DC Weekly 2022年10月3日 Spartathlon、Ultra Pirineu、竜王スカイラン、富士山麓トレイルラン

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真 竜王スカイランで行われたスカイランニングユース全日本選手権U23女子優勝の佐俣明香莉 Akari SAMATA。Photo ©計測工房)

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先週末開催のイベント

9月30日金曜日 – 10月1日土曜日

Spartathlon (246k)

ギリシャで開催されるウルトラマラソン。アテネからスパルタまでを走ろうというアイディアから1984年に始まった大会で、日本のウルトラマラソンランナーも多数参加するレースです。今年の男子のレースを制したのはフォティス・ジシモプーロス Fotis Zisimopoulos (GRE)で21時間0分、昨年に続く連覇で昨年の21時57分を大幅に上回りました。レース前半でコースをロストし、約7km長く走ることになりながらも好成績を残しました。2位には日本の曽宮道 Toru Somiyaが21時間18分。社会人となってからは陸上競技から離れていたものの、30歳を過ぎてランニングを再開、昨年の福岡国際マラソンで2時間16分55秒で自己ベストを更新、国内の100kmウルトラマラソンでの優勝を重ねたのちに、42歳でこの国際大会での好成績を打ち立てました。3位には2018年大会のチャンピオン、石川佳彦 が23時間6分で続きました。

女子のレースはディアナ・ジャビザ Diāna Džaviza (LAT) が歴代2位の好タイムとなる25時間3分で昨年に続いて優勝。マリサ・リザック Marisa Lizak (USA)が25時間34分、ミカ・モーガン Micah Morgan (USA)が27時間23分でトップ3に入りました。

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9月30日金曜日 – 10月1日土曜日

Ultra Pirineu (100k, 42k, 21k, VK)

スペイン、ピレネー山脈のカディ・モイセロ国立公園で開催。Spartan Trail World Championshipsの大会でした。100kmの女子ではヌリア・ピカス Núria Picas (ESP) がリードを守って12時間12分で優勝、クラウディア・トレンプス Claudia Tremps (ESP)が12時間23分で続いて2位に。3位はバーバラ・シカノワ Varvara Shikanova (RUS)で13時間0分でした。男子では先頭の二人の優勝争いは終盤までもつれ込み、これを制したのは47歳のベテラン、ミゲル・ヘラス Miguel Heras (ESP) で10時間38分。2019年大会優勝のドミトリ・ミチャエフ Dmitry MITYAEV (RUS)は昨年に続いて2位で10時間42分でフィニッシュ。3位はパウ・カペル Pau CAPELL GIL (ESP) で10時間43分。そのほか、4位にイオネル・マノレ Ionel Manole (ROU)、5位にジョルディ・ガミト Jordi Gamito (ESP)、7位に Dylan Bowman (USA) という結果でした。

42kmのレースでは今シーズンの欧州のマウンテンランニングのレースで活躍するエスター・チェサング Esther Chesang (KEN)が4時間16分で女子のレースを制しました。ヌリア・ジル Núria GIL CLAPERA (ESP) が4時間19分で2位、エミリー・フォシュベリEmelie Forgberg (SWE)が4時間21分で3位。男子もこちらもマウンテンランニングで活躍するロバート・プケモイ Robert Pkemoi (KEN)が3時間37分で優勝、ダニエル・カスティロ Daniel Castillo (ESP) が3時間47分、ビクトル・ Victor Del Aguila (ESP) が3時間38分で続きました。

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10月1日土曜日 – 2日日曜日

OZEIWAKURA SKY VALLEY(5km, 3km, 30k, 15k, 10k)

群馬県片品村のホワイトワールド尾瀬岩鞍で「尾瀬岩鞍バーティカルキロメーター」をリニューアルして開催されました。5km 1000mD+のバーティカルキロメーターエキスパートコースでは服部優樹が54分8秒、清水明子が1時間2分48秒でそれぞれ優勝という結果でした。リザルトはこちら

Tokyo 100 (112km, 36km)

東京都青梅市、奥多摩町。青梅から雲取山への往復の112km 8,030mD+では牧野高大が23時間28分で優勝、女性の完走者は出なかった模様。奥多摩駅でフィニッシュする36.6km 2,970mD+は高松均が6時間44分で優勝。リザルトはこちら

竜王スカイラン(VK、スカイ、ショート)

長野県志賀高原で開催された大会。今年の全日本スカイランニング選手権および全日本ユーススカイランニング選手権となったバーティカルのレースは松本祥汰(37分47秒)、武村佳尚(38分54秒)、近江竜之介(39分26秒)が男子トップ3。女子は秋山穂乃果(47分22秒)、小林華蓮(51分24秒)、佐俣明香莉(51分49秒)が表彰台に立ちました。

