北大西洋のカナリア諸島は常夏のリゾート地としてヨーロッパでは知られますが、トレイルランニングの世界ではトランスグランカナリア Transgrancanariaの開催でヨーロッパにおけるシーズンが開幕する場所です。今年もUltra-Trail World Tourの第3戦として125km / 8,000mD+のレースが2月24日金曜日の午後11時(日本時間25日土曜日午前8時)にスタートします。日本からは奥宮俊祐さんが参戦するこの大会の模様を、当サイト・DogsorCaravan.comでは今回初めて現地からレポートします。
(写真・2016年のトランスグランカナリアのスタート。Photo courtesy of Transgrancanaria)
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今年も欧州のトップ選手が集結、ハイレベルなレースに
カナリア諸島(スペイン)のグラン・カナリア島は火山島で海から切り立った崖、樹林帯、灼熱の砂漠と多様性に富んだ自然環境の宝庫。そこで2003年から開催されているトランスグランカナリアはヨーロッパのトレイルがまだ寒く雪に覆われている早春に開催される人気の大会です。かつて当サイトでもこの大会が生まれた背景を紹介する記事を公開しています。メインイベントとなる125kmのレースは島北部の港町・アガエテ Agaeteを深夜にスタートし、樹林帯のアップダウンを繰り返して、テロル Teror(56.2km)を経て高度を上げます。巨大な一枚岩の先に屹立するヌブロ岩 Roque Nubloへと往復してからガラニャン Garañón(81.7km)へ。ここからは島の南部へ向かう砂漠のようなトレイルを駆け抜けて、エクスポメロナレス Expomelonares / Maspalomas(123.7km)へとフィニッシュします。制限時間は30時間。2014年から始まったUltra-Trail World Tourではヨーロッパでの開幕戦として多くのトップ選手が集まり、そのシーズンの注目選手を占う大会として存在感を高めています。また、スペインの国内シリーズ戦であるWAA Spain Ultra Cupにも参加していて、トレイルランニングの人気が高いスペインで人気の大会です。
大会についての今年の新しいトピックとしては、新しいイベントとして265km / 16,500mD+の「360°」が開催されます。島の南端であるマスパロマスをスタート・フィニッシュ地点とし、コースマーキングはなくエイドステーションもわずか5カ所と最小限、制限時間は101時間。UTMBにおけるPTLに似たレースです。22日水曜日の午前9時にスタートします。
125kmに先立って24日金曜日午前には42kmのMaratónがスタート。25日土曜日朝に125kmと並行して82km、30km、17kmがスタートします。17kmのコースでは大人と子どもが一緒にコースを走るイベントも。このほか全てのレースのフィニッシュ地点となるメイン会場のエクスポメロナレスにはトレイルランニング関連の様々なブランド、メーカーが出展する「Trail Zone」が開催されます。
当サイト初、現地からトランスグランカナリアをライブ速報します。
当サイトでは今週からグランカナリア島へ入り、今回のトランスグランカナリアについて、大会前の町や島の様子をお伝えするほか、125kmのレース開催中はコース上からライブ速報をお届けします。また、日本から参加する奥宮俊祐さんをはじめ、日本でもおなじみの有力選手のインタビューもお届けする予定です。シーズン初めのビッグイベントとして世界のトレイルランニング界では注目を集めながらも、日本ではあまり知られていないこの大会のレポートをどうぞお楽しみに。
メインイベントとなる125kmのスタートは2月24日金曜日の午後11時(日本時間25日土曜日午前8時)、トップの選手のフィニッシュはおよそ14時間後となります。
トランスグランカナリアについての情報源には次のものがあります。
- DogsorCaravan.comのTwitterアカウント、Facebookページ
- 大会ウェブサイト
- 出場選手一覧(大会ウェブサイト)
- 大会当日の各選手の通過状況を伝えるライブアップデートのウェブサイト(LiveTrail)
- 大会公式のTwitterアカウント
- 大会公式のFacebookページ
- 大会公式のライブストリーミング映像が配信される予定のウェブサイト
今回の有力選手のご紹介
