HOKAはウルトラマラソンランナーを支援し、100kmの世界記録に挑戦するためのイベント『HOKA 100km ワールドチャンピオンシップチャレンジ』の実施を発表しました。昨年に続いての第二弾となり、今回も2024年6月30日に開催される「第39回サロマ湖100kmウルトラマラソン」がその舞台となります。
このイベントは、HOKAがスポーツを楽しむすべての人に向けた革新的な製品を提供するというコミットメントの一環として行われます。
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日本代表選考レースとなるサロマ湖100kmウルトラマラソンで世界記録を達成したランナーには、賞金100万円が授与されるほか、HOKAのシューズとアパレルを1年間提供し、競技への継続的なサポートを行うとしています。さらに、HOKAは今年12月7日にインド・ベンガルールで開催されるIAU 100km World Championshipsの日本代表に選ばれたランナーに対して、「HOKA賞」としてアパレル、シューズ、渡航費サポートとして10万円を授与します。いずれもサロマ湖100kmウルトラマラソンをHOKAのシューズで走る選手が対象となります。
このほか、サロマ湖100kmにHOKAのシューズで挑戦するランナーに対して、HOKAはレース用のシューズやアパレルを提供し、『HOKA 100km ワールドチャンピオンシップチャレンジャー』としてサポートを行います。条件は「男性は100kmのレースを6時間50分以内、もしくはフルマラソン2時間30分以内、女性は100kmのレースを8時間00分以内、もしくはフルマラソン3時間00分以内」で走った経験を持つこととされています。詳細は申し込みページに掲載されています。申し込み締め切りは6月5日6時5分まで。
現在100kmウルトラマラソンの世界記録は女子が安部友恵の6時間33分11秒(2000年、サロマ湖)、男子がアレクサンドル・ソロキン Aleksandr Sorokin (LTU) の6時間5分35秒(2023年、ヴィリニュス)。近年の日本選手の主な100kmの記録では女子は仲田光穂が2022年100km世界選手権(ドイツ)で7:19:12、2023年アジアパシフィック選手権(インド)で7:26:53、太田美紀子が2022年サロマ湖で7:28:39を記録。男子は山口純平が2023年サロマ湖で6:06:07の日本新記録を達成。風見尚は2018年サロマ湖で当時の世界記録を更新する6:09:14を記録。続く日本選手歴代3位となる6:12:10を岡山春紀が2022年世界選手権(ドイツ)で記録しています。