DC Weekly | 今週末にUltra Trail Australia、道志村が開催、先週末はTransvulcania・2016年5月9日

前週末の主な大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weekly。このDC Weeklyへ皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。2016年の国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーもぜひご利用ください。

先週末のリザルト

5月7日土曜日:Transvulcaniaなど

  • SKYRUNNER_WORLD_SERIES_2016-squareトランスバルカニア / Transvulcania(74.3k / 45k / 24.48k / VK):カナリア諸島ラパルマ島(スペイン)で開催され、74.3kのUltramarathonはスカイランナー・世界シリーズ(SWS)のULTRAカテゴリーの開幕戦として、今年も多くの有力選手を欧米各地から集めました。男子の優勝は昨年の優勝に続いて今回が3回目の優勝となるルイス・アルベルト・ヘルナンド / (スペイン)。2014年のスカイランニング世界選手権(Mont Blanc 80k)優勝、昨年のUTMB2位などの実力を発揮しました。優勝タイムは7時間4分44秒。2位には約6分差でニコラ・マルタン / Nicolas Martin(フランス)。アメリカのセイジ・カナディ / Sage Canadayは3回目の出場となる今回も序盤をリードしましたが、後半の下りに入ってルイスに、続いてマルタンにも捉えられて3位でのフィニッシュとなりました。4位にはイギリスのベテラン、アンディ・サイモンズ / Andy Symonds、5位にアメリカのクリス・バーゴ / Chris Vargoが続きました。男子以上に予想外の結果となったのは女子のレース。序盤から先頭に立ち、そのまま2位に16分以上の差となる8時間14分18秒で優勝したのはスウェーデンのイーダ・ニルソン / Ida Nilssonでした。現在35歳のニルソンは学生時代から5000mや3000m障害、クロスカントリーなどの陸上競技でスウェーデンの全国大会で優勝を重ね、大学時代はアメリカ・アリゾナに留学。最近は故障でレースから離れていた時期もあり、トレイルランニングでの活躍はほとんど知られていませんが、今回の鮮やかな活躍でその名前を印象付けました。2位はフランスのアン=リス・ルセ / Anne-Lise Roussetで、彼女は昨年のIAUトレイル世界選手権で4位、Templierで3位といった実力の持ち主。3位は台湾在住のニュージーランド人、ルース・クロフト / でした。2014年の富士登山競走で優勝してから、昨年はCCCで優勝するなど世界的な舞台で注目を集める存在となりました。2012年と14年に優勝しているアンナ・フロスト / Anna Frost(ニュージーランド)は7位、ネパールのミラ・ライ / Mira Raiは8位、昨年UTMBで2位、UTMF優勝のウシュエ・フライエ / Uxue Fraile(スペイン)は9位でした。リザルトはこちら
  • Miwok 100k (100k):アメリカ・カリフォルニア州、サンフランシスコ郊外のスティンソンビーチを拠点に開催。リザルトはこちら
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5月8日日曜日:成木の森、Montserrat、Wings For Lifeなど

  • TOKYO成木の森トレイルラン(20k):青梅市成木で開催。6回目の開催となる今回は牛田美樹 / が1:48:52で優勝。2位に栗原貴浩 / Takahiro Kurihara、3位に宮地藤雄 / Fujio Miyachiでした。
  • 7 Sisters Trail Race (12マイル):アメリカ・マサチューセッツ州アマーストで開催。リザルトはこちら
  • Marató de Montserrat  (42k):スペイン・カタルーニャのバルセロナ近郊で開催。スペインのスカイランナー・ナショナルシリーズの一戦となっています。リザルトはこちら
  • Skyrace des Matheysins (26.8km):フランス中部で開催。26.8km / 1880mD+のレースはフランスのスカイランナー・ナショナルシリーズの一戦。フランスの有力選手の名前が並ぶリザルトはこちら
  • Wings For Life World Run: 世界の34箇所で同日に開催され計13万人が参加したチャリティランのイベント。ペースを刻むキャッチャーカーが追いかけてくる、というフォーマットでより長い距離を走ったランナーが優勝というもの。世界全体で男子優勝はミラノ会場で参加したジョルジオ・カルカテラ / Giorgio Calcaterra(イタリア)で88.44km。カルカテラはIAU 100km世界選手権で3度優勝しているウルトラマラソンランナーです。女子は日本の高島会場で参加した吉田香織が65.71kmで優勝。高島会場のローカルリザルトでトレイル、ウルトラ関係の選手をみると男子で石川佳彦が6位(67.20km)、中台慎二が11位(59.53km)、女子で吉住友里が4位(47.25km)、が9位(35.84km)でした。リザルトはこちら

