DC Weekly 2025年10月28日 バックヤードウルトラ世界選手権、2 PEAKS SKYRACE、Javelina Jundred、Sobrescobio Redes Skyrace

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真 韓国で開催されたスカイランナーワールドシリーズの一戦、2 Peaks Skyraceの男女上位選手。Photo © MSWS)

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先週末開催のイベント

Big’s Backyard Ultra – Individual World Championships 2025

10月18日土曜日午前7時(現地時間)にアメリカ・テネシー州ベルバックル Bell Buckleで始まったバックヤードウルトラの世界選手権は世界40カ国から集まった75人が参加して行われました。1時間に1周(4.167マイル、約6.7km)を走り、時間内に周回を終えられなかった選手から脱落していくというルールに従い、優勝するには、最後に残った二人のうち一人が周回をやめた後、残る一人が単独で最終周回を完走する必要があります。

女子ではサラ・ペリー Sarah Perry (GBR)が95周を走り、女子の世界記録(昨年10月の国別対抗世界選手権でメグ・エッカート Meg Eckertが記録した87周)を上回る新記録を樹立しました。2位にあたる「アシスト」はメグ・エッカート Meg Eckert(USA)で92周でした。ハンガリーのエディット・フレース Edit Furész (HUN) が76周で3番手でした。

男子は、オーストラリアのフィル・ゴア Phil Gore (AUS) が114周を走りきり、優勝しました。今年オーストラリアで開催されたDead Cow Gully Backyard Mastersで119周を走って世界新記録をもつゴアは今回の世界選手権でも一歩抜き出た存在でした。1周を47分弱で終えるペースをキープして、他の選手よりも多くの休憩時間を確保する戦略をとります。レース終盤でもそのラップタイムは落ちず、最後の114周目は37分03秒、最速ラップは96周目の35分13秒という驚異的な走りを見せました。アシストとなったのはベルギーのイヴォ・ステヤールト Ivo Steyaerd (BEL)で、彼が113周でリタイアしたことにより、ゴアの優勝が決まりました。ステヤールトは昨年の国別対抗世界選手権でチームメイトのメライン・ゲールツ Merijn Geerts (BEL) とフランク・ギーレン Frank Gielen (BEL) と共に110周を走り切り、チームを優勝に導くと同時に、バックヤードの世界記録を更新したことで話題になりました。かつての世界記録保持者であるアメリカのハーヴェイ・ルイス Harvey Lewis (USA)が111周を走り、3位でした。

日本からも7名の選手が参加し、57周を過ぎても三選手がレースを継続。河畑和宏 Kazuhiro Kawahata (JPN) が106周(約711km)を走り抜き、総合5位という快挙を成し遂げました。

通過速報はこちら

10月24日金曜日 – 10月26日日曜日

Ulju Trail Nine Peaks(128k, 2 PEAKS SKYRACE 26k-SWS, 10k)

韓国・蔚州の嶺南アルプスで開催されるこの大会で、昨年に続いて2 Peaks Skyrace(26km)がMerrell Skyrunner World Seriesの一戦として開催されました。

女子の部では アナスタシア・ルブツォワ Anastasia RUBTSOVA (AIN)が圧倒的な走りを見せて3時間12分でフィニッシュ。男女総合でも6位となる素晴らしいタイムで、2位に20分差をつけて、自身5度目となるワールドシリーズでの勝利となりました。2位にはナタリー・ビードル Natalie Beadle (GBR)が3時間32分、3位にはスヴェトラーナ・トカチェンコ Svetlana Tkachenko(AIN)が3時間42分で続きました。

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男子のレースは今シーズンのワールドシリーズでそれぞれ二勝を挙げている ジャンルカ・ギアノ Gianluca GHIANO ウィリアム・ボッフェッリ William BOFFELLIがイタリアから参戦。しかしレースを制したのはスペインのニコラス・モリナ Nicolás Molina (ESP)で、2時間45分で優勝しました。1分差でギアノとボッフェッリが続き、ギアーノ選手が3秒差で2位となりました。

