[DC] 宮原徹、マルティナ・ヴァルマソイ / Martina Valmassoiが優勝、2015年 尾瀬岩鞍バーティカルキロメーター リザルト #OzeVK

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JSA(ジャパンスカイランニングアソシエーション)ジュニアシリーズ第4戦として、10月10日土曜日に尾瀬岩鞍バーティカルキロメーター / Oze Iwakura Vertical Kilometer(尾瀬VK)が開催されました。チーム・サロモンの有力アスリートも参加したエキスパートコース(5km/1000mD+)では宮原徹 / Toru Miyaharaマルティナ・ヴァルマソイ / Martina Valmassoiが優勝。ジュニアシリーズの高校生、中学生、小学生の部でもそれぞれチャンピオンが誕生しました。

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JapanSkyrunningAssociation-JSA-logo当サイトの尾瀬岩鞍バーティカルキロメーターのレポートはジャパンスカイランニングアソシエーション(JSA)のご協力でお届けしました。

バーティカル・キロメーター/(VK)は5kmほどの距離で標高差1000mを登り切るというシンプルかつタフな山岳レースです。尾瀬VKでは会場となる群馬県片品村のホワイトワールド尾瀬岩鞍スキー場の標高1000mから1700mまでのゲレンデを使って開催されました。

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表彰式後に皆さんで記念撮影。

国際的なVKの基準を満たすエキスパートコース(5km/1000mD+)を制したのは、自らをVKのエキスパートと自認する宮原徹 / Toru Miyahara(滝ヶ原自衛隊)でした。今年5月のスカイランニング日本選手権・上田VKで優勝、8月のPikes Peak Ascent(アメリカ)で優勝、富士登山駅伝での優勝など、日本の山岳レース、特に登りのスピードで日本に並ぶアスリートはいない宮原。宮原にとって今回参加したチーム・サロモンのリッキー・ゲイツ / Rickey Gatesは2014年のLone Peak VK(アメリカ)で競い合って惜敗したライバルでしたが、今回は圧勝しました。2位にはそのリッキー・ゲイツ / Rickey Gates、3位にはチーム・サロモン・インターナショナルのマネージャー、グレッグ・ヴォレ / Greg Volletが続きました。そして4位、5位には5月のスカイランニング日本選手権・上田VKで2位、3位となった渡辺良治 / Ryoji Watanabe加藤淳一 / Junichi Katoが続きました。

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4位となった渡部良治のスタート。

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優勝した宮原徹。最後まで全力の走りで圧倒的な登りの総力を見せつけた。

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2位になったリッキー・ゲイツ / Rickey Gates。昨年のThe Rut Lone Peak VKではキリアンについで2位、3位の宮原に4分の大差をつけている。

女子のレースを制したのはチーム・サロモンのマルティナ・ヴァルマソイ / Martina Valmassoi(イタリア)。スキーマウンテニアリング(スキーモー)のイタリア代表選手のキャリアを経て、トレイルランニングのレースに本格的に取り組み始めたのは今シーズンからですが、日本でも圧倒的な実力を発揮しました。2位には昨年秋に足のケガに伴う手術でレースからは遠ざかっていた日本のトレイルランニング界のクイーン・大石由美子 / Yumiko Ohishiが入りました。大石は2週前のウルトラトレイル・マウントフジのSTYでも2位となり、回復ぶりを印象付けました。3位にはアンナ・フロスト / Anna Frost。どちらかといえばウルトラ・ディスタンスを得意とし、シーズン終盤の疲労もあるはずですが、VKでも実力を示しました。4位には地元群馬県の加藤揚子 / Yoko Kato、5位にはスカイランニングのレースでは上位常連の小林知美 / Tomomi Kobayashiが入りました。

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優勝したマルティナ・ヴァルマソイ / Martina-Valmassoi のスタート。2位に1分半差でフィニッシュ。

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大石由美子 / Rumiko Ohishiのスタート。今回は2位で昨年秋のケガからの復活ぶりを印象付けた。

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フィニッシュ後の3位のアンナ・フロスト / Anna Frostと出産後初のレース出場となった鈴木博子 / Hiroko Suzuki(6位)。

