DC Weekly 2025年11月10日 Grampians Peaks Trail 100 Miler、スカイランナーワールドシリーズ最終戦、360º The Challenge Gran Canaria、Puglia by UTMB、Tokyo 100、BTS Ultra

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真 Grampians Peaks Trail 100 Miler のコース。Photo © Proctor+Hockey / GPT 100 Miler / World Trail Majors)

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先週末開催のイベント

11月5日水曜日 – 11月9日日曜日

360º The Challenge Gran Canaria

スペイン領カナリア諸島のグランカナリア Gran Canaria島で開催されたマルチデイ、シングルステージ、セルフナビゲーションのスタイルのトレイルランニングイベントとして開催されました。今回は第10回大会となっており、22カ国から107名のランナーが参加。今回は地元カナリア諸島出身ランナーの歴史的快挙というドラマチックな展開となりました。

Photo © Matias Novo

Photo © Matias Novo

レーススタート前、スタートまで24時間を切ったところで山火事の危険警報が発令され、大会組織委員会はスタート地点をテヘダ Tejedaからラス・パルマス・デ・グランカナリア Las Palmas de Gran Canariaのハルディン・カナリオ Jardín Canarioへ変更することを決めました。この変更により、スタート時刻は午前9時から午後3時30分に延期され、コース距離は265キロメートルから222キロメートルに短縮されたものの、累積標高差1万メートル超という過酷さは維持されました。

女子の部では、スイスのアニータ・レーマン Anita Lehmann(SUI)が悲願の初優勝を果たしました。レーマンは2021年と2022年の大会で2度の準優勝に終わっていましたが、今回は完璧なナビゲーションで55時間15分11秒でフィニッシュして優勝。この勝利により、フランスのクレール・バンワース Claire Bannwarth(FRA)の5連覇の記録にストップをかけました。レーマンは80km地点のアガエテ Agaeteで、それまでトップを走っていた地元グランカナリアのニラ・カストロ Nira Castro(ESP)を抜き去り、その後リードを守り切りました。総合順位でも16位となっています。2位と3位には地元カナリア諸島のニラ・カストロが65時間56分45秒、グアシマラ・スアレス Guacimara Suárez(ESP)が66時間42分08秒で続きました。

一方男子のレースは序盤から地元カナリア諸島のランナーが主導権を握りました。クリスティアン・ゲーラ Cristian Guerraが140km以上にわたってレースをリードし、追走集団に46分の差をつけましたが、筋肉の不調によりDNFを選びます。その後、アルバロ・サンタナ Álvaro Santanaがトップに立ちましたが、190km付近のチラ渓谷 Chira ravineでコースをロストして、3時間以上のロスとなりました。この混乱の中、ホセ・ボルドン José Bordón(ESP)が自らのペースを守り、的確なナビゲーションで正確なルートを走り続けて先頭に立ちます。ボルドンは最後の数kmでヘッドランプを消し、満月の光だけを頼りに進むという心理戦を展開しました。この戦略が功を奏し、ボルドンは40時間47分53秒でフィニッシュし、大会10年の歴史で初めてカナリア諸島出身者として優勝の栄冠を手にしました。2位と3位には、チラ渓谷での道迷いから復活したフランスのセバスティアン・レション Sébastien Raichon(FRA)とイギリスのデイブ・フィリップス Dave Phillips(GBR)が41時間23分19秒と41時間23分21秒でほぼ同時にフィニッシュしました。4位にはクロアチアのネナド・オストイッチ Nenad Ostojić(CRO)、5位にはグランカナリア出身のアルバロ・サンタナ Álvaro Santana(ESP)が入りました。

このほか、ルカ・パピ Luca Papi(ITA)が10回連続完走を達成、女子のレースを連覇中だったクレール・バンワース Claire Bannwarth(FRA)も6回目の完走を達成しました。

リザルトはこちら

11月6日木曜日 – 11月9日日曜日

Grampians Peaks Trail 100 Miler (100m, 50k)

オーストラリア・ビクトリア州南東部のグランピアンズ/ガリワード国立公園 Grampians / Gariwerd National Parkではグランピアンズ・ピークス・トレイル100マイラー GPT100 Milerが開催されました。100マイルのカテゴリーはWorld Trail Majorsのレースとして距離162km、累積標高差プラス7,700m、制限時間50時間というコースでした。独特の岩石層、広大な森林地帯、深いアボリジニの歴史を持つ地形が特徴で、コースの99%がトレイルというレースになりました。

女子のレースは今年のMt. FUJI 100のチャンピオンである香港のチャン・マンイー Man-Yee Cheung (HKG)が優勝候補として注目されていました。開催国のオーストラリアからはブリディ・テンプル Bridie Temple(AUS)、ニコル・ペイトン Nicole Paton(AUS)、ルー・クリフトン Lou Clifton(AUS)ら上位争いに加わると見られていました。