このほか、この大会で行われたレースで128kmの本格的なロングコースを走破する「9 Peaks」では牧野高大 Takahiro Makino (JPN) が23時間42分で男子準優勝となりました。45kmの「5 Peaks」では寺田未奈 Mina Terada (JPN) が6時間46分で女子のレースを制しました。

リザルトはこちら

2 Peaks Skyrace 女子

  1. アナスタシア・ルブツォワ Anastasia RUBTSOVA (AIN) 3:12:50
  2. ナタリー・ビードル Natalie BEADLE (GBR) 3:32:55
  3. スヴェトラーナ・トカチェンコ Svetlana TKACHENKO (AIN) 3:42:35
  4. マルセラ・ヴァシノヴァ Marcela VASINOVA (CZE) 4:06:11
  5. シン・キヘ Kih ae SHIN (KOR) 4:10:47
  6. キム・ハラム Haram KIM (KOR) 4:51:22

2 Peaks Skyrace 男子

  1. ニコラス・モリナ Nicolas MOLINA (ESP) 2:45:39
  2. ジャンルカ・ギアノ Gianluca GHIANO (ITA) 2:46:44
  3. ウィリアム・ボッフェッリ William BOFFELLI (ITA) 2:46:47
  4. モーガン・エリオット Morgan ELLIOT (USA) 2:59:50
  5. パスカル・エグリ Pascal EGLI (SUI) 3:12:40
  6. リアム・マッケンジー Liam MCKENZI (AUS) 3:22:33

10月25日土曜日 – 10月26日日曜日

ジャングル ぐるぐる MAX(200k, 160k, 120k, 80k, 40k)

埼玉県越生町の周回コースでウルトラトレイルの大会が開催されました。リザルトはこちらに掲載される見込みです。

中止・奥三河トレイルランニングレース(61k, 31k)

愛知県奥三河エリアで開催されるトレイルランニング大会ですが、大会当日の26日日曜日に大雨の予報があったことから、選手の安全確保が困難として前日の25日土曜日に中止とアナウンスされました。

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Javelina Jundred(100m, 100k, 31k)

例年ハロウィンの週末にアメリカ・アリゾナ州の砂漠地帯で開催されるのがこの大会。100マイルと100km、31kmのレースが行われ、100マイルは男女それぞれ上位2選手に来年のウェスタンステイツへの出場権が認められるゴールデンチケットレースとなっていました。

その100マイルのレースは男女ともに驚異的なコースレコードが誕生しました。男子のレースでは ウィル・マレー Will Murray (USA)が、女子のレースでは タラ・ダワー Tara Dower (USA)が優勝し、それぞれ従来の記録を大幅に更新しました。

女子のタラ・ダワーは13時間31分47秒でフィニッシュし、これは2021年にカミーユ・ヘロン Camille Herron (USA) が記録した14時間3分23秒のコースレコードを31分以上も更新する快挙でした。1時間の差でベス・マッケンジー Beth MCKENZIE (USA) が2位、さらに15分差でアディー・ブレイシー Addie BRACY (USA) が3位でした。

男子の100マイルレースを制したウィル・マレーは12時間10分12秒で完走しました。これは2023年にジョナサン・レア Jonathan Rea (USA) が樹立した12時間43分10秒の記録を30分以上も短縮しており、圧倒的な新記録です。2位には昨年のチャンピオン、デビッド・ローチ David Roche (USA)が12時間18分6秒で入り、3位は キャニオン・ウッドワード Canyon Woodward (USA)で12時間19分58秒でした。上位三選手がこれまでの大会記録を上回ったことになります。

リザルト速報はこちら

100マイル 女子

  1. タラ・ダウアー Tara DOWER (USA) 13:31:47
  2. ベス・マッケンジー Beth MCKENZIE (USA) 14:31:14
  3. アディー・ブレイシー Addie BRACY (USA) 14:45:02
  4. ローレン・ピュレッツ Lauren PURETZ (USA) 14:52:07
  5. ルーシー・ラスバン Lucie RATHBUN (USA) 15:02:44
  6. アンナ・ラウデン Anna LOUDEN (USA) 15:09:03