今回の尾瀬岩鞍VKは初開催ながら、チーム・サロモンの海外アスリートを迎えてハイレベルなレースとなっただけでなく、地元群馬県を中心に多くのジュニア、ユースのランナーが集まり、スカイランニングの次世代をリードするアスリートが育ちつつあることを実感させました。特にチャレンジコースで中学生女子優勝の渡部春雅や、中学生で今回エキスパートコースに出場して一般の部で9位となった近江竜之介の成長には今後も目が離せません。

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中学生でエキスパートコースに出場、一般の部で9位となった近江竜之介。

今回の尾瀬VKはジュニアシリーズ第4戦となり、高校生(エキスパートコース)で菊川惠大 / Keita Kikugawa蝋山加奈子 / Kanako Royamaが優勝したのをはじめ、中学生、小学生の表彰(チャレンジコース)も行われました。ジュニアシリーズは11月15日開催の上越国際トレイルフェスが最終戦となります。

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その他、大会会場のホワイトワールド尾瀬岩鞍にはとうもろこしやトマトをはじめとする地元片品村の特産品のブースが並んで参加者を楽しませました。チーム・サロモンのアスリートからは大会当日の朝にトレイルランニングのコツを実演するクリニックが開催されて、100人近くの参加者がありました。また大会翌日のジャパンスカイランニングアソシエーションのメンバー向けのトレーニングキャンプは雨のためトレイルを走るセッションは中止となりましたが、グレッグ・ヴォレがスカイランニングのためのトレーニング方法論を解説し、参加者との間で活発な質疑応答がありました。アンナ・フロストは体幹トレーニングやヨガを取り入れたボディメンテナンスを実演し、参加者の皆さんは短時間ながら意外にも負荷が高いトレーニングに汗をかきながら充実した時間を過ごしました。

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大会当日に開催されたランニングクリニックでパワーハイクを実演するアンナ・フロスト / Anna Frost。

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大会翌日はJSAメンバーを対象にしたトレーニングに関するレクチャーが行われました。

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チーム・サロモンのマネージャーであり、自身もアスリートとして活躍するグレッグ・ヴォレ / Greg Volletによるレクチャーに参加者は熱心に聞き入っていました。

リザルト

大会全体のリザルトはこちら

エキスパートコース(5km/1000mD+)・一般の部

男子 / Men

  1. 宮原徹 / Toru Miyahara (滝ヶ原自衛隊) 0:42:05
  2. リッキー・ゲイツ / Rickey Gates (Salomon) 0:43:39
  3. グレッグ・ヴォレ / Greg Vollet (Salomon) 0:43:54
  4. 渡辺良治 / Ryoji Watanabe 0:45:03
  5. 加藤淳一 / Junichi Kato (MONTURA) 0:46:13
  6. / Katsuya Ishii 0:47:12
  7. 高田裕規 / Yuki Takada (滝ヶ原自衛隊) 0:48:14
  8. 永里剛毅 / (国分自衛隊) 0:48:49
  9. 近江竜之介 / Ryunosuke Ohmi 0:48:55
  10. 吉野大和 / Yamato Yoshino 0:49:33
  11. 小山真一 / Shinichi Koyama (第一空挺団) 0:49:58
  12. 名取将大 / Masahiro Natori (LaSportiva) 0:50:12
  13. 工藤祐輔 / Yusuke Kudo 0:50:35
  14. 市川竜太郎 / Ryutaro Ichikawa (滝ヶ原自衛隊) 0:50:45
  15. 高瀬裕行 / Hiroyuki Takase 0:51:02
  16. 西田順風 / Jumpu Nishida 0:51:10
  17. 鈴木龍弥 / Ryuya Suzuki (inov–8) 0:51:17
  18. 五十嵐太博 / Motohiro Igarashi 0:51:29
  19. 橋本誠 / Makoto Hashimoto 0:51:49
  20. 町田知宏 / Tomohiro Machida 0:51:59
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男子トップ5。左から5位加藤淳一、3位Greg Vollet、優勝の宮原徹、2位 リッキー・ゲイツ / Rickey Gates、 4位の渡辺良治。