レースはスタートからチャン・マンイーを先頭に三選手がリードする展開でした。マウント・ウィリアム Mount William(87km地点)では上位3選手の差は18分。その後、ジミー・クリーク(106km地点)ではペイトンが2位に浮上し、チャンとの差を14分まで詰めます。しかし、チャンは安定したペースでコースを進み、リードを守り切って27時間58分45秒でフィニッシュ。GPT100Milerの新女王としてタイトルを手にしました。2位にはペイトンが62分差で続き、3位にはクリフトンがさらに62分遅れでフィニッシュしました。チャンはWTMのシリーズ最大ポイント3,000点を獲得し、シリーズ首位に立ちました。

Grampians Peaks Trail 100 Milerで女子優勝のチャン・マンイー Man-Yee Cheung。Photo © Proctor+Hockey / GPT 100 Miler / World Trail Majors

Grampians Peaks Trail 100 Milerで女子優勝のチャン・マンイー Man-Yee Cheung。Photo © Proctor+Hockey / GPT 100 Miler / World Trail Majors

男子はスタート直後から、WTMのレースであるトランスグランカナリア Transgrancanariaの今年の優勝者であるケイレブ・オルソン Caleb Olson(USA)が慎重にレースを進め、ネパールのサンゲ・シェルパ Sangé Sherpa(NPL)、オーストラリアのベンジャミン・バトラー Benjamin Butler(AUS)、ジャスティン・ダイアー Justin Dyer(AUS)らが追う展開となりました。しかしレース序盤ではホールズ・ギャップ Halls Gap(49.5km地点)では、ジョージ・ナイト George Knight(AUS)が首位に立ち、オルソンに4分差をつけるというシーンもありました。レース最長の登りとなるジミー・クリーク・ロード Jimmy Creek Road(106km地点)で、レースは動き出します。ここでオルソンはナイトに48分差をつけ、今年のウェスタンステイツ100の優勝者であるオルソンが21時間19分39秒という大会新記録で優勝。こちらもWTMで最大となるい3,000ポイントを獲得してシリーズ首位に立ちました。2位にはナイトが23時間16分でゴールし、3位にはスティーブ・ミラー Steve Miller(AUS)が23時間41分で入りました。

Grampians Peaks Trail 100 Milerで男子優勝のケイレブ・オルソン Caleb Olson Photo © Proctor+Hockey / GPT 100 Miler / World Trail Majors

Grampians Peaks Trail 100 Milerで男子優勝のケイレブ・オルソン Caleb Olson Photo © Proctor+Hockey / GPT 100 Miler / World Trail Majors

リザルト速報はこちら

GPT 100Miler 女子総合

  1. マン・イー・チャン Man Yee CHEUNG (HKG) 27:58:47
  2. ニコール・ペイトン Nicole PATON (AUS) 29:12:31
  3. ルー・クリフトン Lou CLIFTON (AUS) 30:24:28
  4. ルース・イーグルズ Ruth EAGLES (AUS) 32:02:17
  5. ケイト・マクマン Kate MACMUNN (AUS) 33:27:10
  6. ドーン・レイノルズ Dawn REYNOLDS (AUS) 35:55:31

GPT 100Miler 男子総合

  1. ケイレブ・オルソン Caleb OLSON (USA) 21:19:41
  2. ジョージ・ナイト George KNIGHT (AUS) 23:16:07
  3. スティーブ・ミラー Steve MILLER (AUS) 23:41:22
  4. トーマス・デイド Thomas DADE (AUS) 24:43:38
  5. クリス・マカリフ Chris MCAULIFFE (AUS) 25:00:48
  6. サンゲ・シェルパ Sangé SHERPA (NEP) 26:33:59
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合わせて開催されたGPT50Kは100マイルのコースの最初のセクションをコースとする、距離49.5km、累積標高差2,000mD+のレースで、WTMのショートシリーズのレースです。女子は中国のシャン・フージャオ Fuzhao Xiang(CHN)が大会新記録となる5時間05分59秒で優勝。2位のオーストラリアのルーシー・バーソロミュー Lucy Bartholomew(AUS)に10分差でした。3位はマギー・レノックス Maggie Lennox(AUS)でバーソロミューに25分差でした。男子では15km地点のガー・トレイルヘッド GAR Trailheadから始まるマウント・ディフィカルト Mt. Difficultへの登りが勝負の分かれ目となりました。ここで先頭に立ったペーター・フラニョ Peter Fraňo(SVK)がその後もレースをリードし、こちらも大会新記録の4時間29分22秒で優勝。ニュージーランドのダン・ジョーンズ Dan Jones(NZL)が2分34秒差で2位に。ジョーンズに僅か38秒遅れてスペインのリカルド・チェルタ Ricardo Cherta(ESP)が3位でフィニッシュしました。

次のワールド・トレイル・メジャーズのレースは11月21日から23日に南アフリカで開催される RMB Ultra-Trail Cape Townです。これが今シーズンのシリーズ最終戦となり年間チャンピオンが決まることになります。

