マリニ Julie MARINI (FRA)で19:13、3位はシャーロット・フィッシャー Charlotte FISHER (GBR) で19:43でした。
CPS104Kは距離104kmで累積獲得標高差3,740mD+のコースを走ります。男子ではトビアス・ガイザー Tobias GEISER (ITA)が序盤から順調にレースをリードし、9時間37分31秒で勝利しました。2位はゴーティエ・ボヌカレール Gautier BONNECARRERE (FRA)、3位はオーストリアのアンドレアス・リーダー Andreas RIEDER (AUT)。女子はドイツのソニア・キナ Sonja KINNA (GER)が11時間24分43秒の好タイムで優勝。2位はアナ・セルバン Ana CERVAN (ESP)が12:18、3位はジュリア・デイヴィス Julia DAVIS (GBR)でした。
ETM(56km/2,450mD+)は欧州のエリート選手が集まるレースとなりました。序盤のテクニカルな区間を制し、スペインのマルコス・ラモス・ゴンサレス Marcos RAMOS GONZALEZ (ESP) が5時間4分55秒で男子優勝、2位はフランスのトマ・ビュテ Thomas BUTEZ (FRA)(05:14:51)、3位はマリオ・オルメド Mario OLMEDO (ESP)でした。女子はオーストリアのイザベル・シュペーア Isabell SPEER (AUT)が鮮烈な走りで6時間2分57秒で優勝します。「Mallorcaが大好き。言葉にできない感動」と涙を見せました。2位はフランスのカンディス・フェルタン=バコン Candice FERTIN-BACCON (FRA)(06:06:17)、3位はエミリー・フォシュベリ Emelie FORSBERG (SWE)でした。
リザルトはこちら。
SDT 138km 男子
- ハンネス・ナンベルガー Hannes NAMBERGER (GER) 13:37:31
- テオ・デティエンヌ Théo DETIENNE (FRA) 13:57:13
- ニコラ・グルドン Nicolas GOURDON (FRA) 14:38:23
- パブロ・ビジャ Pablo VILLA (ESP) 15:15:48
- ヘスス・アルバレス・モラレス Jesus ALVAREZ MORALES (ESP) 16:04:57
- エンリケ・ゴミス Enrique GOMIS (ESP) 16:44:28
SDT 138km 女子
- アイラ・スミス Isla SMITH (NZL) 18:12:55
- ジュリー・マリニ Julie MARINI (FRA) 19:13:34
- シャーロット・フィッシャー Charlotte FISHER (GBR) 19:43:39
- サロメ・シュミット Salome SCHMITT (FRA) 21:01:06
- メラニー・フィナス Melanie FINAS (FRA) 21:20:01
- アンヌ・ブシャール Anne BOUCHARD (CAN) 22:19:49
CSP 104km 男子
- トビアス・ガイザー Tobias GEISER (ITA) 09:37:31
- ゴーティエ・ボヌカレール Gautier BONNECARRERE (FRA) 09:51:12
- アンドレアス・リーダー Andreas RIEDER (AUT) 10:11:49
- ロメオ・ボワジボン Romeo BOISIVON (FRA) 10:41:44
- ブノワ・リベイロ Benoit RIBEIRO (FRA) 10:41:50
- シモン・シェピ Simon SCHÄPPI (SUI) 11:03:03
CSP 104km 女子
- ソニア・キナ Sonja KINNA (GER) 11:58:35
- アナ・セルバン Ana CERVAN (ESP) 12:18:22
- ジュリア・デイヴィス Julia DAVIS (GBR) 12:23:58
- ノラ・オコナー Nora O’CONNOR (USA) 13:05:56
- カミーユ・マルタン Camille MARTINS (FRA) 13:10:34
- ソレン・ミシェル Solenn MICHEL (FRA) 13:23:47
ETM 56km 男子
- マルコス・ラモス・ゴンサレス Marcos RAMOS GONZALEZ (ESP) 05:04:55
