DC Weekly | 先週末は上州武尊山、Ultra Pirineu、今週はHalf MDS、粟ケ岳、斑尾など・2017年9月27日

前週末の主な大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyを今年もお届けします。このDC Weeklyへ皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

(写真・今週火曜日に開幕したHalf MDS。サハラマラソンの開催されるモロッコからほど近い、カナリア諸島フエルテベントゥーラ島が舞台となっている。Photo by © Valentin Campagnie / Half MDS Fuerteventura)

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先週末のイベント

9月22日金曜日 – 24日日曜日:上州武尊山

  • 上州武尊山スカイビュートレイル(120k/60k/30k):群馬県川場村、片品村、みなかみ町で開催。リザルトはこちらから。
    • 上州武尊山120kのコースを進む政正恵。Photo by Erwan LeBras

      120(129km 9200mD+)の男子のレースは序盤のコースのハイライトとなる剣ヶ峰、武尊山を通過した武尊牧場(49km)では福井哲也が一歩リード、さらに下ったかたしな高原スキー場(62km)では福井が小島弘道、小林誠治、木村隼人に2分半とリードを広げます。しかし80kmを過ぎた頃から福井は次第に失速。続いていた小林、木村も先頭グループからは離脱。赤倉林道分岐(83km)には三浦裕一が先頭で2分差で小島が続きます。ここからはが小島との差を広げ続けて17時間18分でフィニッシュ。2位の小島弘道との差を30分まで広げました。3位は木村隼人で三浦との差は59分でした。福井哲也は4位、小林誠治はリタイアしています。女子は山ノ内はるかがリードし、その後10-20分差で大石由美子、さらに10-20分空けて加藤揚子、政正恵が続く展開が太郎大日堂(106km)まで続きましたが、最後の一山を手前に山ノ内はエイドで長い休養を必要としたのかもしれません。続いていた3人に先を譲ることとなりました。優勝は大石由美子で20時間29分というタイムはコースが120kmとなった2014年以降では大会記録(21時間11分、2014年岩楯志帆)を上回る新記録。男女総合12位でした。女子2位は加藤揚子で21時間18分、3位は政正恵で21時26分。山ノ内はるかが4位で22時間1分でした。

    • 70(75km 4500mD+)の男子は五十嵐太博が9時間41分で昨年に続いて二連勝、女子優勝は枝元香菜子で11時間30分でした。
    • 30(32km 1800mD+)は吉野大和が2時間42分、渡邉ゆかりが3時間34分で男女それぞれで優勝しています。
  • Asia_Trail_MasterVietnam Mountain Marathon (100k, 72k):ベトナム・サパで開催されるトレイルランニングレースで、Asia Trail Masterのシリーズ戦の一つでした。リザルトは大会ウェブサイトから。

9月23日土曜日 – 24日日曜日:石井マウンテンマラソン、泉ヶ岳

9月23日土曜日:Ultra Pirineu

  • Ultra Pirineu (110k):スペイン、ピレネー山脈のカディ・モイセロ国立公園で開催。45kmなどいくつかのレースが開催されますが、110km 6800mD+のレースが大会の中心となり、今年のスカイランナー・ワールドシリーズのSky Ultraカテゴリーの最終戦となります。
    • 110kmの男子はやや番狂わせな結果です。ルイス・アルベルト・ヘルナンド Luis Alberto Hernandoは位のトラブルで優勝を逃して6位に。今回優勝したのはパブロ・ビラ Pablo Villaで12時間30分でフィニッシュ。2位はロシアのドミトリー・ミトヤエフ Dmitry Mityaev で優勝タイムから3分。12時間44分でオーレリアン・デュナン=パラス Aurélien Dunand-Pallaz でした。この日が最終戦だったスカイランナー・ワールドシリーズのSky Ultraカテゴリーはルイス・アルベルト・ヘルナンドが年間チャンピオンに決まりました。女子のレースはスペインのトップ選手二人のレースになりました。マイテ・マイオラMaite Maioraが14時間22分で優勝、2位はヌリア・ピカス Núria Picasで14時間41分、3位はエカテリーナ・ミチャエワ Ekaterina Mityaevaで15時間41分。Sky Ultraカテゴリー女子の年間チャンピオンはこの日は出場しなかったラグナ・デバッツ Ragna Debatsに決まりました。リザルトはこちら
    • 45km 2400mD+のレースに出たキリアン Kilian Jornetは3時間44分でフィニッシュして優勝。大会記録を17分上回る圧勝でした。26秒差の僅差で2位はニコラ・マルタン Nicolas Martin。3位は3時間46分でビム・グルン Bhim Gurungでした。女子はルース・クロフト が4時間19分で優勝。ラウラ・オルゲ Laura Orguéグリケリア・チャチャ Glykeria Tziatziaが4時間25分、4時間32分でそれぞれ2位、3位でした。リザルトはこちら
  • 青鳩トレイル大磯〜大山大会(30km, 12km):神奈川県大磯から大山まで駆け上がるコースで昨年に続いて2回目の開催。NPO野外活動(自然体験)推進事業団がプロデュースする大会。リザルトはこちら(掲載され次第リンクします)。
  • Mizukami Mountain Fes(4.3km 1,150mD+):熊本県水上村。市房山山頂でフィニッシュするバーティカルレースが行われ、男子は山下道弘が59分59秒で優勝。女子は3人の参加者で優勝は中熊恵で1時間14分41秒でした。リザルトはこちら