GPT 50K 女子優勝のシャン・フージャオ Fuzhao Xiang のフィニッシュ。Photo © Proctor+Hockey / GPT 100 Miler / World Trail Majors

GPT 50K 女子優勝のシャン・フージャオ Fuzhao Xiang のフィニッシュ。Photo © Proctor+Hockey / GPT 100 Miler / World Trail Majors

GPT 50K 女子総合

  1. シャン・フージャオ Fuzhao XIANG (CHN) 5:05:59
  2. ルーシー・バースロメュー Lucy BARTHOLOMEW (AUS) 5:15:46
  3. マギー・レノックス Maggie LENNOX (AUS) 5:40:17
  4. マルセラ・ヴァシノヴァ Marcela VASINOVA (CZE) 5:51:42
  5. イヴ・ブレイディ Yve BRADY (IRL) 6:00:57
  6. アメリア・ホーン Amelia HORNE (NZL) 6:10:29

GPT 50K 男子総合

  1. ペーター・フラノ Peter FRANO (SVK) 4:29:22
  2. ダン・ジョーンズ Dan JONES (NZL) 4:31:56
  3. リカルド・チェルタ・バジェステル Ricardo CHERTA BALLESTER (ESP) 4:32:34
  4. トーマス・バンクス Thomas BANKS (AUS) 4:38:23
  5. チャド・フリーク Chad FREAK (AUS) 4:51:05
  6. ヘイデン・バーネット Hayden BARNETT (AUS) 4:57:37
GPT 50Kの男子トップ3選手。Photo © Proctor+Hockey / GPT 100 Miler / World Trail Majors

GPT 50Kの男子トップ3選手。Photo © Proctor+Hockey / GPT 100 Miler / World Trail Majors

K42 Argentina

アルゼンチン・パタゴニアのビジャ・ラ・アングストゥラを舞台に世界中からランナーが集う伝統の山岳トレイルレース。42kmの女子はフェルナンダ・マルティネス Fernanda MARTINEZ (ARG) が4:26、男子はチリのルイス・バジェ・バリエントス Luis VALLE BARRIENTOS (CHL) が3:33で優勝しました。リザルトはこちら

42K ASICS K42 Argentina – 42km 女子総合

  1. フェルナンダ・マルティネス Fernanda MARTINEZ (ARG) 4:26:31
  2. ロクサナ・フローレス Roxana FLORES (ARG) 4:27:54
  3. ソル・アンドレウセッティ Sol ANDREUCETTI (ARG) 4:28:41

42K ASICS K42 Argentina – 42km 男子総合

  1. ルイス・バジェ・バリエントス Luis VALLE BARRIENTOS (CHL) 3:33:00
  2. ハビエル・マリケオ Javier MARIQUEO (ARG) 3:33:48
  3. サントス・ガブリエル・ルエダ Santos Gabriel RUEDA (ARG) 3:36:58

11月7日金曜日 – 11月9日日曜日

OMM Japan Race – 那須塩原

英国発祥のナビゲーション型山岳レース「OMM」の日本版が那須塩原で開催されました。2人1組で参加する2日間の本格アドベンチャーイベントです。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

Puglia by UTMB (140k, 85k, 50k, 35k, 10k)

イタリア南部のグラヴィーナ地方、カステッラネータの歴史的町並みとドラマチックな渓谷地形で開催される大会で、今年からUTMBワールドシリーズに加わりました。渓谷の下りでスタートし、そこから登り返してフィニッシュする、というユニークなコースプロファイルが特徴です。

最長距離の「I Sassi di Matera 140km」は距離144km、累積標高差3800m+のコース。女子優勝はアナスタシア・ダヴィドヴァ Anastasia DAVYDOVA (AIN) で16:35、男子優勝はマレク・カウシディ Marek CAUSIDI (CZE) で13:36でした。

「Le Maioliche di Laterza 85km」は距離85km、累積標高差2000m+のレースで、女子はダニエラ・ロータ Daniela ROTA (ITA) が8:56、男子はフレドリク・ブルーセット・トレリー Fredrik BRUSETH TORELIE (NOR) が7:10で優勝しました。

50kではマルゲリータ・ヴィターリフェッスーラ Margherita VITALIFESSURA (ITA) が4:21、ダニエル・パッティス Daniel PATTIS (ITA) が3:43でそれぞれ女子と男子の優勝者となっています。リザルトはこちら

140km 女子総合

  1. アナスタシア・ダヴィドヴァ Anastasia DAVYDOVA (AIN) 16:35:08
  2. シャリ・ウィルケン Shari WILKEN (GER) 19:45:34
  3. カロリナ・オブストイ Karolina OBSTÓJ (POL) 20:50:51
  4. ケリー・イーガン Kelly EGAN (AUS) 21:38:20
  5. レア・ドッペルバウアー Lea DOPPELBAUER (GER) 22:08:46
  6. ナナ・スピアガス Nanna SPIRGATH (GER) 22:45:43
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140km 男子総合

