【追記あり】ウルトラトレイル・マウントフジが私的サポートの新ルール、そしてレース名を「FUJI」とすることを発表

ウルトラトレイル・マウントフジは選手に対する私的サポートの新ルールを発表しました。昨年10月の開催要項発表の際に予告されていたとおり私的サポートは有償となったほか、持ち込める荷物についても上限が設定されました。新しいルールは今年4月21-23日に開催される大会で適用されます。

あわせて、大会ウェブサイトでは開催されるレースの名称について165kmを「FUJI」、69kmを「KAI」と改めており、これまで使われていた「UTMF」という名称は使われなくなっています。【追記・大会が発表したリリースによれば、大会が保有する「UTMF」の商標に対してUTMB Groupが商標登録異議の申立てを行っており、「関係するすべての皆様が不安なく利用できるレース名にするため」レース名を変更した、としています。変更されたのは165kmのレース名のみで大会名である「Ultra-Trail Mt. Fuji」は変更しない、としています。】

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大会では1月6日金曜日20時から大会公式YouTubeチャンネルでライブ配信を行ない、私的サポートについての新ルールを説明する予定です。

新ルールでは私的サポートをする人はサポーター一人につき3000円のサポートビブが必要となります。これは1月10日から22日の期間に先着500名分が販売され、選手一人につき3名分まで購入可能です。

サポーターには一人につき一台分の駐車券が発行され、私的サポートが可能な4カ所のエイドで駐車が可能となります。

さらに、サポートのために持ち込める荷物は一人のサポーターにつき70リットルを上限とする「ジップをした状態のサポートバッグ1個のみ」という制限があります。

選手としては全てのエイドでサポートを受けるなら、二人以上のサポーターが必要になるでしょう。ただ、サポートビブには500人分という上限があります(参加選手はサポート可能な100マイルの「FUJI」の2,400人)。サポーター側ではサポートビブの数に上限があることから、一度のサポートで複数の選手をサポートすることで効率よくサポートしたいというモチベーションが生まれます。なお、一人の選手につきサポートに当たることができるのは一名となっています。

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