DC Weekly 2019年11月25日 – びわ湖バレイスカイラン・ジャパンシリーズ最終戦、100kmアジアオセアニア選手権、JFK50

今シーズンの日本のスカイランニング・シーズンを締めくくるびわ湖バレイスカイランが開催されました。海外ではヨルダンで開催された100kmアジアオセアニア選手権で日本代表選手が男女ともに優勝。今週末はOman by UTMB®︎や台湾のFormosa Trailに日本から多くの選手が参加します。

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーも2020年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

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(写真・びわ湖スカイレースのスタート。 by © 計測工房)

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先週末のイベント

11月23日土曜日 – 24日日曜日

びわ湖バレイスカイラン/Biwako Valley SkyRun(13.5km, VK)

滋賀県・びわ湖バレイを会場に開催。土曜日にバーティカル(4.3km 900mD+)、日曜日にスカイレース(22.0km 2200mD+)が開催され、いずれもスカイランナー・ジャパンシリーズのそれぞれVKシリーズ、スカイシリーズの最終戦で、今年のシリーズ戦に参加している選手から資格を満たしたエリート選手のみが最終戦に参加することができました。バーティカルについてはスカイランニング日本選手権(VKおよびユース)ともなっていました。リザルトは大会ウェブサイトに掲載される見込みです。

土曜日のバーティカル女子は今シーズンの世界シリーズ戦、VKWCで2位となった世界の吉住友里 が42分21秒で圧勝。ケガからの復帰戦でしたが、シーズン最後の最終戦を笑顔で締めくくりました。2位には高橋友理奈 Yurina Takahashiが44分0秒。今シーズンからVKシリーズに参戦して先日の烏帽子VKでは3位となっている新鋭です。3位には45分58秒で高村貴子 が続きました。男子は今年のワールドシリーズチャンピオン、上田瑠偉 Ruy Uedaが32分45秒でバーティカルの皇帝・宮原徹 Toru Miyahara(33分1秒)を16秒差で破って優勝。上田と宮原のVKのレースでの直接対決では昨年4月の粟ケ岳に続いて上田に軍配が上がる結果でした。3位には新牛込崇史 Takashi Shinushigomeが34分37秒で続きました。ジャパンシリーズ年間チャンピオンは今回の最終戦の結果により、女子は吉住友里、男子は宮原徹と決まりました。またユース日本選手権については女子総合2位の高橋友理奈 Yurina Takahashi、男子総合4位の山口大河 Taiga Yamaguchiが優勝しています。

びわ湖バーティカルのスタート。Photo by © 計測工房

びわ湖バーティカルのスタート。Photo by © 計測工房

日曜日のスカイレース女子は高村貴子 Takako Takamuraが後続に10分近い差をつけて2時間53分で優勝。上田絢加 Ayaka Uedaが3時間3分で2位、楠田涼葉 Suzuha Kusudaが3時間5分で3位となりました。男子は前日のVKに続いて上田と宮原の直接対決ですが、珍しいVK以外のレースでの直接対決となりました。上田瑠偉 Ruy Uedaが宮原を前半の上りからリードしましたが、終盤の下りでさらにリードを広げて宮原に7分20秒の大差をつける2時間13分で優勝。宮原徹 Toru Miyaharaは2時間20分、2位でフィニッシュ。3位には近藤敬仁 Yoshihito Kondoが宮原に18秒差の2時間21分で続きました。ジャパンシリーズ年間チャンピオンは女子が高村貴子(粟ケ岳3位、上田優勝、びわ湖優勝)、男子が上田瑠偉(粟ケ岳優勝、富士登山2位、琵琶湖優勝)となりました。

前日のバーティカルに続いてびわ湖スカイレースで優勝した上田瑠偉。Photo by © 計測工房

前日のバーティカルに続いてびわ湖スカイレースで優勝した上田瑠偉。Photo by © 計測工房

なお、日曜日に13.5km 1300mD+のコースでオープンレースとして開催されたスカイレースでは板垣渚 Nagisa Itagaki(1時間28分)、稲毛日菜子 Hinako Inage(1時間49分)がそれぞれ優勝しました。