  1. マレク・カウシディ Marek CAUSIDI (CZE) 13:36:37
  2. ダヴィデ・ケラズ Davide CHERAZ (ITA) 14:09:16
  3. アンドレ・ヨンソン André JONSSON (SWE) 14:25:11
  4. アンディ・サイモンズ Andy SYMONDS (GBR) 14:49:44
  5. シモーネ・コルシーニ Simone CORSINI (ITA) 15:16:19
  6. リッカルド・ピアネージ Riccardo PIANESI (ITA) 15:30:15

85km 女子総合

  1. ダニエラ・ロータ Daniela ROTA (ITA) 08:56:48
  2. キャロライン=クラウディア・エルハート Caroline-Claudia ERHART (SUI) 09:05:53
  3. ソーチャ・ロフナン Sorcha LOUGHNANE (IRL) 09:08:11
  4. ロウリ・モルガン Lowri MORGAN (GBR) 09:38:16
  5. シンディ・ルグレタ Cindy LEGRET (FRA) 09:50:47
  6. エレオノラ・コラッツァ Eleonora CORAZZA (ITA) 10:14:53

85km 男子総合

  1. フレドリク・ブルーセット・トレリー Fredrik BRUSETH TORELIE (NOR) 07:10:38
  2. アンドレアス・ライテラー Andreas REITERER (ITA) 07:20:20
  3. トビアス・バゲンストス Tobias BAGGENSTOS (SUI) 07:20:57
  4. ドミニク・マット Dominik MATT (AUT) 07:43:29
  5. バスティアン・ジャネット Bastien JANNETT (FRA) 07:48:58
  6. ヨハン・ランツ Johan LANTZ (SWE) 08:16:49

50km 女子総合

  1. マルゲリータ・ヴィターリフェッスーラ Margherita VITALIFESSURA (ITA) 04:21:20
  2. イオアナ・マダリナ・アマリエイ Ioana Madalina AMARIEI (ROU) 04:23:43
  3. ソフィア・ポロフナベッツ Sofiia POROKHNAVETS (UKR) 04:24:37
  4. ジェミマ・ファーリー Jemima FARLEY (GBR) 04:25:59
  5. エリーザ・デスコ Elisa DESCO (ITA) 04:40:15
  6. ノエミ・ヴァション Noémie VACHON (FRA) 04:41:13

50km 男子総合

  1. ダニエル・パッティス Daniel PATTIS (ITA) 03:43:10
  2. マッティア・ベルトンチーニ Mattia BERTONCINI (ITA) 03:45:27
  3. リッカルド・ボルギ Riccardo BORGI (ITA) 03:51:46
  4. ミケーレ・メリディオ Michele MERIDIO (ITA) 03:59:59
  5. バーティー・ホートン Bertie HOUGHTON (GBR) 04:04:05
  6. フロリアン・デュルク Florian DURQUE (FRA) 04:06:12

11月8日土曜日 – 11月9日日曜日

Ultra-Trail Shudao by UTMB (100k, 50k, 20k)

中国・四川省広元市剣閣県で新開催のレースで、古代中国の歴史的街道「蜀の道」を舞台にしたトレイルランニング大会として注目されていました。中国古代以来の歴史を持つ山々の中心部で、標高1,073メートルの大坪山を目指すコースとなっており、剣門関の聳え立つ断崖、翠雲廊の古代糸杉が立ち並ぶ小道、劉家岩の崖に刻まれた赤軍のスローガンなど、象徴的なランドマークを巡るルートが設定されました。レースは100K、50K、20Kの三つのカテゴリーで開催されました。リザルトはこちら

DSD (100K) 女子総合

  1. ウー・ヤーラン Yalan WU (CHN) 11:10:44
  2. ユー・グーシャー Gexia YU (CHN) 11:26:06
  3. ヂェン・ウェンロン Wenrong ZHENG (CHN) 11:39:38

DSD (100K) 男子総合

  1. ルオ・タオ Tao LUO (CHN) 08:56:47
  2. ヤン・ジェンジェン Jianjian YANG (CHN) 09:00:35
  3. グー・ロンチャオ Rongchao GU (CHN) 09:57:57

MSD (42km) 女子総合

  1. ヂャン・ティン Ting ZHANG (CHN) 04:37:34
  2. ルオ・チョン Qiong LUO (CHN) 04:38:56
  3. ファン・カイリー Kaili FAN (CHN) 04:47:48

MSD (42km) 男子総合

  1. チン・グイドゥ Guidu QIN (CHN) 03:44:26
  2. ワン・ルーチン Ruqin WANG (CHN) 03:51:10
  3. ティエン・ポン Peng TIAN (CHN) 03:56:41
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ESD (21km) 女子総合

  1. リー・チュンシャー Chunxia LI (CHN) 02:12:31
  2. ウー・ジエ Jie WU (CHN) 02:13:52
  3. リウ・シャオイエン Xiaoyan LIU (CHN) 02:24:38