- トマ・ビュテ Thomas BUTEZ (FRA) 05:14:51
- マリオ・オルメド Mario OLMEDO (ESP) 05:17:05
- ダニエル・ユング Daniel JUNG (ITA) 05:26:42
- ブルーノ・シルバ Bruno SILVA (POR) 05:30:30
- リカルド・カレイラ Ricardo CARREIRA (POR) 05:48:20
ETM 56km 女子
- イザベル・シュペーア Isabell SPEER (AUT) 06:02:57
- カンディス・フェルタン=バコン Candice FERTIN-BACCON (FRA) 06:06:17
- エミリー・フォースベルグ Emelie FORSBERG (SWE) 06:11:49
- ミリアム・ザーライム Mirjam SAARHEIM (NOR) 06:29:14
- イサベル・カレロ Isabel CALERO (ESP) 06:33:50
- ナタリナ・ノイエンシュワンダー Natalina NEUENSCHWANDER (SUI) 06:44:06
Kullamannen by UTMB(173k, 108k, 53k, 22k)
スウェーデン南部の美しいクッラベリ Kullaberg半島を舞台とするトレイルランニングイベント。伝説の怪物「クッラマンネン」の物語を追いかけるように、岩山、ブナの森、そして海岸線を駆け抜けるコースで、100マイルから22kmまで4つの距離のカテゴリーが設定されました。リザルトはこちら。
Ultra 100 Miles 男子
- クリスティアン・マルムストローム Christian MALMSTRÖM (SWE) 16:18:22
- アレクサンドル・ブシェ Alexandre BOUCHEIX (FRA) 16:34:44
- ヤコブ・オーベリ Jakob ÅBERG (SWE) 17:03:29
- アウリマス・ブラザウスカス Aurimas BRAZAUSKAS (LTU) 18:58:55
- ヨアキム・ヨハンソン Joakim JOHANSSON (SWE) 19:27:34
- クレス・クリステンソン Claes CHRISTENSSON (SWE) 19:41:36
Ultra 100 Miles 女子
- ハンナ・アホ Hanna AHO (SWE) 17:59:21
- アンネ=ソフィー・ポレスタッド Anne-Sofie POLLESTAD (NOR) 18:32:13
- エーヴィ・ベング Eevi BENG (FIN) 18:32:41
- エリン・エーマン Elin ÖHMAN (SWE) 20:03:19
- マグダレナ・スズニギル Magdalena SZNIGIR (POL) 21:17:20
- リンダ・リンドベリ Linda LINDBERG (SWE) 21:49:57
Sprint Ultra 100 km 男子
- トゥオマス・カリ Tuomas KARI (FIN) 08:36:19
- オースムンド・シェルモーエン・ステイン Aasmund KJØLLMOEN STEIEN (NOR) 08:46:02
- ジョー・ファーレリー Joe FARRELLY (GBR) 08:52:45
- ヴァシリー・コリトキン Vasilii KORYTKIN (AIN) 09:11:15
- サイモン・フル Simon FROEH (SWE) 09:41:22
- シグビョルン・ホイダル Sigbjørn HØYDAL (NOR) 09:48:15
Sprint Ultra 100 km 女子
- アンナ=スティーナ・エルッキラ Anna-Stiina ERKKILÄ (FIN) 09:12:02
- キャロライン・アルムクヴィスト Caroline ALMKVIST (SWE) 10:20:25
- シモーネ・ハーストルプ Simone HAASTRUP (DEN) 10:41:35
- リナ・ブロストローム Lina BROSTRÖM (SWE) 10:43:56
- マイヤ・オラヴァマキ Maija ORAVAMÄKI (FIN) 10:55:56
- マグダレナ・クラシュプルスカ Magdalena KRASZPULSKA (POL) 11:01:05
Seventh Seal 53km 男子
- オスカー・クレッソン Oscar CLAESSON (SWE) 03:32:40