100マイル 男子

  1. ウィル・マレー Will MURRAY (USA) 12:10:12
  2. デビッド・ローチ David ROCHE (USA) 12:18:06
  3. キャニオン・ウッドワード Canyon WOODWARD (USA) 12:19:58
  4. クリス・アンドリュース Chris ANDREWS (USA) 12:48:39
  5. ケイレブ・ボーウェン Caleb BOWEN (USA) 13:09:59
  6. ザック・ハウアー Zach HAUER (USA) 13:31:18

10月25日土曜日

御船ジュラシックトレイル(20km, 3km)

恐竜の化石ゆかりの地である熊本県・御船町で開催されました。20kmのレースは横尾奈月が1:52で女子優勝、野中譲が 1:41で男子優勝でした。リザルトはこちら

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20km 女子

  1. 横尾 奈月 1:52:45
  2. 吉原 綾音 2:07:13
  3. 山田 千恵 2:26:08
  4. 酒見 範子 2:35:11
  5. 坂本 瑠 2:38:54
  6. 松井 由佳里 2:44:08

20km 男子

  1. 野中 譲 1:41:37
  2. 小原 基広 1:43:49
  3. 中田 光 1:45:42
  4. 齊藤 友章 1:49:08
  5. 太田 恭平 1:51:37
  6. 瀬戸口 寛 1:55:16

MSIG HK50 Series – Hong Kong Island(24km, 50km)

香港で開催される50kmのシリーズ戦の開幕戦。香港島で開催された開幕戦の50kmではカトリーナ・ハムリン Katrina Hamlin (GBR)が5:22で女子優勝。男子はチャン・カーキョン Ka Keung “KC” Chan (HKG) とウォン・ワイフン Waihung Wong (HKG)が4:49で揃ってフィニッシュして勝利を分け合いました。リザルトは大会ウェブサイトに掲載されています。

Sobrescobio Redes Skyrace(32k-SWS, 15k)

スペイン、アストゥリアス州で開催されたこの大会の32kmのレースがMerrell Skyrunner World Seriesのシリーズ戦でした。2週間後に控えた最終戦「スカイマスターズ」を前にした最後のレースとなります。レデス国立公園 Redes National Park の自然を駆け抜ける32km、累積獲得標高2,100mのコースが選手を迎えました。

女子はナイアラ・イリゴエン Naiara Irigoyen (ESP) がスタートからフィニッシュまでレースを完全に支配して勝利しました。その後方では、パトリシア・ピネダ Patricia Pineda (ESP) とグレタ・ガルシア Greta Garcia (ESP) の間で2位争いが繰り広げられました。イリゴエンの優勝タイムは3時間23分6秒で、退会記録を更新しました。2位には7分差でピネダが、その約2分後にガルシアが3位で続きました。

男子では、地元のマニュエル・メリーリャス Manuel Merillas (ESP)が序盤から積極的なペースでレースをリードします。これをフレデリック・トランシャン Frédéric Tranchand (FRA) とアラン・サンタマリア Alain Santamaría (ESP) が追う展開となりました。メリーリャスはコース後半の下りで後続との差を広げ、勝利は確実かと思われましたが、レースは終盤に大きく動きます。残り数キロの地点でトランシャンがスパートをかけると、メリーリャスは追従せずに後退します。さらにサンタマリアにも抜かれることになりました。優勝したのはフレデリック・トランシャンで、タイムは2時間40分38秒と大会新記録を樹立しました。トランシャンは先月のWMTRC世界選手権ショートでの金メダルを獲得しています。そして、6分差でアラン・サンタマリア、3位にマニュエル・メリーリャスが入りました。サンタマリア、メリーリャスもWMTRCではそれぞれ4位、2位でした。

リザルトはこちら

SOBRRESCOBIO SKYRACE 女子

  1. ナイアラ・イリゴエン Naiara IRIGOYEN (ESP) 3:23:06
  2. パトリシア・ピネダ Patricia PINEDA (ESP) 3:30:28
  3. グレタ・ガルシア Greta GARCIA (ESP) 3:32:55
  4. アイナラ・アルクアス Ainara ALCUAZ (ESP) 3:37:41
  5. マリア・マルティネス Maria MARTINEZ (ESP) 3:38:18
  6. アイノア・ガリカノ Ainhoa GARIKANO (ESP) 3:38:51
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SOBRRESCOBIO SKYRACE 男子

