コツコツ積み上げていく努力は尊い。STRAVAを通じて改めてそんな気がしました。
STRAVAでは過去1年間にメンバーが投稿した日本国内のランおよびサイクルのアクティビティ記録をもとに、最も優れた記録を残したアスリートを「STRAVA JAPAN AWARD」として表彰することを発表。あわせて第一回となる2019年の受賞者を発表しました。
Sponsored link
受賞者はランおよびサイクル(ライド)のそれぞれで、アクティビティの距離(ディスタンス)、移動時間(ムービングタイム)、累積獲得高度(エレベーション)のそれぞれについて1年間の合計が最も多かった、男女それぞれのアスリートについて計12部門を選出。加えて特別賞としてStrava Japan Clubで毎月行っているすべてのラン、サイクルのチャレンジを達成したアスリート、およびこの1年で最も多くのKudos(すごい)を得たアクティビティをシェアしたアスリートの2部門が選出されました。
- 最長合計ディスタンス
- 最長合計ムービングタイム
- 最大合計エレベーション
- Strava Japan Club Challenge Finisher
- 筒井宏祐さん(ラン、ライドについてStrava Japan Clubで設定された全てのチャレンジを達成)
- アクティビティ・オブザイヤー
- 上山光広さん(最も多くのKudosを得たアクティビティをシェア)
東京で行わた授賞式では受賞者の皆さんがコメント。メンズ・ランのディスタンスとムービングタイムの両部門で受賞の大貫裕輔さんは仕事柄土日に開催するマラソン大会に出ることはなく、専ら健康維持のために走っているとのこと。「こうした形で表彰されて驚きました。走る以外ではあまり外出しないインドア派です。」と笑顔を見せました。
メンズ・ランのエレベーション部門で受賞した田中”JR”裕康さんは100マイルのようなウルトラディスタンスのトレイルランニングで好成績を上げているアスリート。当サイトでもインタビューしたことがあります。トレイルランニングのトレーニングでは「獲得標高が大きな要素」。表彰式の後は高尾山エリアで夜間のトレーニングの後、今週末に台湾で開催の104kmのトレイルランニングレースに出場するため、慌ただしく会場を後にしました。
ウィメンズ・ランのムービングタイム部門は渥美ゆかさんが受賞。今回エレベーション部門で受賞の田中裕康さんがコーチを務めるランニングチームで練習するうちにStravaを知るようになります。「走ることは食事をしたり、寝たりするのと同じくらい自分が生きていく上でかかせない日々のルーティーン」だといいます。
特別賞受賞の上山光広さんは100日間、毎日欠かさず42.195kmを走る「100日連続マラソン」に挑戦して見事達成。その最終日のランが日本で今年一番多くのKudosを集めることになりました。「次は100日間、毎日100kmを走ることに挑戦します」とさらに大きな目標に取り組むことを宣言しました。
このほか、会場では世界中で4800万人以上のStravaに登録しているアスリートが記録した日々のアクティビティを集計、分析した結果についてもプレゼンテーションが行われました。その内容については、後日当サイトでご紹介する予定です。