- ピエール・ガルブルダン Pierre GALBOURDIN (FRA) 03:34:15
- アンドリュー・ヘイズ Andrew HEYES (GBR) 03:35:03
- オッレ・マイエル Olle MEIJER (SWE) 03:35:34
- カリ・ヴァリ Kari VARIS (FIN) 03:50:00
- ジョセフ・ターナー Joseph TURNER (GBR) 03:50:27
Seventh Seal 53km 女子
- アグネス・ヨセフソン Agnes JOSEFSSON (SWE) 03:56:00
- アマンダ・ニルソン Amanda NILSSON (SWE) 04:06:34
- ヨセフィン・ラコス Josefin RAKOS (SWE) 04:33:28
- トーヴェ・イェルトンソン Tove HJERTONSSON (SWE) 04:39:36
- カイサ・ルッティ Kajsa LUTTI (SWE) 04:40:15
- ニコール・ケスラー Nicole KESSLER (GER) 04:55:01
11月1日(土) – 3日(月)
GALA湯沢バーティカル(4.0km 840mD+)、 魚沼スカイラン(25km, 14km)
GALA湯沢バーティカルは1日土曜日に新潟県湯沢町、魚沼スカイランは2日日曜日に新潟県魚沼市で開催されました。それぞれでスカイランニング日本選手権のVERTICAL種目、SKY種目が行われました。湯沢町で行われたバーティカル種目では山田雄喜 Yuki YAMADA、合田睦美 Mutsumi GODAがそれぞれ金メダルを獲得しました。林楓 Kaede HAYASHIは2週前に行われたSKYULTRA種目の銅メダルに続いて、今年の日本選手権で二つ目の銅メダルを獲得しています。

スカイランニング日本選手権・VERTICALで優勝した合田睦美。Photo © 千葉真隆 / JSA
VERTICAL種目総合 男子
- 山田雄喜 Yuki YAMADA 0:32:26
- 松本祥汰 Shota MATSUMOTO 0:33:04
- 上正原真人 Masato KAMISHOHARA 0:33:35

スカイランニング日本選手権・VERTICALの男子トップ3選手。Photo © 日下俊彦 / JSA
VERTICAL種目総合 女子
- 合田睦美 Mutsumi GODA 0:41:42
- 布施愛里 Airi FUSE 0:42:06
- 林楓 Kaede HAYASHI 0:42:34

スカイランニング日本選手権・VERTICALの女子トップ3選手。Photo © 日下俊彦 / JSA
- ユースA
- 男子 1.田中大輝 0:35:54、2.白井清流 0:39:03
- 女子 1.町田彩羽 0:44:50、2.山田柚野 0:47:19、3.熊木りよ 0:51:07
- ユースB
- 男子 1.矢花海空 0:35:32、2.行廣大志 0:38:23、3.野村祐太 0:41:18
- ユースC
- 男子 1.新田華寿樹 0:35:06、2.北林広斗 0:37:42、3.日下泰造 0:38:42
- U23
- 男子 1.蟹江孝太 0:36:24、2.沖舘蒼真 0:37:18、3.倉澤拓真 0:38:02
- 女子 1.小林華蓮 0:49:21、2.生井沢優奈 0:49:53
- マスターズO40
- 男子 1.宮川朋史 0:34:36、2.大久保知史 0:36:32、3.高前直幸 0:38:38
- 女子 1.布施愛里 0:42:06、2.皆川美紀子 0:45:00、3.乾友紀 0:57:55
- マスターズO48
- 男子 1.岡部泉太郎 0:39:06、2.畑中俊彦 0:39:56、3.栗原孝浩 0:40:07
- 女子 1.合田睦美 0:41:42、2.大松知恵 0:44:31、3.齋藤磨実 0:46:39
- マスターズO56
- 男子 1.山本誠一 0:40:39、2.松沢正澄 0:44:13、3.青柳雅之 0:48:15
- 女子 1.須藤吉仕子 0:51:50、2.武笠富惠 0:54:14、3.佐藤佳代子 1:08:45
日曜日に魚沼市で行われたSKY種目はエキスパートカテゴリーは25kmで累積標高2200mのコースで行われ、男子はケセテハブテシオン Habtetion KESETE が2:37、女子は枝元香菜子 Kanako EDAMOTOが3:20でそれぞれ金メダルを獲得しました。林楓 Kaede HAYASHIはこの種目で銀メダルを獲得し、サン種目の全てでメダル獲得の快挙となりました。髙村貴子 Takako Takamuraが今シーズン初のスカイランニング公式戦に出場し、銅メダルを獲得しています。