  1. フレデリック・トランシャン Frederic TRANCHAND (FRA) 2:40:38
  2. アライン・サンタマリア Alain SANTAMARIA (ESP) 2:46:34
  3. マヌエル・メリージャス Manuel MERILLAS (ESP) 2:49:04
  4. マルティン・ニルソン Martin NILSSON (SWE) 2:50:18
  5. ハイメ・ロモ Jaime ROMO (ESP) 2:52:43
  6. イウ・ネット Iu NET (ESP) 2:54:53

10月26日日曜日

Forestrail Shinjo-Hiruzen(39k, 13k)

岡山県の蒜山・新庄地域で開催されるトレイルレース。

39kmのロングコースでは掛川綾奈が6:22、渡野幹大が5:04で女子、男子でそれぞれ優勝。13kmのショートコースは本郷沙穂が1:45で女子優勝、鷲田明広が男子のレースを1:21で制しました。リザルトはこちら

KAKITSU(30km, 10.4km)

兵庫県・播磨の山城跡を巡る約30km・約10kmのトレイルレース。30kクラス女子はマルゴー・ディーメル Margot Diemelが4:58、男子は池田隆一が3:50でそれぞれ優勝しました。10kクラスは兒玉昌子が僅差を制して1:46で女子優勝、名定里音が1:06で男子優勝でした。リザルトはこちら

カムロトレイルラン(37km, 31km, 7km, 3km, 1〜3km)

山形県のカムロ山域で開催されるトレイルラン大会。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

尾瀬戸倉 尾瀬国立公園マウンテンマラソン(21k, 10k, キッズ)

群馬県の尾瀬戸倉で開催。21kmの富士見田代コースは青木南実が1:59で女子優勝。星野誉貴が1:21で男子優勝でした。10kmの田代原コースの女子は杉村美野里が54:23、男子は吉野孝紀が48:33でそれぞれ一位でフィニッシュして優勝しました。リザルトはこちら

山村都市交流の森 花背トレイルラン(42km, 25km, 16km)

京都府・花背で開催されるトレイルレース。42km、25km、16kmのコースで大会が行われました。リザルトはこちらで公開される見込みです。

今週末開催のイベント

10月31日(金) – 11月2日(日)

Tsaigu Trail (105k, 50k, 25k)

中国浙江省臨海市で開催される「Tsaigu Trail(柴古唐斯括苍越野赛)」は、今年で10回目を迎える人気の大会です。風光明媚でありながら険しいことで知られる括蒼山脈を舞台とし、竹林や岩の多い尾根など、変化に富んだコースがランナーを待ち受けます。105kの累積獲得標高は約6,700mに達します。

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Mallorca by UTMB(138k, 104k, 56k, 26k)

スペイン領のマヨルカ島で開催されるUTMBワールドシリーズの一戦です。ユネスコの世界遺産に登録されているトラムンタナ山脈を駆け抜けるコースは、地中海の絶景、緑豊かなオークや松の森など、変化に富んだ美しい景観で知られています。4つのカテゴリーがあり、トップ選手から初心者までがマヨルカ島の自然を満喫できる大会です。

Kullamannen by UTMB(173k, 108k, 53k, 22k)

スウェーデン南部の海岸沿い、ビャーレ半島とクラベルグ半島を舞台に開催されるUTMBワールドシリーズの大会です。岩の多い山道、ブナの森、海岸線のトレイルなど、ワイルドで美しい自然の中を駆け抜けるコースが特徴です。距離は100マイルから22kmまで4つのカテゴリーが設定されています。8

11月1日(土) – 3日(月)

Backyard Ultra Last Samurai Standing

1時間ごとに6.706kmの周回コースを走り、最後の1人になるまで続けるサバイバル形式のウルトラマラソン「バックヤードウルトラ」のイベントです。今週末は北海道、新潟、茨城で開催されます。

OSJ KAMI 100(100k, 70k, 30k)