ESD (21km) 男子総合

  1. チー・チャオハイ Chaohai QI (CHN) 01:40:16
  2. シオン・ヂョンチャン Zhengqiang XIONG (CHN) 01:41:55
  3. シャン・シンポン Xinpeng XIANG (CHN) 01:43:59

Tokyo 100 (101km)

都心近辺でありながら本格的な山岳エリアが広がる青梅、奥多摩の100kmのロングディスタンスのトレイルレースとして開催されました。女子は松本由利子が21:32で最初のフィニッシャーとなり、男子では16:48で油井太一がトップで完走しました。リザルトはこちら

女子総合

  1. 松本由利子 21:32:17
  2. 松本春子 22:43:50
  3. 金子紘野 22:44:36
  4. 中澤重美 24:33:47
  5. 鈴木麻帆 25:06:27
  6. 大高芸 25:10:22

男子総合

  1. 油井太一 16:48:12
  2. 袴田訓史 18:07:21
  3. 佐藤朋広 19:19:17
  4. 鈴木嘉明 19:52:48
  5. 黒谷哲也 19:59:39
  6. 高橋港 20:03:48

Bromo Tengger Semeru Ultra (170k, 102k, 70k, 30k)

インドネシア・東ジャワ州のブロモ・テンゲル・スメル国立公園(TNBTS)で開催されるトレイルランニング大会として開催されました。火山地帯独特の荒々しいステージ、高原の草原、湖など印象的な自然を体感しながら走れるアジア屈指の過酷なトレイルレースです。大会ソーシャルメディアによれば、170Kと30Kの上位選手は以下の通りでした。

BTS100 170K 女子

  1. ペギ・モンへ Peggy MONGE (FRA) 36:50:33
  2. アンギア・ノビアルタ・サリ Anggia NOVIARTA SARI (IDN) 40:29:02
  3. シリポーン・ルーマトン Siriporn LEUMATHONG (THA) 41:05:41

BTS100 170K 男子

  1. アブドゥルアジズ・デルマワン Abdulaziz DERMAWAN (IDN) 32:39:51
  2. ムハンマド・マムン・カリリ Muhammad Mamun KHARIRI (IDN) 32:49:04
  3. ラフマト・セプティヤント Rachmat SEPTIYANTO (IDN) 36:02:35

BTS100 30K 女子

  1. マニス・ニサ Manis NISA (IDN) 05:15:35
  2. マサユ・アザハラ Masayu AZZAHRA (IDN) 05:18:58
  3. オーレリアン・シェルス Aureliane CHELLES (FRA) 05:19:26

BTS100 30K 男子

  1. ペトルス・イマヌエル・フタジュル Petrus Imanuel HUTAJULU (IDN) 03:47:37
  2. ヴァンサン・サニエス Vincent SAGNES (FRA) 03:52:19
  3. イェヴヘニ・ベスピアスコ Yevhenii BESPIASKO (UKR) 03:54:05

Moab Trail Marathon (42k / 21k / 5k)

米ユタ州モアブの赤茶けた砂岩地形を巡るマラソン。2008年に始まった歴史ある大会です。21kmのハーフマラソンが昨年に続き2025年のUSATFトレイル・ハーフマラソン全米選手権 USATF Trail Half Marathon National Championshipsに指定されていました。そのレースではテイラー・タトル Tayler TUTTLE が1:32で女子優勝、クリスチャン・アレン Christian ALLEN が1:18で男子優勝という結果でした。このほか、ハーフマラソンはトレイルランニング全米学生選手権 Collegiate Trail Running Championshipsとしても開催されました。リザルトはこちら

USATF Half Marathon Trail Champs 女子総合

  1. テイラー・タトル Tayler TUTTLE (USA) 01:32:24
  2. カミラ・ノー Camila NOE (USA) 01:37:16
  3. アリシア・バーゴ Alicia VARGO (USA) 01:38:49

USATF Half Marathon Trail Champs 男子総合

  1. クリスチャン・アレン Christian ALLEN (USA) 01:18:09
  2. アンディ・ワッカー Andy WACKER (USA) 01:20:28
  3. キャムレン・トッド Camren TODD (USA) 01:21:23

Collegiate Half Marathon Trail Champs 女子総合

  1. スカイラー・ダルジール Skyler DALZIEL (USA) 01:47:08
  2. リリー・バーワンガー Lily BERWANGER (USA) 01:47:57
  3. スヴェイン・ヨンソン Sveinn JONSSON (USA) 01:50:32

Collegiate Half Marathon Trail Champs 男子総合

  1. ベイデン・メントン Bayden MENTON (USA) 01:25:36
  2. アンダース・ヘックリ Anders HEKKLI (USA) 01:26:01
  3. ジャクソン・フィルモア Jackson FILMORE (USA) 01:30:55