今週末のイベント

5月14日土曜日:Ultra Trail Australia

  • UTWT-Ultra Trail World Tour logoウルトラトレイル・オーストラリア / Ultra Trail Australia(100k / 50k / 22k):オーストラリア・シドニー郊外のブルーマウンテンズで開催。昨年までThe North Face 100 Australiaとして開催されていた大会が装いを改めました。100kのレースがUltra Trail World Tourの第6戦、年間ランキングのポイントが加算されるセリエ・レーベルの大会となっています。昨年の当サイトによる紹介記事はこちら。当サイトでは追って今年のUltra Trail Australiaのプレビュー記事をお届けします。100kのレースはウェーブ形式でスタートし、最初のグループは14日土曜日の午前6時20分(日本時間同日午前5時20分)にスタートです。
  • North Downs Way 50m:イギリス・ロンドン南郊のノースダウンズウェイ・トレイルで開催される50マイル。
  • Ice Age Trail 50:アメリカ・ウィスコンシン州のアイスエイジ・トレイルで開催される50マイルのトレイルランニングレースは1982年から続く中西部の人気ある大会。
  • Quest for the Crest (50k, 10k):アメリカ・ノースカロライナ州で開催。50kmのコースでは標高差1000mの登りが3回現れるハードな山岳レースとなっています。
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5月14日土曜日 – 15日日曜日:Malaysia Eco 100, Massanutten 100

  • Malaysia Eco 100 ( 100 miles / 100 km / 50 km ):マレーシア・ペナン近郊で開催。昨年初開催で今回が2回目となるトレイルランニングレース。Asia Trail Masterのシリーズ戦の一戦。
  • Massanutten 100:アメリカ・バージニア州で開催の100マイルトレイルランニングレース。今回で22回目で東部の100マイルトレイルランニングレースとしては歴史ある存在。

5月15日日曜日:十津川、比婆山、道志村、飯能−奥武蔵など

  • Interlac Trail (80k, 42k, 20k):フランスのアヌシー湖畔のデュアン / Duingtとブルジェ湖畔のエクス=レ=バン / Aix=le=Bainを結ぶ80kmのトレイルランニングレース。
  • Ultra Tu Wenchuan (50 km / 23km):中国・四川省で開催。50kmのトレイルのコースの累積獲得高度は3,600mD+に達するとか。こちらもAsia Trail Masterのシリーズ戦の一戦。
  • 十津川トレイルラン2016(35k):奈良県十津川村で開催。アクトレップのイベント。
  • 比婆山国際スカイラン(18.5k, 9k):広島県の比婆山で開催。広島県山岳連盟の主催する今回が24回目となるイベント。
  • 赤城山トレイルランニングレース(32k, 15k):群馬県の赤城青少年交流の家を会場に開催。ゲストランナーに鏑木毅さんが出場予定。
  • 道志村トレイルレース(41k/20k):山梨県道志村。道志川の両岸に切り立つ山々を縦走する41kmは国内有数のハードなコース。序盤の御正体山、終盤の鳥の胸山のアップダウンを経験すればトレイルランニングの中上級者といえるでしょう。
  • 飯能アルプス~奥武蔵丸山スーパートレイルラン(37km):西武秩父線高麗駅前から横瀬町・武甲温泉キャンプ場へと向かう37kmは飯能アルプス、伊豆ヶ岳など奥武蔵の代表的なトレイル。アップダウンの繰り返しは地図からは予想できないやりがいのあるコースです。
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