驚きの記録を残したり、多くの人の注目を集め、コミュニティを育てたアスリートの皆さん。今年がんばった7人が表彰されました。
Stravaは「STRAVA JAPAN AWARDS 2022」を発表しました。これはStravaに投稿された過去1年間の国内のランおよびサイクルのアクティビティの記録から、優れた記録を残したアスリートを表彰するもので、2019年から毎年年末に発表されています。今回は12月12日に東京都内で授賞式が行われました。
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今年の受賞者は7名で、国内外のレースで実績を上げたアスリートや、日々のランニングやバーチャルライドの記録を積み重ねたアスリートに加え、大規模なランニングコミュニティをStravaで作ったアスリートなど、さまざまな活躍が受賞につながりました。
トレイルランニング界でよく知られた受賞者の1人はランの「Activity of the Year」を受賞した万場大さん。万場さんは今年8月のUTMBに参加した際に「日本人によって記録された24時間以内のランニングで今年最多の獲得標高」(8,871m)を記録したことが受賞理由となりました。万場さんはUTMBを23時間44分34秒で完走し、日本から参加した選手では首位となる男子27位となっています。万場さんは「UTMBは23時間以内で完走することを目標にしつつ、10位入賞を目指していました。トレーニングを積めば10位入賞は自分でも出来ると、手応えを感じることができました。」とコメント。来年はUTMBで22時間を切ることを目標にすると話しました。
一方、YouTuberとしても人気を集めるくれいじーかろさんは「The Challenger」賞を受賞。ロードもトレイルも、国内外にわたって33のレースに出場したことが受賞理由。くれいじーかろさんが走ったレースには4月に優勝したKAI69k、7月のイタリアでのスカイランニング世界選手権、12月に4位で完走したDoi Inthanon Thailand by UTMBのPAGODA 50も含まれています。多くのレースで結果を残した秘訣として「毎月2、3本ペースでレースに出場し好成績を残すために、自分の感覚に素直になりました。疲れた時はひたすら休む。身体に異常が起きたらすぐ休む。無理は絶対にしないことを徹底しました。」とコメントしています。
7名の受賞者とその記録は次の通りです。
- 矢野紘子さん:The Out-Laster(移動距離の称号)
- ライドおよびウォーク、総走行距離 23,046km
- 石橋学さん:The Mountain Goat(登りの称号)
- ライド、総獲得標高 422,000m
- 原智史さん:The Devotee(アクティブ時間の称号)
- ラン、連続ラン日数 1,428日
- くれいじーかろさん:The Challenger
- ラン、国内外参加レース 33レース
- 中島亘さん:The Group Effort
- ラン、管理するStravaクラブの参加人数 1,686人
- 万場大さん:Activity of the Year
- ラン、24時間で最も多い獲得標高 8,871m
- 篠さん:Activity of the Year
- ライド、最もKudosされたアクティビティ 1,262 Kudos