スカイランニング日本選手権・SKYを制した枝元香菜子。Photo © 千葉真隆 / JSA
SKY種目総合 男子
- ケセテハブテシオン Habtetion KESETE 2:37:31
- 市毛富士雄 Fujio ICHIGE 2:46:45
- 松本祥汰 Shota MATSUMOTO 2:46:54

スカイランニング日本選手権・SKYの男子トップ3選手。Photo © 千葉真隆 / JSA
SKY種目総合 女子
- 枝元香菜子 Kanako EDAMOTO 3:20:19
- 林楓 Kaede HAYASHI 3:23:22
- 高村貴子 Takako TAKAMURA 3:24:29

スカイランニング日本選手権・SKYの女子トップ3選手。Photo © 千葉真隆 / JSA
- ユースA
- 男子 1.田中大輝 1:34:18、2.白井清流 1:37:36、3.田原優生 1:44:32
- 女子 1.町田彩羽 1:49:20、2.山田柚野 2:04:25、3.熊木りよ 2:27:07
- ユースB
- 男子 1.矢花海空 1:30:43、2.吉田新 1:36:00、3.行廣大志 1:39:54
- ユースC
- 男子 1.新田華寿樹 2:52:42、2.北林広斗 3:04:18、3.日下泰造 3:17:04
- U23
- 男子 1.蟹江孝太 3:05:49、2.森田慧 3:06:52、3.吉田開 3:37:28
- 女子 1.生井沢優奈 4:55:26
- マスターズO40
- 男子 1.宮川朋史 2:53:31、2.大久保知史 3:07:19、3.荻野秀昭 3:10:21
- 女子 1.皆川美紀子 3:36:33、2.乾友紀 5:15:45
- マスターズO48
- 男子 1.大沼真也 3:18:42、2.清水克利 3:22:12、3.川崎義孝 3:27:14
- 女子 1.齋藤磨実 3:51:54、2.大松知恵 4:05:04、3.黒川芳恵 4:16:59
- マスターズO56
- 男子 1.山本誠一 3:47:56、2.青柳雅之 4:24:21、3.加藤晃司 4:31:34
- 女子 1.宮坂康子 3:59:19、2.伊藤礼子 4:27:55
この週末のバーティカルとスカイの成績によるコンバインドは松本祥汰、林楓がそれぞれ金メダルとなりました。
コンバインド総合 男子
- 松本祥汰 Shota MATSUMOTO 166pt
- ケセテハブテシオン Habtetion KESETE 156pt
- 山口大河 Taiga YAMAGUCHI 144pt
コンバインド総合 女子
- 林楓 Kaede HAYASHI 166pt
- 皆川美紀子 Mikiko MINAGAWA 136pt
- 大松知恵 Tomoe OMATSU 132pt
- ユースA
- 男子 1.田中大輝 200pt、2.白井清流 176pt
- 女子 1.町田彩羽 200pt、2.山田柚野 176pt、3.熊木りよ 156pt
- ユースB
- 男子 1.矢花海空 200pt、2.行廣大志 166pt、3.舩久保稜太 140pt
- ユースC
- 男子 1.新田華寿樹 200pt、2.北林広斗 176pt、3.日下泰造 156pt
- U23
- 男子 1.蟹江孝太 200pt、2.森田慧 160pt、3.沖舘蒼真 160pt
- 女子 1.生井沢優奈 188pt
Backyard Ultra Last Samurai Standing
1時間ごとに6.706kmの周回コースを走り、最後の1人になるまで続けるサバイバル形式のウルトラマラソン「バックヤードウルトラ」のイベント。先週末は北海道大会がヒグマ被害の頻発から中止となりましたが、新潟大会では14名が参加し、向山暁彦が38周で優勝、高橋宏太が37周でアシスト、茨城大会は14名の参加で寺尾匡史が29周で勝利、アシストは28周の木本匡昭でした。11月22日に東京、来年2月に神奈川での開催が予定されています。
OSJ KAMI 100(100k, 70k, 30k)
兵庫県香美町のハチ北高原で開催される、OSJトレイルランニングシリーズの最終戦です。今年はスタート・フィニッシュ地点が「ハチ北温泉 湯治の郷」に変更されるなど、コースの一部が新しくなりました。100Kのカテゴリーでは高村颯が12:26で男子優勝、冨澤いずみが14:45で女子優勝という結果でした。