女子 / Women

  1. マルティナ・ヴァルマソイ / Martina Valmassoi (Salomon) 0:57:45
  2. 大石由美子 / Yumiko Ohishi (LaSportiva) 0:59:13
  3. アンナ・フロスト / Anna Frost (Salomon) 1:00:39
  4. 加藤揚子 / Yoko Kato 1:00:55
  5. 小林知美 / Tomomi Kobayashi 1:01:15
  6. 鈴木博子 / Hiroko Suzuki (Salomon) 1:02:37
  7. 長谷川香奈子 / Kanako Hasegawa () 1:03:10
  8. / 1:04:30
  9. 星野緑 / Midori Hoshino (LaSportiva) 1:08:05
  10. 大松知恵 / Chie Ohmatsu 1:11:28
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女子トップ5。左から5位小林知美、3位 アンナ・フロスト / Anna Frost、優勝のマルティナ・ヴァルマソイ / Martina Valmassoi、2位の大石由美子、4位の加藤揚子。

エキスパートコース(5km/1000mD+)・高校生の部

男子 / Men

  1. 菊川惠大 / Keita Kikugawa 52:42
  2. 松本良介 / Ryosuke Matsumoto 54:02
  3. 金子智哉 / Tomoya Kaneko 1:02:49
  4. 松本啓斗 / Keito Matsumoto 1:06:32
  5. 松本隼人 / Hayato Matsumoto 1:13:39
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女子 / Women

  1. 蝋山加奈子 / Kanako Royama 1:24:16
  2. 関奈々星 / Nanase Seki 1:48:40

チャレンジコース(3km/700mD+)・一般の部

男子 / Men

  1. 立田章二 / Fumitsugu Tatsuta 0:26:54
  2. 高橋卓也 / Takuya Takahashi 0:27:43
  3. 増田健太郎 / Kentaro Masuda 0:29:19
  4. 宮下弘文 / Hirofumi Miyashita 0:29:21
  5. 古宇田貴史 / Takashi Kouta 0:30:34
  6. 町田千成 / Chinaru Machida 0:31:28
  7. 大塚俊勝 / Toshikatsu Ohtsuka 0:33:05
  8. 鈴木満滋 / Mitsushige Suzuki 0:33:29
  9. 蛭田晃仁 / Hiruta Akihito 0:33:48
  10. 林國夫 / Kunio Hayashi 0:34:06

女子 / Women

  1. 大塚恭子 / Kyoko Ohtsuka 0:33:44
  2. 須藤吉仕子 / Kishiko Suto 0:33:55
  3. 三牧奈保美 / Naomi Mimaki 0:34:56
  4. 星野江里加 / Erika Hoshino 0:36:25
  5. 真継成子 / Shigeko Matsugu 0:37:26

チャレンジコース(3km/700mD+)・高校生の部

男子 / Men

  1. 星野誉貴 / Yoshiki Hoshino 0:26:29
  2. 近江仁之介 / Jinnosuke Ohmi 0:29:12
  3. 鏑木光 / Hikari Kaburaki 0:29:24
  4. 戸丸純也 / Junya Tomaru 0:29:31
  5. 平川遼 / Ryo Hirakawa 0:29:37
  6. 宮﨑遼太 / Ryota Miyazaki 0:30:07
  7. 星野脩人 / Shuto Hoshino 0:30:40
  8. 矢野堅斗 / Kento Yano 0:30:43
  9. 駒井夏人 / Natsuto Komai 0:31:07
  10. 大竹澪 / Rei Otake 0:31:28
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女子 / Women

  1. 渡部春雅 / Kasuga Watanabe 0:29:22
  2. 笹川茉由 / Mayu Sasagawa 0:32:26
  3. 宮本愛音 / Aine Miyamoto 0:35:35
  4. 神田玲佳 / Reika Kanda 0:36:15
  5. 萩原楓 / Kaede Hagiwara 0:38:30
  6. 笠原初菜 / Hana Kasahara 0:38:30

参考

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