265kmの新レースが開催されるなど年々拡大しているこの大会の人気は高く(とはいえ今大会ではまだエントリーは先着順で抽選は行われていません)、今回は日本人18人を含む3700人以上がエントリー。125kmのトランスグランカナリアには日本からの16人を含む836人のランナーがスタートラインに立つ予定です。
今回のトランスグランカナリアで活躍し、注目を浴びるのは誰か。日本の奥宮俊祐さんを含む有力選手をみてみましょう。
Women / 女性
女子のレースは昨年のUTMBでレースをリードしたカロリーヌ・シャヴェロ Caroline Chaverot(フランス)とアンドレア・ヒューザー Andrea Huser(スイス)が再び揃ってスタートラインに立ちます。トランスグランカナリアで2015年に2位、2016年に優勝しているカロリーヌ・シャヴェロにとって、昨年は長距離のトレイルランニングレースにおいてはほとんど完全制覇といえる活躍の一年でした。Trail du Ventoux 46k、MIUT 115k、80k du Mont Blanc、スカイランニング世界選手権・Buff Epic Trail 105k、UTMB、IAUトレイル世界選手権・Trans Peneda-Gerez 85k、MSIG Lantau 50kを制覇し、UTWT年間チャンピオンにも。ただ、これほどの好成績を挙げ続けると、翌シーズンはケガなどの不調に悩まされるアスリートが少なくありません。今シーズンからTeam Salomonに加わったシャヴェロの今シーズンを占うレースとなります。
一方、アンドレア・ヒューザーは昨年のUTMBでトップのシャヴェロを追い詰める快走で7分差の2位。UTMB以外にもシャヴェロが優勝したレースでは2015年Lavaredo Ultra Trailで7位、Eiger Ultra Trailで2位(9分差)、2016年TransGranCanariaで2位(118分差)、MIUTで2位(82分差)となっていて、まだシャヴェロとの直接対決で勝ったことはありません。2015年、2016年は年間十数回はトレイルのレースを走っていて昨年はLavaredo、レユニオン(Diagonale des Fous)でも優勝。今年も1月の香港で開催されたUltra-Trail Tai Mo Shan 100マイルで優勝したばかりです。
スペインの女性ランナーで今回最も表彰台に近いのはアザラ・ガルシア Azara García De Los Salmonesでしょう。昨年のIAUトレイル世界選手権・Trans Peneda-Gerez 85kでは優勝したシャヴェロに6分差で2位に。ただ、このほかはもっぱら40-50kmくらいまでのレースで実力を発揮していて、例えば昨年のスカイランニング世界選手権・Buff Epic Trailでは42kのSKYカテゴリーでは2位(優勝したマイテ・マイオラに2分差)、2015年のZagama Marathonで優勝しています。100km以上のレースへの挑戦は今回が初めてのはずで、シャヴェロやヒューザーにどう挑むか。
さらに表彰台に立つ可能性が高そうな選手が続きます。ジェンマ・アレナス Gemma Arenas Alcazar(スペイン)はスカイランニングのULTRAカテゴリーのレースで活躍。Transvulcania 73kで6位、Ultra Skymarathon Madeira 55kで優勝、High Trail Vanoise 67kで4位、スカイランニング世界選手権・Buff Epic Trail 105kで9位、Ultra Pirineu 110k優勝、IAUトレイル世界選手権・Trans Peneda-Gerez 85kで5位。今シーズンはさらなる飛躍を目指します。フランスのジュリエット・ブランシェ Juliette Blanchetは最近ではレユニオン Diagonale des Fousで2014年、2016年に2位。昨年のUTMBでは4位、Eiger Ultra Trailで3位となっています。イタリアのリサ・ボルザニ Lisa Borzaniは昨年はHK100で2位となったのちAndorra Ultra Trail 170kやトル・デ・ジアンで優勝しているイタリアの長距離トレイルランニングのトップ選手。今年1月のHK100では途中でリタイアでした。
このほか、マリア・ピラ Maria Mercedes Pila Viracocha(エクアドル)は恐らくスペイン在住で昨年はTransgrancanariaの83kmで3位、Penyagolosa Trails 115kやGran Trail de Peñalara 110kなどスペインのレースで優勝しています。クリスティン・ベルグルント Kristin Berglund(オーストリア)は昨年のZugspitz Ultratrailで優勝、男女総合で5位のほか、Trans-Alpine Runでは女子2位。こちらも母国やドイツ以外でのレースは初めて。ポーランドのエヴァ・マヘール Ewa Majerは母国でのトレイルレースで優勝を重ねていて、国際的な大会は今回が初めて。100km / 4000mD+のコースを9時間41分で走る実力です。