70Kは桑本顕輔が8:15、桑本友美が10:52で男女それぞれで優勝。両名とも昨年の準優勝から今年の勝者となりました。30Kは河崎鷹丸が3:08、長谷川唯が4:01で優勝。長谷川は昨年の37K女子優勝に続く勝利でした。リザルトはこちら。
100K 男子
- 高村 颯 12:26:36
- 荻須 創太 12:40:24
- 茂木 敬史 13:14:52
- 三島 康生 13:44:18
- 岩本 慎吾 13:50:57
- 小林 遼志 14:01:04
100K 女子
- 冨澤 いずみ 14:45:12
- 堀井 京子 17:01:42
- 田中 亜紀 17:11:46
- 栗山 章子 18:46:35
- 赤木 雅美 19:20:07
- 藤原 悠 20:16:46
70K 男子
- 桑本 顕輔 8:15:12
- 田辺 勉 8:58:54
- 江角 勝利 9:09:57
- 三原 大輔 9:23:42
- 西川 昌志 9:26:01
- 岩熊 徹 9:44:10
70K 女子
- 桑本 友美 10:52:51
- 加藤 美代 11:42:03
- 中塚 良美 13:06:38
- 大森 恵美子 13:45:12
- 亀山 美奈子 13:49:30
- 中安 さやか 13:57:21
30K 男子
- 河崎 鷹丸 3:08:40
- 豊島 正士 3:09:05
- 吉川 昌隆 4:03:34
- 船岡 洋 4:04:41
- 田中 誠志郎 4:11:11
- 井上 怜緒奈 4:14:02
30K 女子
- 長谷川 唯 4:01:06
- 大原 愛恵 5:00:20
- 森田 順子 5:07:28
- 足立 亜香音 5:38:57
- 浅津 由香 5:52:57
- 松原 桜子 6:59:36
BAMBI100
大阪府と奈良県の生駒山麓で開催されたウルトラトレイルランニングのイベントとして開催されました。「誰にでも挑戦しやすい100マイルを。」をコンセプトに、1周40kmのコースを4周して100マイル(約160km)を40時間以内に走破することを目指します。累積標高は約7,351mです。100マイルを走ったことがない、または5年以上走っていないことを条件に、応募者から選ばれた約30名が参加できるほか、レースではなくチャレンジイベントとして位置付けられていることがユニークです。リザルト速報はこちら。
男子
- 打越一生 28:02:21
- 岸浩司 29:17:58
- 福井正洋 29:25:55
- 松野和宏 30:52:40
- 林将太 31:34:21
- 三浦武 36:06:10
女子
- 木村五月 30:51:05
- 柿山愛 31:26:12
- 深田真理子 34:10:48
- 菜畑有沙 36:33:19
- アリス・ハンスコーム 36:45:47
- 前原靖子 37:54:34
11月1日(土) – 2日(日)
上越妙高エクスプレストレイル(50km, 35km、14km)
北陸新幹線の上越妙高駅前をスタート・フィニッシュ地点とする、アクセス抜群のトレイルランニング大会。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
Manno mountain Madness (40km, 80km, 160km)
香川県と徳島県の県境に位置する阿讃山脈を舞台にした、ユニークで過酷なレースです。リザルト速報はこちら。
Pinhoti 100
アメリカ・アラバマ州のタラデガ国立森林公園を貫く「Pinhoti Trail」を走る100マイルのレースです。リザルトはこちらに掲載される見込みです。
Rio Del Lago 100
アメリカ・北カリフォルニアで開催される100マイルレースで「Western States 100」のコースの一部を走ります。100マイルはカイル・ロバーツ Kyle ROBERTS が16:58、リンジー・ドワイヤー Lindsey DWYER が15:51で男子女子でそれぞれ優勝。男女総合でドワイヤーが優勝したほか、総合4位、5位、10位にも女性選手が入り、女性選手の快挙が際立ちました。リザルトはこちら。
100 Mile Endurance Run 男子
- カイル・ロバーツ Kyle ROBERTS (USA) 16:58:35
- ジェイコブ・リッドマン Jacob RYDMAN (USA) 17:31:49