11月23日土曜日

Barcelona Trail Races (76k)

カタルーニャのバルセロナ市内をスタート・フィニッシュ地点とする都市型のトレイルランニング大会。リザルトはこちら

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IAU 100kmアジア・オセアニア選手権

ヨルダン南部、アカバ Aqabaで100kmのロード・ウルトラマラソンのアジア・オセアニア選手権が開催されました。参加したのは日本、オーストラリア、インド、ヨルダン、レバノンの5カ国、男女合わせて24人。レースは男女ともに日本勢がリードし、山内英昭 Hideaki Yamauchi、藤澤舞 Mai Fujisawaが優勝を勝ち取りました。男子のレースは板垣辰矢 Tatsuya Itagakiがスタート直後からリードしましたが、90kmを過ぎたあたりから失速。続いていた山内が7時間11分42秒で優勝。36分と差が開いて2位にブレンダン・デイビス Brendan Davies(オーストラリア)が7時間49分16秒。3位はディーパク・バスデフ・バンベ Deepak Vasudev Bandbe(インド)で8時間4分16秒。女子では藤澤舞が終始レースをリードして8時間20分44秒で優勝。2番手は安曇樹香 Konoka Azumi(日本)が続いていましたが、終盤にアメリア・グリフィス Amelia Griffith(オーストラリア)に先を譲ることになります。2位はグリフィスで8時間57分2秒、3位に安曇が9時間3分22秒、という結果でした。リザルトはこちら

IAU 100kmアジア・オセアニア選手権で優勝した藤澤舞。Photo courtesy of IAU

100kmアジア・オセアニア選手権で優勝した藤澤舞。Photo courtesy of

IAU 100kmアジア・オセアニア選手権で優勝した山内英昭(中央)。Photo courtesy of IAU

IAU 100kmアジア・オセアニア選手権で優勝した山内英昭(中央)。Photo courtesy of IAU

JFK 50

アメリカ・バージニア州で開催。1963年に始まった伝統ある50マイルのウルトラマラソン。男子は25歳のセス・ルーリング Seth Ruhlingが5時間38分で優勝。女子はセシリア・フローリ Cecilia Flori(イタリア)が6時間46分で優勝でした。リザルトはこちら

11月24日日曜日

生駒チャレンジ登山大会

大阪府交野市の私市水辺プラザを会場に大阪府山岳連盟が開催する大会。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

石和・春日居温泉郷 富士山眺望トレイルラン&ウォーク(30km/11km)

山梨県笛吹市の春日居スポーツ広場を拠点に開催。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

錦江町でんしろうトレイル(30k)

鹿児島県錦江町で開催。花瀬でんしろう館を拠点に30kmと18kmのレースが開催されます。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

Clark-Myamit Falls Trail Ultra (82k, 60k)

フィリピン、ルソン島のマニラ郊外で開催される50マイルレース。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

今週末開催のイベント

11月28日木曜日 – 30日土曜日

Oman by UTMB®︎ (170k, 130k, 50k)

アラビア半島の東端、オマーン Omanで開催。UTMB®︎とのタイアップで開催される「by UTMB®︎」の大会として2回目の開催で、今年はさらに距離を延ばした170km、そして50kmが加わり三つのレースが開催される大会となります。130kmのレースにはフランスからセバスチャン・シェニョー Sebastien Chaigneauジュリアン・ショリエ 、50kmにフェルナンダ・マシェール (ブラジル)がエントリーしています。日本からは170kmに宮﨑喜美乃 Kimino Miyazaki、130kmに城武雅 Masashi Shirotakeなどあわせて28人がエントリーしています。170kmは28日木曜日午後1時(日本時間同日午後6時)、130kmは28日木曜日午後7時30分(日本時間29日金曜日午前12時30分)にスタート。ライブ速報はLiveTrailのウェブサイトから。