このほか、注目のアスリートとして次の人たちが続きます。
- イルディコ・ヴェルミシャー Ildiko Wermescher(ドイツ):2016年Eiger Ultra Trailで4位、UTMBで7位
- ユリア・ベイコワ Yulia Baykova(イタリア):2016年CCCで6位、Lavaredo Ultra Trailで10位。
- エレーヌ・オジ Helene Ogi(スイス):2016年Eiger Ultra Trailで5位。
- メラニー・ルセ Mélanie Rousset(フランス):2015年UTMBで9位、昨年はMIUT 115kで5位、Eiger Ultra Trailで7位、レユニオン Diagonale des Fousで4位。
- マヌエラ・ヴィラセカ Manuela Vilaseca(ブラジル):2015年のTransgrancanariaで5位。Lavaredo Ultra Trailで2015年5位、2016年に7位。2015年UTMBで10位。
- ジェニファー・ベンナ Jennifer Benna(アメリカ):2015年American River 50優勝、2016年はSean O’Brien 100kで3位、Leadville 100で3位。
- ライア・ディアス Laia Diez Fontanet(スペイン):2015年のTransgrancanaria 83kで3位、2016年Ultra Pirineu 100kで7位。
Men / 男性
男子のレースはトレイルランニングファンにはおなじみの名前から、最近台頭してきたアスリートまで上位陣は賑やかなレースとなりそうです。
これまでの実績をもとに優勝候補を挙げるならば、ディドリク・ヘルマンセン Didrik Hermansen(ノルウェー)、セイジ・カナディ Sage Canaday(アメリカ)、【追記・セイジ・カナディ Sage Canadayは出場しません。】アンディ・サイモンズ Andrew Symonds(イギリス)が上がるでしょう。ディドリク・ヘルマンセンはIAU100km世界選手権にノルウェー代表として出場するなど、ロードのスピードがあるウルトラランナーですが、2015年のLavaredo Ultra Trailで優勝、2016年のTransgrancanariaで優勝、ウェスタンステイツで2位とトレイルランニングでその実力を発揮しています。最近では1月のHK100で4位となっています。TransGranCanariaでは2014年に83kmに出て5位となってから、15年は125kmで2位に。今回が4回目の出場となり、コースにも慣れているでしょう。
アメリカのセイジ・カナディはフルマラソンPRが2時間17分というスピードランナーでその成績にはSpeedgoat 50kで2013ー15年に3連覇、2014年TNF 50mile Championshipで優勝とトレイルでも実力を証明しています。最近ではヘルマンセンも出ていた1月のHK100で3位(4位のヘルマンセンと9分差)。今回が初のTransgrancanariaへの挑戦となります。
アンディ・サイモンズは昨年のTransgrancanariaで5位となったのち、Transvulcaniaで4位、Lavaredoで優勝、スカイランニング世界選手権・Buff Epic Trail 105kで2位、IAUトレイル世界選手権で9位。今回も優勝争いに絡む展開が見込まれます。
これに続いてトップ3も含めて表彰台に登りそうなアスリートを挙げるとかなり長いリストになります。
まず、先月のHK100で積極的にレースをリードして2位になったダニエル・ユング Daniel Jung(イタリア)が出場します。昨年のTransAlpine Runで優勝したほかはトレイルランニングで目立った実績になかったユングでしたが、HK100では世界トップクラスの力の持ち主であることを示しました。TransGranCanariaでも好成績が期待されます。若手では26歳のパウ・カペル Pau Capell Gil(スペイン)に注目。Transgrancanariaでは2015年に83kmで優勝し、昨年は3位(優勝のヘルマンセンから40分差)。昨年はUTWTのレースでHK100で4位、Ultra-Trail Australiaで優勝、Lavaredoで6位。