- ローカス・ジケビチウス Rokas ZICKEVICIUS (USA) 18:10:59
- コルトン・ゲイル Colton GALE (USA) 18:15:56
- ジョン・ロフサス John LOFTHUS (USA) 18:28:15
- エステバン・ウレーニャ Esteban UREÑA (CRC) 19:07:52
100 Mile Endurance Run 女子
- リンジー・ドワイヤー Lindsey DWYER (USA) 15:51:35
- キンバリー・レッドウッド Kimberly REDWOOD (USA) 17:38:05
- アンナ・イップ Anna YIP (USA) 17:50:50
- サマンサ・ベア Samantha BEAR (USA) 19:13:55
- ゾーイ・レイ Zoe RAY (USA) 19:34:55
- リンジー・ベドナー Lyndsey BEDNAR (USA) 22:02:28
50K Endurance Run 男子
- ブライアン・ミラー Brian MILLER (USA) 4:08:22
- アンドリュー・フェーヘル Andrew FEHER (USA) 4:14:35
- ノア・ペリー Noah PERRY (USA) 4:22:55
- ティム・ラーソン Tim LARSON (USA) 4:29:35
- アンドリュー・アイアンサイド Andrew IRONSIDE (USA) 4:30:07
- タイラー・ラポーザ Tyler RAPOSA (USA) 4:31:37
50K Endurance Run 女子
- ジェニファー・ソラノ・オバンド Jennifer SOLANO OBANDO (CRI) 4:33:28
- マーガレット・リンク Margaret LINK (USA) 4:41:01
- アンバー・バンダウッド Amber VANDERWOUDE (USA) 5:03:09
- タラ・モラン Tara MORAN (USA) 5:29:40
- ジニー・デイリー Ginny DALY (USA) 5:43:07
- キャスリン・ホルト Kathryn HOLT (USA) 5:46:34
11月2日(日)
中能登トレジャートレイルラン(50k, 25k, 15k)
石川県の能登半島中央に位置する中能登町で開催。50kmでは工藤友喜 Tomoki KUDOが4:50で男子優勝、井筒智子 Tomoko IZUTSUが5:55で女子優勝でした。リザルトはこちら(掲載され次第リンクします)。
DREAM COURSE 50km 男子
- 工藤友喜 Tomoki KUDO 4:50:53
- 加藤拓真 Takuma KATO 5:02:41
- 荒木諒 Ryo ARAKI 5:07:21
DREAM COURSE 50km 女子
- 井筒智子 Tomoko IZUTSU 5:55:11
- 中野寧々 Nene NAKANO 6:43:27
- 川崎麻実 Mami KAWASAKI 6:47:38
GOLD COURSE 25km 男子
- 関塚昇吾 Shogo SEKIZUKA 2:23:58
- 坂本真志 Shinji SAKAMOTO 2:27:20
- 服部駿貴 Shunki HATTORI 2:40:08
GOLD COURSE 25km 女子
- 中田雅美 Masami NAKADA 3:21:50
- 老田美晴 Miharu OIDA 3:26:38
- 高橋萌佳 Moeka TAKAHASHI 3:30:44
TORYUMON COURSE 15km 男子
- 藤田健太郎 Kentaro FUJITA 1:37:29
- 村本宏斗 Hiroto MURAMOTO 1:39:24
- 芳永成生 Naruki YOSHINAGA 1:44:03
TORYUMON COURSE 15km 女子
- 徳田幸子 Sachiko TOKUDA 2:14:59
- 中西由里子 Yuriko NAKANISHI 2:15:56
- 村野恵子 Keiko MURANO 2:17:20
可部連山トレイルランinあさきた(33k, 16k, 7k)
広島市安佐北区の可部連山で開催。広島市中心部から1時間というアクセスの良さでありながら、急なアップダウンを含む本格的なトレイルが楽しるエリアで33kmなどのレースが開催されました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