Marathon 女子総合

  1. ミラ・エンズリーフィールド Mira ENSLEY-FIELD (USA) 04:21:28
  2. アラナ・マクレメンツ Alana MCCLEMENTS (USA) 04:26:39
  3. エリザベス・リンチ Elizabeth LYNCH (USA) 04:26:51
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Marathon 男子総合

  1. コリン・クーパー Colin COOPER (USA) 03:34:31
  2. マティアス・メスナー Matthias MESSNER (USA) 03:39:59
  3. ジョン・トルデル John TRUDELLE (USA) 03:42:03

11月8日土曜日

信州松代ラウンドトレイル(36k, 13k)

長野県長野市と千曲市で開催。松代城跡や象山神社といった真田氏ゆかりの史跡を巡りながら、壮大な古代ロマンを体感できるコースが魅力です。ロングコース36キロ(累積標高差2,250m、制限時間8時間)の女子では飯田直子 Naoko IIDA が5:12でレースを制しました。男子は7秒差の勝負を制した貝瀬淳 Jun KAISE が3:45で優勝しました。ショート13キロは田口夏稀 Natsuki TAGUCHI が1:25で女子優勝、竹内隼 Jun TAKEUCHIが1:08で男子優勝でした。リザルトはこちら

36km 女子

  1. 飯田直子 Naoko IIDA 5:12:22
  2. 高橋瑞恵 Mizue TAKAHASHI 5:13:38
  3. 水谷響子 Kyoko MIZUTANI 5:24:23
  4. 島田浩美 Hiromi SHIMADA 5:29:45
  5. 石賀美佳 Mika ISHIGA 5:33:03
  6. 鶴岡章子 Akiko TSURUOKA 5:39:23

36km 男子

  1. 貝瀬淳 Jun KAISE 3:45:09
  2. 北村健士郎 Kenshiro KITAMURA 3:45:16
  3. 小笠原航洋 Koyo OGASAWARA 3:46:10
  4. 廣川拓巳 Takumi HIROKAWA 3:47:50
  5. 塚本寛章 Hiroaki TSUKAMOTO 3:50:38
  6. 高島繁和 Shigekazu TAKASHIMA 3:53:16

13km 女子

  1. 田口夏稀 Natsuki TAGUCHI 1:25:11
  2. 植田由賀 Yuka UEDA 1:39:52
  3. 宮坂季恵 Kie MIYASAKA 1:41:57
  4. 横島優佳 Yuka YOKOSHIMA 1:42:31
  5. 小山美穂 Miho KOYAMA 1:44:25
  6. 松本まひろ Mahiro MATSUMOTO 1:48:06

13km 男子

  1. 竹内隼 Jun TAKEUCHI 1:08:05
  2. 平澤伊央利 Iori HIRASAWA 1:12:11
  3. 亀田櫂 Kai KAMEDA 1:12:55
  4. 片山空 Sora KATAYAMA 1:13:40
  5. 鈴木努 Tsutomu SUZUKI 1:15:26
  6. 亀田湊 Minato KAMEDA 1:17:18

マラトー・デルス・デメンツ Marato dels Dements (43k-SWS, 23k)

スペイン・バレンシア州の自然公園「Serra d’Espada」で開催されたこの大会で、昨年に続いてスカイランナーワールドシリーズの最終戦、“SkyMasters”が開催されました。43kmの距離に3,800mを超える累積獲得標高のハードなレースが今シーズンのスカイランニングの締めくくりとなります。

女子は昨年のこのレースの勝者であるアナスタシア・ルブツォワ Anastasia RUBTSOVA (AIN)が圧倒的な強さを見せました。スタートから主導権を握り、4時間55分25秒で今シーズン6勝目を挙げ、このマラトー・デルス・デメンツを連覇しました。この勝利により、ルブツォワは2年連続でメレル・スカイランナー・ワールドシリーズの女子総合年間チャンピオンとなりました。女子の2位争いは30キロ地点でナイアラ・イリゴイェン Naiara Irigoyen(ESP)がパトリシア・ピネダ Patricia Pineda(ESP)を捉えて逆転し、ルブツォワから12分遅れで準優勝。さらに2分後にピネダは3位でフィニッシュしました。4位争いではマルタ・マルティネス Marta Martínez(ESP)がデニサ・ドラゴミル Denisa Dragomir(ROU)との接戦を制して4位に入りました。

男子のレースにはスペインのアライン・サンタマリア Alain Santamaria(ESP)とイタリアのルカ・デル・ペロ Luca Del Pero(ITA)がここまでの年間ランキングの総合ポイントで同点でこの最終戦に臨みました。しかしレースは今年のWMTRC世界選手権ショート金メダルのフレデリック・トランシャン Frédéric Tranchand(FRA)とマヌエル・メリラス Manuel MERILLAS (ESP)が序盤から猛烈なペースで飛び出し、激しい首位争いを展開しました。レースの決定的な場面は25キロ地点で、メリラスがギアを上げて独走態勢に入ります。そのままテクニカルなエスパダの地形を制して4時間2分8秒で優勝を飾りました。デル・ペロが後半のスパートで4位から追い上げて2位に入り、わずか3分差でフィニッシュ。この結果により、デル・ペロはワールドシリーズの今年の男子総合王者の座を獲得しました。3位はトランシャンで、さらに1分後にフィニッシュ。4位はホセ・マヌエル・キスペ José Manuel Quispe(PER)、5位にサンタマリアが続きました。