TDSでは優勝しています。経験豊富な選手としては、まずはジュリアン・ショリエ Julien Chorier(フランス)が挙げられます。UTMFやDiagonale des Fous、Hardrock、UTMBと数々のタイトルを持つショリエはTransgrancanariaでは2014年に2位、2016年に7位。昨年夏のUTMBでも8位になったのちは、中国のUT Mt.Siguniangで4位、MSIG Lantau 50kで6位、今年1月のHK100で10位と中国、香港で連戦でした。今回も後半に強い粘り強い走りがみられるでしょう。【追記・ジュリアンはケガのため出場を見送ります】そしてアントワン・ギュイヨン Antoine Guillon (フランス)も今回エントリーしています。こちらもショリエと同じように日本のファンにもなじみのあるヨーロッパのレースで実績豊富なトップ選手で特に2007年から毎年出場しているレユニオン Diagonale des Fousでは安定して上位に入る、しぶとい走りが持ち味です。Transgrancanariaも2011年に4位となって以来、今回が5回目。2015年には3位になっています。ファビアン・アントリーノス Fabien Antolinos(フランス)は2015年UTMBで5位となったのち、昨年4月のMIUT 115kで4位に。フルビオ・ダピ Fulvio Dapit(イタリア)は昨年のMIUT 115kで6位、スカイランニングのレースであるHigh Trail Vanoiseで4位、Trofeo Kimaで11位。オーストラリアのベン・ダフュース Benjamin Duffusは24歳でレースへの出場は多くありませんが昨年のUltra-Trail Australiaではパウ・カペルに19分差で2位となっています。今回のダークホース的な存在です。
さらにこの後に続く次の名前も、実力は上にあげた選手と近く、同じような活躍が期待できそう。
- ドミトリー・ミチャエフ Dmitry Mityaew(ロシア):Elbrus World Race 33.5kで2015年、2016年優勝。2016年Ultra Pirineuで7位。
- ティム・オルソン Timothy Olson(アメリカ):2012年、13年のウェスタンステイツでチャンピオンで大会記録保持者。2013年UTMBでは4位。Transgrancanariaでは2014年に3位。
- ミカエル・パセロ Mikael Pasero(フランス):2015年80km du Mont Blancで5位、2016年はAndorra Ultra Trail 83kで優勝、レユニオン Diagonale des Fousで12位。
- ディエゴ・パゾス Diego Pazos(スイス):2015年にCCCで5位、レユニオン Diagonale des Fousで4位。2016年はTransGranCanariaで4位、80km du Mont Blanc優勝、Eiger Ultra Trail優勝、IAUトレイル世界選手権6位。
- ジェラルド・モラレス Gerard Morales(スペイン):昨年のTransGranCanariaで12位、Ultra Pirineuで8位。
- ジウーリオ・オルナティ Giulio Ornati(イタリア):昨年のUTMBで9位。TransGranCanariaでは22位。
- セバス・サンチェス Sebas Sanchez(スペイン):昨年はスカイランニング世界選手権・Buff Epic Trail 105kで7位。Transgrancanaria 83kで優勝、Ultra Pirineuで6位、Penyagolosa Trails CSPで優勝。
- ジェライ・デュラン Yeray Duran(スペイン):昨年のスカイランニング世界選手権・Buff Epic Trail 105kで6位、TDSで2位。Transgrancanariaでは2014年に4位。カナリア諸島出身。
注目のアスリートとして次の人たちが続きます。
- アンソニー・ゲイ Anthony Gay(フランス):2016年Laveredoで9位。
- マキシム・カザジャス Maxime Cazajous(フランス):2016年レユニオン Diagonale des Fousで5位。
- ルイス・フェルナンデス Luís Fernandes(ポルトガル):2016年スカイランニング世界選手権・Buff Epic Trail 105kで8位、MIUT 115kで7位、Ultra Skymarathon Madeiraで3位。