小谷塩の道トレイル(63k, 42k, 4k)
かつて越後(新潟)と信州(長野)を結んだ歴史的な古道「塩の道」を舞台に小谷村から糸魚川市までを往還する63kmのコースなどのコースで開催されました。リザルトはこちら。
63km 男子
- 北村健士郎 6:54:15
- 櫻岡駿 7:30:00
- 中野和輝 7:32:56
- 五十嵐裕一 7:38:40
- 丹治允 7:53:55
- 大渕満男 8:15:49
63km 女子
- 小林瑠里子 8:48:02
- 石原芳佳 10:18:03
- 下村希望 10:22:43
- 波多野麻理 10:35:14
- 名村英恵 10:51:31
- 李瑞波 10:55:34
42km 男子
- 松崎邦彦 4:15:07
- 杉山洋平 4:23:59
- 渡辺司 4:25:34
- 豊福学士 4:40:49
- 戸田拓巳 4:48:13
- 赤羽淳 4:48:43
42km 女子
- 小平美那子 5:25:42
- 杉谷絵里 5:51:02
- 川村未来 6:28:00
- 田上博子 6:46:59
- 井久保明日香 7:13:29
- 石川敏子 7:20:23
忍者トレイルランニングレース(50k、48k、22k)
忍者の里として知られる三重県伊賀市で開催。「伊賀の国 大山田温泉 さるびの」をスタート、フィニッシュとし、忍者のように山や集落を駆け抜ける旅気分を楽しめる大会です。リザルト速報はこちら。
ロング48km 男子
- 東 翼 4:52:24
- 水谷冠太 5:08:45
- 西村 太一 5:17:50
- 中西 祐紀 5:23:48
- 西澤 開 5:26:33
- 西村 広和 5:35:49
ロング48km 女子
- 藤田 紗帆 5:59:58
- 八木 真理 6:41:55
- 尾崎 美幸 6:58:30
- 木内 和恵 7:06:38
- 山本 庸子 7:35:27
- 下茅 祐子 7:35:41
ショート22km 男子
- 寺嶋 誠二 1:55:14
- 長谷怜信 1:56:18
- 香川 俊一 2:15:16
- 佐々木 正夫 2:17:39
- Kevin Kergoat 2:17:45
- 大谷 哲也 2:20:11
ショート22km 女子
- 西村 あい子 2:11:12
- 大石 愛佳 2:24:57
- 寺嶋 詠美 2:33:37
- 赤松 祥江 2:36:33
- Melanie Haarring 2:43:12
- 松井 美來 2:49:13
甲州アルプスオートルートチャレンジ(108km, 70km, 55km, 36km)
山梨県で開催のトレイル率80%以上、コースの大部分がシングルトラックの登山道という本格的な山岳コースで開催されました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
西米良スカイトレイル(40km, 20km, 4.5km)
宮崎県西米良村で開催。メインのロングコースは、村の中心部から日本二百名山の市房山山頂までを往復するルートで開催されました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
今週末開催のイベント
今週開催されるトレイルランニングイベントのリストです。
今週末開催のイベント
11月6日木曜日 – 11月9日日曜日
Grampians Peaks Trail (100m, 50k)
オーストラリアの世界的な名所であるグランピアンズ国立公園の、「Grampians Peaks Trail」で開催される100マイル・50kmのトレイルランニングレースです。100マイルのコースは162km・累積標高7700mというハードなもの。シングルステージのソロのレースに加えて、4日間のステージレースや4人によるリレー形式でも挑戦することができます。今シーズンからWorld Trail Majorsのレースとなっています。
K42 Argentina
アルゼンチン・パタゴニアのビジャ・ラ・アングストゥラを舞台に世界中からランナーが集う伝統の山岳トレイルレース。10km・21km・42kmの距離で開催され、国際色豊かで厳しい自然と美しい風景のもとで競い合います。K42は世界のKシリーズの最終戦にも位置付けられています。
11月7日金曜日 – 11月9日日曜日
OMM Japan Race – 那須塩原