9月23日土曜日 – 30日土曜日:Grand to Grand Ultra

  • Grand to Grand Ultra (273 km, 6 stages):アメリカ・アリゾナ州とユタ州にまたがるエリアで開催されるステージレースです。本稿執筆時点では月曜日の第二ステージまでのリザルトが発表されていて、リードしているのはフランスのエリック・クラバリー Erik Claveryです。

9月24日日曜日:三河高原

今週末のイベント

9月23日土曜日 – 30日土曜日:Grand to Grand Ultra

  • Grand to Grand Ultra (273 km, 6 stages):アメリカ・アリゾナ州とユタ州にまたがるエリアで開催されるステージレースは今週末まで続きます。

9月26日火曜日 – 29日金曜日:Half MDS – Fuerteventura

  • Half MDS (120km, 3 stages):カナリア諸島のフエルテベントゥーラ島で開催。毎年4月にモロッコで開催されるサハラマラソン des Sables(MDS)の姉妹大会として今年初開催。3ステージ(うち一つは二日に渡るロングステージ)、4日間で計120kmという距離はちょうどMDSの半分ということになります。期間中の食べ物や装備は全て最初から携行、夜はグループでテント泊というフォーマットはモロッコのMDSと共通。日本からの2人を含む257人が参加する今回の大会は本稿執筆時点で第一ステージを終了。アレハンドロ・フラグエラ Alejandro Fraguela Breijo(スペイン)、アナ・マリー・ワトソン Anna Marie Watson(イギリス)がそれぞれ初日を男女トップで終えています。リザルト速報はこちら

9月28日木曜日 – 10月4日水曜日:Ultra Gobi

  • Ultra Gobi (400km):中国・ゴビ砂漠で開催。ゴビ砂漠で開催される大会はいくつかありますが、こちらは400kmのシングルステージ、マーキングなし、装備や補給食は持参というTJARに似たフォーマットの大会です。砂漠のコースですが、標高は1100mくらいから最高では3000mを超えるところもあるようです。わずか50人の参加選手の一人として、日本の岩崎勉も参加します。

9月29日金曜日 – 30日土曜日:Spartathlon, Bear 100

  • Spartathlon (246k):ギリシャで開催されるウルトラマラソンで、古代の逸話の通り、アテネからスパルタまでを走ろうというアイディアから生まれた大会は1984年から続いています。250kmを36時間の制限時間で走りきるという、完走へのハードルは低くない大会です。今年も391人の選手が参加(そのうち日本からは55人)して29日金曜日の午前7時(日本時間同日午後1時)にスタートします。レース中の各選手の経過はこちらのウェブサイトで見ることができそうです。
  • The Bear 100: アメリカのユタ州とアイダホ州にまたがるエリアで開催。男子では今年UTMBに出たばかりのジェフ・ブラウニング Jeff Browning、9月のRun Rabbit Run 100で2位のマーク・ハモンド Mark Hammond、そしてルーク・ネルソン Luke Nelsonティモシー・オルソン Timothy Olsonもエントリーしています。

9月30日土曜日 – 10月1日日曜日:粟ケ岳

9月30日土曜日:富士山麓、Birkie Trail Run, Skyrhune

  • 富士山麓トレイルラン(18k/9.5k):富士河口湖町、鳴沢村で開催。足和田山、紅葉台を通るコースを往復する18kmのレースは、福田六花さんのプロデュースで今年で11回目を迎えます。
  • Birkie Trail Run (100k, Marathon, Half-Marathon, 5k):アメリカ・ウィスコンシン州。21kmのレースがアメリカ陸連のトレイル・ハーフマラソン全米選手権となっています。
  • La Skyrhune (21km):フランス領バスク(ペイ・バスク・フランセ)にあるアスカン Ascainで開催。距離は21kmながら累積獲得高度は1700mD+に達します。

10月1日日曜日:アサマ2000、斑尾、蒜山

  • アサマ2000スカイレース(12k):群馬県。浅間山が間近な高峰温泉を会場に、東篭ノ登山などの山岳コースを走るレース。日本スカイランニング協会が主催する大会で、JSAジュニアシリーズのレースとなっています。
  • Madarao Forest Trails 50k(50k/16k):2週前に信越五岳が開催された斑尾高原で開催される大会で2007年から続く大会です。石川弘樹さんがプロデュースする斑尾のトレイルを楽しむのはもちろん、信越五岳に挑戦したいランナーにとっては入門編ともいえるレースでしょう。
  • 水見色トレラン(3時間):高山・市民の森(静岡市)で開催。一周3.5kmの周回コースを3時間で何周できるかを競います。個人のほか、チームでリレー、一周のみのキッズの部もあります。
  • 新庄・蒜山 スーパートレイル(70k, 25k):岡山県新庄村・真庭市の蒜山周辺の山岳エリアで開催。74.5kmのコースの累積獲得高度は3,190mD+。来年の大会からAsia Trail Masterのシリーズ戦となります。
  • 土佐塩の道トレイルランニングレース(25k, 50k):高知県香南市。「土佐塩の道」をたどるコースで開催されます。
  • 英彦山修験道トレイルin東峰村(36k, 24k):九州の修験道の山として知られる英彦山(ひこさん)で開催。36kmのコースの累積獲得高度は3,600mD+。
  • Lantau 2 Peaks (23k):香港・ランタオ島。香港国際空港があり、香港でも豊かな自然が残るランタオ島のらんタオピーク、サンセット・ピークをコースとするハードな大会。香港のトレイルランニングのシーズン入りを告げる大会です。

 

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