2025年メレル・スカイランナーワールドシリーズのチャンピオンとなったルブツォワ(左)とデルペロ(右)。Photo © MSWS

2025年メレル・スカイランナーワールドシリーズのチャンピオンとなったルブツォワ(左)とデルペロ(右)。Photo © MSWS

リザルトはこちら

MARATÓ DELS DEMENTS SKYMASTERS 女子

  1. アナスタシア・ルブツォワ Anastasia RUBTSOVA (AIN) 4:55:25
  2. ナイアラ・イリゴイエン Naiara IRIGOYEN (ESP) 5:07:51
  3. パトリシア・ピネダ Patricia PINEDA (ESP) 5:09:06
  4. マルタ・マルティネス Marta MARTINEZ (ESP) 5:13:14
  5. デニサ・ドラゴミル Denisa DRAGOMIR (ROM) 5:16:15
  6. エレナ・カランフィロスカ Elena KARANFILOSKA (MKD) 5:20:25

MARATÓ DELS DEMENTS SKYMASTERS 男子

  1. マヌエル・メリラス Manuel MERILLAS (ESP) 4:02:08
  2. ルカ・デル・ペロ Luca DEL PERO (ITA) 4:05:12
  3. フレデリック・トランシャン Frederic TRANCHAND (FRA) 4:06:21
  4. ホセ・マヌエル・キスペ Jose Manuel QUISPE (PER) 4:13:59
  5. アラン・サンタマリア Alain SANTAMARIA (ESP) 4:14:29
  6. ウィリアム・ボッフェッリ William BOFFELLI (ITA) 4:16:31
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DC Weekly 2025年8月4日 Salomon Pitz Alpine Glacier Trail、ユース・スカイランニング世界選手権、Quito Trail Ecuador by UTMB、野沢トレイルフェス、富士登山駅伝競走大会

年間ランキングの結果はこちら

MARATÓ DELS DEMENTS SKYMASTERS 総合 男子

  1. ルカ・デル・ペロ Luca DEL PERO (ITA) 590
  2. アラン・サンタマリア Alain SANTAMARIA (ESP) 555
  3. マヌエル・メリラス Manuel MERILLAS (ESP) 551
  4. フレデリック・トランシャン Frederic TRANCHAND (FRA) 523
  5. ウィリアム・ボッフェッリ William BOFFELLI (ITA) 515
  6. ジャンルカ・ジャーノ Gianluca GHIANO (ITA) 510
  7. ホセ・マヌエル・キスペ Jose Manuel QUISPE (PER) 487
  8. ニコラス・モリーナ Nicolas MOLINA (ESP) 433
  9. マルティン・ニルソン Martin NILSSON (SWE) 421
  10. ルシアン・メルミヨン Lucien MERMILLON (FRA) 380

MARATÓ DELS DEMENTS SKYMASTERS 総合 女子

  1. アナスタシア・ルブツォワ Anastasia RUBTSOVA (AIN) 650
  2. ナイアラ・イリゴイエン Naiara IRIGOYEN (ESP) 613
  3. パトリシア・ピネダ Patricia PINEDA (ESP) 539
  4. デニサ・ドラゴミル Denisa DRAGOMIR (ROM) 518
  5. マルタ・マルティネス Marta MARTINEZ (ESP) 511
  6. イリス・ペッセイ Iris PESSEY (FRA) 485
  7. ナタリー・ビードル Natalie BEADLE (GBR) 418
  8. アイナラ・アルクアス Ainara ALCUAZ (ESP) 382
  9. エレナ・カランフィロスカ Elena KARANFILOSKA (MKD) 351
  10. パオラ・モラレス Paola MORALES (COL) 298

11月9日日曜日

四国中央スカイラン(4.8km / 850mD+)

霧の森・塩塚高原を舞台に、約4.8kmで約850mを駆け上るバーティカルレース。V GAMES JAPANのイベントともなっていました。女子のレースは布施愛里が41:15でフィニッシュして2位の合田睦美に30秒差をつけて優勝。相原千尋が3位に続きました。男子は山田雄喜が33:13で圧勝。齊藤寛峻が34:30、宮川朋史が35:05で続きました。V GAMES JAPANは12月13日の吾妻山登山競走(群馬県)で今年の最終戦を迎えます。リザルトはこちら

四国中央スカイラン2025(第7回)・エリート女子

  1. 布施愛里 00:41:15
  2. 合田睦美 00:41:45
  3. 相原千尋 00:44:01
  4. 大掛柚奈 00:44:17
  5. 大掛香織 00:48:12
  6. 須藤吉仕子 00:51:00