英国発祥のナビゲーション型山岳レース「OMM」の日本版は今年は那須塩原で開催。2人1組で参加し、地図とコンパスを頼りに、野営を挟む2日間の本格アドベンチャーです。40km・30km・得点制のスコアなど複数クラスで挑戦でき、山スキルと体力が必要な本格派イベントです。
Puglia by UTMB (140k, 85k, 50k, 35k, 10k)
2025年からUTMBワールドシリーズに加わる大会で、イタリア南部のグラヴィーナ地方、カステッラネータの歴史的町並みとドラマチックな渓谷地形の中で開催されます。140kmから短い10kmまで多様な種目が用意され、UTMBの体験を楽しみつつ、文化・自然・美食が融合する特別な冒険の機会となることがアピールされています。
Translantau by UTMB (120k, 80k, 50k, 25k)
香港最大級のワイルドなトレイルエリア、ランタオ島を駆けるUTMBワールドシリーズの一戦。126km・96km・53km・27kmと多彩な距離で、ビーチから峻嶺まで変化に富むコースで開催されます。
11月8日土曜日 – 11月9日日曜日
Tokyo 100 (100km, 100mile)
東京都内最高峰・雲取山を含む100km超の山岳トレイルレース。100km・100マイル(約160km)の部があり、都心近辺でありながら本格的なロングディスタンスを味わえます。高低差や山岳風景が豊富で、都市近接型ながら走りごたえたっぷりのコースです。
Bromo Tengger Semeru Ultra (170k, 102k, 70k, 30k)
インドネシア最高峰セメル山の絶景を舞台とする170kmなど複数カテゴリーの長距離トレイルラン。火山地帯独特の荒々しいステージ、高原の草原、湖など印象的な自然を体感しながら走れます。アジア屈指の過酷なトレイルレースです。
Moab Trail Marathon (42k / 21k / 5k)
米ユタ州モアブの赤茶けた砂岩地形を巡るマラソン。42km、21km、5kmと選べるコースは、アーチーズやキャニオンランズ国立公園を含む壮大な自然美、技術的な岩場やアップダウン、走り甲斐満点。USATF選手権や学生大会も兼ねて行われる人気イベントです。
11月8日土曜日
信州松代ラウンドトレイル(36k, 13k)
古代ロマン溢れる松代―象山神社周辺を巡る、36km・13kmのトレイル。累積標高は最大2250m、歴史の残る城跡や山々を走破するコースは壮観です。初心者からベテランまで参加しやすい大会として地元でも親しまれています。
Marato dels Dements (43k-SWS, 23k)
スペイン・バレンシア州の自然公園「Serra d’Espada」を駆ける43kmの超難関レースで、昨年に続いてスカイランナーワールドシリーズの最終戦、“SkyMasters”に指定されています。3,800mを超える獲得標高と急峻な地形、地域の魅力が凝縮されたヨーロッパ屈指のチャレンジングなイベントです.
11月9日日曜日
四国中央スカイラン(4.8km / 850mD+)
霧の森・塩塚高原を舞台に、約4.8kmで約850mを駆け上るバーティカルレース。一般部門以外にもペアやキッズ部門が設けられ、家族や友人とも参加可能。四国の大自然と高低差の激しさ、ススキ野原の移ろいが楽しめます。V GAMES JAPANのイベントともなっています。
日光国立公園マウンテンランニング Nikko National Park Mountain Running (75km, 35km, 15km)
世界遺産の日光社寺や奥日光の自然を舞台にした大会。75kmのウルトラコース、35km・15kmのミドル&ショートコースがあり、名湯や紅葉を楽しみつつ走ることができます.
神流マウンテンラン&ウォーク(40k/27k)
群馬県神流町で開催、起伏の激しい40km/27kmのトレイル大会。地元の熱い応援と、恐竜の足跡でも有名な自然豊かなコースがランナーを支えます。初心者から上級者まで楽しめる温かな大会です。長く親しまれ、今回で17回目となりますが「現在の形での開催は今回を最後」とすることがアナウンスされています。
龍馬脱藩トレイルレース
第10回大会となる本レースは、四国カルストから四万十川源流、太平洋まで続く壮大なワンウェイコース(70km)。大自然の雄大さとローカルな空気感が魅力の記念大会です.
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