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11月29日金曜日 – 12月7日土曜日

Cambodia – The Ancient Khmer Path (220km 6 stages)

カンボジアで開催されるステージレースで、プノンペン近郊からアンコールまでの220kmを6つのステージで完走するというイベント。コースは大きな登り下りはあまりありませんが、森や湿地帯などの自然のままの環境が待ち受けます。

11月29日金曜日 – 12月1日日曜日

HK168 (Full 168, 84k, 55k, 20k)

香港のニューテリトリーのTai Mei Tuk 大美督をスタート・フィニッシュ地点とする100マイル。168kmのコースの累積獲得高度は11,000mD+を超えるといいます。デモ活動に端を発する社会不安が続き、道路や地下鉄の運行にも支障が出ている香港ですが、この大会は先週末に予定通り開催することを表明しています。

11月30日土曜日

Ultra-Trail Cape Town (100k, 65k, 20k)


南アフリカ・ケープタウンをスタート・フィニッシュ地点とするレース。30日土曜日午前4時(日本時間同日午前11時)にスタートする100km 4300mD+のレースは今年のUltra-Trail World Tourの最終戦となります。男子ではフランソワ・デンヌ François D’Haene(フランス)、ニコラ・マルタン Nicolas Martin(フランス)、アンドレ・ジョンソン Andre Jonsson(スウェーデン)、グレゴワール・クルメール Gregoire Curmer(フランス)、セス・スワンソン Seth Swanson(アメリカ)、パディ・オレアリー Paddy O’Leary(アイルランド)、そして日本の松永紘明 。女子ではルーシー・バーソロミュー Lucy Bertholomewアマンダ・バシャム Amanda Bashamマグダレナ・ラジャック Magdalena Laczak(ポーランド)など、シーズン最後を飾るにふさわしい見どころあるレースとなりそうです。LiveTrailのウェブサイトはこちら。

La SaintéLyon (76k, 44k, 23k, リレー)

フランスで開催。サン=テティエンヌ Saint-Étienneからリヨン Lyonをつなぐ76kmの林道や舗装路のコースで開催される大会で、夜間に開催されるのが特徴です。LiveTrailのウェブサイトはこちら。

The Punisher (80km, 50km, 25km)

Asia_Trail_Master

フィリピン南部、ダバオ近郊で開催。80kの累積獲得高度は2257mD+。コースは砂浜、滝、山とバラエティに富んだ構成となっています。Asia Trail Masterの大会です。

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Formosa Trail (104k, 75k, 40k, 16k,8k)

台湾中部、埔里 Puliで開催の104km 5650mD+など4つのレースが開催される大会。2006年から始まる大会は今年で4回目の開催。全体で約1500人がエントリーする中で日本からのエントリーは約150人となっています。エントリーリストはこちら

奥武蔵伊豆ヶ岳クイーンズトレイルラン (17km)

埼玉県。西武秩父線正丸駅付近を拠点に開催される大会は女子ソロと男女ペアで参加するというユニークな大会。

天領日田トレイル駅伝

大分県日田市・萩尾公園で開催。一周3kmのコース+丸太切りを4人がリレーでつなぐ、というイベントです。

12月1日日曜日

MSIG Lantau 50 (16km, 27km, 50km)

香港・ランタオ島で開催。今年2019年のスカイランニングアジア選手権がこの大会で予定されていましたが、最近の香港の情勢を受けてISFはアジア選手権の中止を発表しています。Lantau 50の大会自体の開催については本稿執筆時点では主催者による特段のアナウンスはなく、予定通り開催される可能性があります。

身延山七面山修行走(36k/13k)

山梨県身延町。日蓮宗総本山として有名な身延山で開催される人気大会。昨年は台風の影響で発生した土砂崩れで中止に。今年も七面山へ向かう道路が通行止めのため、例年からコースは変更され、身延山の周回コースで開催されます。

熊野古道トレイルランニングレース(50k, 30k, 10k)

三重県熊野市。世界遺産・熊野古道の北山道を含むトレイルで開催される、50km、30km、10kmのレース。

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