- トーマス・ファーブマッハー Thomas Farbmacher(オーストリア):2016年Zugspitz Ultratrailで優勝。
- バルトス・ゴルチカ Bartosz Gorczyca(ポーランド):ポーランド国内のレースで活躍、昨年の2016年IAUトレイル世界選手権では77位。
- ジョルディ・ガミト Jordi Gamito Baus(スペイン): 2016年Eiger Ultra Trailで3位、TransGranCanariaで10位。
- バイダス・ゼラビス Vaidas Zlabys(リトアニア):昨年のTransGranCanariaで3位。
- ベノワ・ジロンデル Benoit Girondel(フランス):昨年のMIUT 115kで8位、短縮されたUTMFで6位。Templiers 100k優勝。
- 奥宮俊祐 Shunsuke Okunomiya(日本):昨年はEiger Ultra Trail 51kで8位、TransAlpine Runで14位、ハセツネCUPで21位。
- マルコ・ザンチ Marco Zanchi(イタリア):2016年はLavaredoで8位、UTMBで11位、レユニオン Diagonale des Fousで9位など。
- ケイシー・モーガン Casey Morgan(イギリス):2014年TransGranCanariaで10位、2016年Eco Trail Funchal 80kで2位。
- サンゲ・シェルパ Sangé Sherpa(ネパール): TransGranCanariaでは2015年17位、2016年18位。
- ビクター・ベルナルド Victor Bernad Blasco(スペイン): 2016年UTMBで13位。
- フレディ・テベニン Freddy Thevenin(フランス):2015年Transgrancanariaで8位、レユニオン Diagonale des Fousで3位。
- ナウエル・パサラ Nahuel Passerat(フランス):2016年Andorra Ultra Trail 170kで優勝。
- ニコラ・バッシ Nicola Bassi(イタリア):2016年Andorra Ultra Trail 170kで3位。
- セバスチャン・バファード Sébastien Buffard(フランス):2016年Eco Trail de Paris 80kで9位。
- ジョン・ティッド John Tidd(アメリカ):2015年UTMBで15位。
83km、43km、256kmにエントリーしているアスリート
UTWTの第3戦となる125km以外のレースにも、これまでTransgrancanariaなどで活躍しているおなじみの有力選手がエントリーしています。
83k Advanced
- ヘクター・ハインズ Hector Haines(イギリス):2016年Limone Extremeで2位。
- ジウリアーノ・カバーロ Giuliano Cavallo(イタリア):2016年CCCで3位。
- ジュリアン・ナバーロ Julien Navarro(フランス):2014年Trail Ubaye 40kで2位。
- セバスチャン・シェニョー Sébastien Chaigneau(フランス):2012年、2013年のTransgrancanariaを連覇。2011年には3位。
- ソフィー・グラント Sophie Grant(イギリス):2016年のTransgrancanariaで女子6位。
43k Maraton
- ヌリア・ピカス Núria Picas(スペイン):Transgrancanariaでは2014、2015年と連覇。最近では1月のHK100で女子優勝。
- ライアン・サンデス Ryan Sandes(南アフリカ): 2013年にTransgrancanariaの83kで優勝、2014年に125kで優勝。昨年はTarawera 100kで3位、Ultra-Trail Australiaで4位、レユニオン Diagonale des Fousで4位。
- パウ・バルトロ Pau Bartoló Roca(スペイン):2014年CCC、2015年TDSで優勝。TransGranCanariaでは2014年に85kで優勝。
- ピョートル・ヘルコック Piotr Hercog(ポーランド):2014年UFMFで9位、2015年UTMBで10位。Transgrancanariaでは2014年に13位、2015年に10位。2013年に83kで9位。
265km 360°
- クリストフ・ルソー Christophe Le Saux(フランス):Transgrancanariaでは2014年に14位、2015年に15位。