四国中央スカイラン2025(第7回)・エリート男子

  1. 山田雄喜 00:33:13
  2. 齊藤寛峻 00:34:30
  3. 宮川朋史 00:35:05
  4. 岡翔琉 00:38:11
  5. 高前直幸 00:38:39
  6. 相良孔太 00:40:49

日光国立公園マウンテンランニング Nikko National Park Mountain Running (75km, 35km, 15km)

世界遺産の日光社寺や奥日光の自然を舞台にした大会。ウルトラコース75kmでは加藤志織 Shiori KATOが9:09で女子優勝。男子は小原将寿 Masatoshi OBARAが7:55で優勝しました。ミドルコース35kmは吉住友里 Yuri YOSHIZUMIが女子のレースを制し、男子は青木純 Jun AOKIが3:50で優勝しました。ショートコース15kmでは池亀彩花 Sayaka IKEGAMEが2:09、半田佑之介 Yunosuke HANDAが1:44で女子、男子それぞれで優勝しています。リザルトはこちら

ウルトラコース75km 女子総合(上位3名)

  1. 加藤志織 Shiori KATO 09:09:13
  2. 伊東ありか Arika ITO 10:10:48
  3. 辻麻結子 Mayuko TSUJI 10:42:54

ウルトラコース75km 男子総合(上位3名)

  1. 小原将寿 Masatoshi OBARA 07:55:05
  2. 松山優太 Yuta MATSUYAMA 08:33:37
  3. 志村史雄 Fumio SHIMURA 08:37:45

ミドルコース35km 女子総合(上位3名)

  1. 吉住友里 Yuri YOSHIZUMI 04:14:38
  2. 冨井菜月 Natsuki TOMII 04:39:42
  3. 助川すみれ子 Sumireko SUKEGAWA 04:44:39

ミドルコース35km 男子総合(上位3名)

  1. 青木純 Jun AOKI 03:50:03
  2. 加藤淳司 Atsushi KATO 03:54:33
  3. 上田瑠偉 Ruy UEDA 03:55:57

ショートコース15km 女子総合(上位3名)

  1. 池亀彩花 Sayaka IKEGAME 02:09:19
  2. 福島舞 Mai FUKUSHIMA 02:15:34
  3. 内山成実 Narumi UCHIYAMA 02:18:13

ショートコース15km 男子総合(上位3名)

  1. 半田佑之介 Yunosuke HANDA 01:44:19
  2. 井上仙太 Senta INOUE 01:46:53
  3. 萩原久也 Hisaya HAGIWARA 01:51:32

神流マウンテンラン&ウォーク(40k/27k)

群馬県神流町で開催、起伏の激しい40km/27kmのトレイル大会。長く親しまれ、今回で17回目となりますが「現在の形での開催は今回を最後」とすることが発表されています。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

龍馬脱藩トレイルレース

第10回大会となる本レースは、四国カルストから四万十川源流、太平洋まで続く壮大なワンウェイコース(70km)。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

今週末開催のイベント

11月14日(金) – 11月16日(日)

Translantau by UTMB(120km, 80km, 50km, 25km)

香港の秘境、ランタオ島を舞台にしたUTMBワールドシリーズイベントで、25km、50km、80km、120kmの4つの距離カテゴリーのレースを開催。香港で最も手つかずの自然が残る荒々しい山岳地帯を探索できるユニークな機会となっています。ランタオ島は香港の中で最も野生的な領域を持つエリアで、海と山が織りなす壮大な景観の中をランナーたちが駆け抜けます。

11月15日(土) – 11月16日(日)

FunTrails Round 秩父&奥武蔵(100mile / 100km / 50km)

埼玉県秩父市の羊山公園を中心に、秩父地方と奥武蔵の山々を巡る国内屈指のロング・ウルトラトレイルです。11回目となる今回も埼玉県内の山岳地帯を活用した挑戦的なコースが設定されています。秩父神社からスタートし、秩父の歴史と文化に触れながら、関東随一の山岳トレイルを体験できる大会として、国内トレイルランナーから高い評価を得ています。

球磨川リバイバルトレイル(169km, 102km)

2020年7月の球磨川豪雨災害からの復興プロジェクトとして開催される、熊本県八代市・五木村・山江村・水上村を舞台にした大会です。清流球磨川が「暴れ川」となったあの日を忘れず、復興への歩みを共有しながら、雄大で美しい自然と共存する意義を体感できるトレイルランニングイベントです。カルスト地形や八代海を一望できる景観、地元住民の温かいおもてなしが特徴で、参加者は自然の脅威と恵みの両方を肌で感じることができます。

Wendover Woods 50m

イギリス南東部、イングランドのウェンドーバー・ウッズを舞台に開催される50マイル(約81km)のトレイルレースです。10マイル(約16km)のループコースを5周し、累積標高差は約3,050mとなります。制限時間は15時間で、99%がトレイルという純粋なトレイルランニングを楽しめるコース設定が魅力です。

前週末の主大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

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