兵庫県香美町のハチ北高原で開催される、OSJトレイルランニングシリーズの最終戦です。関西圏で唯一の100kmカテゴリーがある大会として知られ、トレイル率80%以上のテクニカルなコースは、沢渡りや岩場などバリエーションに富んでいます。今年はスタート・フィニッシュ地点が「ハチ北温泉 湯治の郷」に変更され、レース後の温泉も楽しみです。1416

11月1日(土) – 2日(日)

上越妙高エクスプレストレイル(50km, 35km、14km)

北陸新幹線の上越妙高駅前をスタート・フィニッシュ地点とする、アクセス抜群のトレイルランニング大会です。春日山や南葉山などの紅葉や棚田、ブナの原生林など、上越妙高の豊かな自然を楽しみながら走ることができます。今年は50kmのロングコースが新設され、より幅広いレベルのランナーが楽しめるようになりました。

Manno mountain Madness (40km, 80km, 160km)

香川県と徳島県の県境に位置する阿讃山脈を舞台にした、ユニークで過酷なレースです。1周約40kmで累積標高約2,800mというタフなコース設定から「マッドネス」の名がついています。エイドステーションが少ないなど、ランナーの総合的な力が試される大会です。

Pinhoti 100

アメリカ・アラバマ州のタラデガ国立森林公園を貫く「Pinhoti Trail」を走る100マイルのレースです。アパラチア山脈南端部の険しい山岳地帯が舞台で、累積獲得標高は4,300mを超えます。急な登りや岩の多い下りなど、厳しくも美しい自然がランナーを待ち受けます。

Rio Del Lago 100

アメリカ・北カリフォルニアで開催される100マイルレースで「Western States 100」のコースの一部を走ります。フォルサム湖やアメリカン川沿いの風光明媚な景色と、走りやすいシングルトラックが特徴です。24年の歴史を持つ大会で、ベテランからウルトラ初心者まで多くのランナーに親しまれています。

11月2日(日)

魚沼スカイラン(25km, 14km)

新潟県魚沼市の魚沼アルプスで開催されるスカイランニングの大会です。25kmはスカイランニング日本選手権(SKY種目)を兼ねており、2026年の世界選手権の日本代表選考レースでもあります。紅葉の美しい稜線からは、運が良ければ雲海を望むこともできます。

11月2日(日)

中能登トレジャートレイルラン(50k, 25k, 15k)

石川県の能登半島中央に位置する中能登町で開催。世界農業遺産「能登の里山里海」に認定されたエリアを走り、プロデューサーの鏑木毅さんが監修したコースは、歴史ある遺跡群やブナの森、山頂からの360度のパノラマが魅力です。

可部連山トレイルランinあさきた(33k, 16k, 7k)

広島市安佐北区の可部連山が舞台です。広島市中心部から1時間というアクセスの良さでありながら、急なアップダウンを含む本格的なトレイルが楽しめます。初心者から上級者まで満足できるコース設定と、豊かな自然が魅力です。

小谷塩の道トレイル(63k, 42k, 4k)

かつて越後(新潟)と信州(長野)を結んだ歴史的な古道「塩の道」を舞台にした、長野県小谷村のレースです。小谷村から糸魚川市までを往還する63kmのコースなど、いにしえの道と雄大な自然を体感できます。

忍者トレイルランニングレース(50k、48k、22k)

忍者の里として知られる三重県伊賀市で開催されるユニークな大会です。「伊賀の国 大山田温泉 さるびの」を発着点とし、忍者のように山や集落を駆け抜ける「旅気分」を味わえます。最長のIGAGOE(50km)は未整備のルートも含む上級者向けのコースです。

甲州アルプスオートルートチャレンジ(108km, 70km, 55km, 36km)

山梨県で開催される、トレイル率80%以上を誇る本格的な山岳レースです。コースの大部分がシングルトラックの登山道で構成され、富士山を望む稜線や、アップダウンが続く原生林など、一日中「山ざんまい」の濃密な時間を過ごすことができます。

西米良スカイトレイル(40km, 20km, 4.5km)

宮崎県西米良村で開催され、九州中央山地の美しい山々を駆け抜けます。メインのロングコースは、村の中心部から日本二百名山の市房山山頂までを往復するルートで、絶景を楽しめるスカイレースです。

前週末の主大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

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