DC Weekly 2022年3月14日 川崎雄哉さんインタビュー/Barkley Marathons、小江戸大江戸200k、Pierra Menta

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

今週は「DC Weekly LIVE+」として、前週の球磨川リバイバルトレイルで男子優勝、初めて100マイルを完走した川崎雄哉 Yuya KAWASAKIさんのインタビューをお送りします。インタービューはポッドキャスト、「Run the World, by DogsorCaravan」でも聴くことができます。

Sponsored link


ClubhouseではDogsorCaravanのルーム「トレイルランニング・ジャーナル」を開いています。毎週日曜日の朝に「サンデートレイル」で雑談したりしています。フォローしていただけたら次回のお知らせも届きます。

先週末開催のイベント

3月8日火曜日

Berkley Marathons(100マイル)

アメリカ、テネシー州・フローズンヘッド州立公園で開催。20マイルの周回コースを5周する100マイルは主催する「ラザルス・レイク」のユーモアとウィットにあふれるミステリアスなイベント。例年は3月末から4月初めの週後半にスタートすることが多かったのに対して、今回は3月上旬の火曜日にスタートでした。今年はコース4周目のスタートの締め切り時間となる36時間にカレル・サッべ Karel Sabbeグレイグ・ハミルトン Greig Hamiltonの二人が間に合ってコースを進みます。サッべは3周目を約32時間で終えていて、2019年に続く2度目の挑戦で60時間以内での完走に近づいたかに見えました。しかし、サッべはコースを外れてとなり町に迷い込み、幻覚を見ていたのかゴミ箱に向かって話しかけていたところを地元の保安官に保護されることに。無事大会会場に送り届けられたものの、16人目のフィニッシャーとなることはできませんでした。ハミルトンも関門時間となる48時間までに4周目を終えることができず、レースは終了。40時間以内に3周すると認められる「ファンラン」完走者は2017年に完走しているジョン・ケリー John Kelly、2019年のSpine Raceで男女を通じて総合優勝のジャスミン・パリス Jasmin Parisトーマス・ダンカーベック Thomas Dunkerbeckの3人(4周目をスタートすると「ファンラン」完走者とは認められないそうです)。このほか今年はUTMBで二連覇のコートニー・ドウォルター Courtney Dawaulter、昨年のBig’s Backyard Ultra優勝のハーベイ・ルイス Harvey Lewisが初出場でしたが2周目でドロップ。日本から参加の井原知一 Tomokazu IHARAさんは2周目を26時間15分で終えたものの、3周目をスタートせずに今年の挑戦を終えています。

3月12日土曜日 – 13日日曜日

小江戸大江戸200k

埼玉県川越市の蓮馨(れんけい)寺をメイン会場にして開催される、川越と東京を結ぶジャーニートリップ。360人がエントリーした200kmでは澤道人が大会新記録となる19時間29分で男子優勝、兼安由美子が28時間47分で女子優勝。230kmは小林優史がこちらも新記録の23時間2分で優勝、高橋裕子が29時間24分で女子優勝でした。通過速報はこちら(200km230km

Ergysport Trail Ventoux (72k, 46k, 27k)

フランス南部、ベドアン。Golden Trail National Seriesのフランスシリーズの開幕戦となった46kmのレース男子はトマ・カルダン Thomas Cardinが3時間44分で昨年に続いて優勝し、フレデリック・トランシャン Frederic Tranchandが3時間48分。アルノー・ボナン Arnaud Boninが3時間49分で続きました。女子のレースはブランディーヌ・リロンデル Blandine L’Hirondelが4時間19分で後続に17分差で圧勝。オードレー・タンギー Audrey Tanguy(4時間36分)、マチルダ・サニエス Mathilde Sagnes(4時間37分)がトップ3に入っています。リザルトはこちら

これも読む
【第一ステージ】レミ・ボネ、アリー・マクラフリンが初日を制す、上田瑠偉は9位で発進・Golden Trail Series Grand Final 2022 ダイジェスト

3月12日土曜日

神戸六甲縦走トレイルラン(38k)

神戸市。須磨浦公園から六甲全山縦走路で六甲山山頂へ向かい、有馬温泉でフィニッシュする38kmで行われました。女子は辻田晃永が6時間20分、男子は板垣渚が4時間35分でそれぞれトップでフィニッシュしました。リザルトは大会ウェブサイトから。

3月13日日曜日

茨城100kウルトラマラソンin鹿行

茨城県行方市北浦公民館をメイン会場に北浦湖畔のコースで行われるロードの100kmウルトラマラソン。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

トレイルランナーズカップ奈良(8.38k, 4.19k)

奈良公園(奈良市)で開催の松永紘明さん主宰のトレイルランナーズによる大会。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

3月9日水曜日 – 12日土曜日

Pierra Menta

フランス・ボーフォールで毎年開催されるスキーマウンテニアリング(スキーモー)の伝統ある人気大会。二人一組のチームで4日間のステージレースが行われました。男子はマッテオ・エイダリン Matteo Eydallinミケーレ・ボスカッチ Michele Boscacciのイタリア人チーム、女子はアクセル・モラーレ Axelle Mollaretとスカイランニングでも活躍するトーベ・アレクサンデルソン Tove Alexanderssonのチームが優勝。上位には3位にキリアン・ジョルネ Kilian Jornetの名前があるほか、マルタン・アンタマッテン Martin Anthamatten、フランソワ・デンヌ François D’Haene、マルティナ・バルマソイ Martina Valmassoi、ケイティ・シード Katie Schideといったトレイルランニングでおなじみの名前も。リザルトはこちら。スキーモーは2026年のミラノ・コルティナ冬季五輪の種目となっています。

今週末開催のイベント

3月19日土曜日

いこ丸パークトレイルランニングシリーズ第3戦 (10.5km, 21km)

神奈川県南足柄市の足柄森林公園・丸太の森で開催。一周2kmの周回コースで10km、21kmのレース。昨年春に行われた「丸太の森トレラン大会」が今年は1月、2月に続くシリーズ最終戦として行われます。

六甲縦走キャノンボールラン(110k, 55k)

神戸市。須磨浦公園から宝塚まで六甲全山縦走路を往復(または片道)するコースで「いったい誰が一番速いのか?」を決めるイベント。例年3月と10月に開催されています。

Eco Trail Paris 80k

フランス・パリの公園や森をつなぐコースで開催。80kmから10kmのトレイルランニングのほか、ノルディックウォーキングのイベントも開催される大規模な都市型イベントです。昨年は7月に延期して開催されましたが、今年は例年の3月に戻って開催です。

3月19日土曜日 – 20日日曜日

Northburn 100 Ultra Mountain Run (100m, 100k, 50k)

ニュージーランド南島・クロムウェルで開催。今年の大会は100マイルと100kmのレースは行われず、50kと42k、21kのレースのみが行われ、スタートは100人以下のウェーブ方式となります。

3月20日日曜日

森林セラピートレイルランニングinのつはる(40k)

大分市の大分県県民の森・平成森林公園で開催。三つのループからなる40kmのトレイルランニングのレース。PCR検査または抗原検査を全員が受けることで、3年ぶりに大会が開催されます。

前週末の主な大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

この記事が気に入ったらDogsorCaravanをBuy Me a Coffeeで直接サポートできます!

Buy Me a Coffee

Sponsored link