スカイランニング全日本選手権・VKのチャンピオン、松本祥汰  Photo © 計測工房

スカイランニング全日本選手権・VKのチャンピオン、松本祥汰  Photo © 計測工房

スカイランニング全日本選手権・VKのチャンピオン、秋山穂乃果  Photo © 計測工房

スカイランニング全日本選手権・VKのチャンピオン、秋山穂乃果  Photo © 計測工房

日曜日のユース日本選手権のU23カテゴリーのレースとなった20kmのスカイでは近江竜之介が2時間2分、佐俣明香莉が2時間43分で男女それぞれの首位。ユースAおよびBのレースとなる9kmでは岸本莞爾が52分51秒、小畑莉子が1時間6分で優勝という結果でした。リザルトはこちら

ユース全日本選手権・スカイ、U23男子チャンピオン、近江竜之介  Photo © 計測工房

ユース全日本選手権・スカイ、U23男子チャンピオン、近江竜之介  Photo © 計測工房

Arkansas Traveler (100m)

アメリカ・アーカンソー州で開催の100マイルで今年で31回目という歴史ある大会。リザルトはこちら

10月1日土曜日

富士山麓トレイルラン(18km、10.6km)

福田六花さんのプロデュースで富士河口湖町、鳴沢村で開催。来年6月にオーストリアで予定される世界選手権の代表選考レースとなったのは10.6kmのショートのレース。男子のレースは上田瑠偉が44分22秒で制し、板垣辰矢が44分39秒で2位、山口大河が45分1秒で3位でした。女子は平田ひよりが57分17秒で勝利、岩村聖華が58分23秒、立石ゆう子が59分51秒でトップ3に入りました。あわせて行われた18kmのロングコースは河内陽介(1時間41分)、藤本麻里(2時間9分)が優勝しています。リザルトはこちら

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【追記あり】DC Weekly 2022年7月18日 Hardrock 100、Badwater 135、Eiger、野沢温泉

比良トレイルラン(29km)

滋賀県大津市の還来神社をスタート会場として比良山地をコースとする29kmのトレイルランニングイベント。男子は加藤聡が3時間29分、女子は新屋祐希が4時間8分で優勝。スカイランニング近畿東海選手権(スカイ)ともなっていました。リザルトはこちら

Smarna Gora (10km)

スロベニアの首都リュブリャナ郊外で1979年から続く山岳ランニングイベント。WMRAによるマウンテンランニングW杯のシルバーレーベルの大会でした。10km 710mD+で山の上でフィニッシュするレースはアンドレア・マイアー Andrea Mayr (AUT) が48分38秒で優勝。男子は地元のティモティ・べシャン Timotej Bečan (SLO)が43分47秒で勝っています。リザルトはこちら

10月2日日曜日

Zumaia Flysch Trail (22k)

スペイン北部のバスクの町・スマイアを拠点に開催される大会で、今年は22km 850mD+のレースが行われ、こちらもWMRAによるマウンテンランニングW杯のゴールドレーベルの大会です。レースは女子がルーシー・ムリギ Lucy Murigi (KEN)が1時間39分、男子がロイク・ロベール Loïc Robert (FRA)が1時間28分で勝ちました。リザルトはこちら

トレニックワールド in 外秩父 50km & 45km

埼玉県寄居町など。ロング50km、ミドル45kmともに寄居町役場からニューサンピア埼玉おごせへと向かうコースで開催。速報サイトによればロング50km佐藤航(5時間58分)、北村三奈(7時間31分)、ミドル45km平沢晋太郎(5時間1分)、山岡利恵子(6時間52分)がそれぞれ男女の優勝者となっています。

土佐塩の道トレイルランニングレース(41.7k)

高知県香南市。「土佐塩の道」をたどるコースで開催。男子は遠藤眞(4時間19分)、女子は川口由芽子(5時間48分)が優勝。リザルトはこちら

Lantau 2 Peaks

香港の中でも豊かな自然が残るランタオ島で開催。島の二つのピークをつなぐ23kmのレースでは城武雅 Masashi SHIROTAKE (JPN) が2時間45分で男子優勝。女子はウォン・メイヤン Mei-Yan Wong (HKG)が3時間39分で優勝。リザルトは大会のウェブサイトから。

今週末開催のイベント

10月5日水曜日 – 8日土曜日

Otter African Trail Run (42k)

南アフリカのツィツィカマ国立公園の海岸沿いのトレイルで開催。木曜日に制限時間11時間のOtter Challenge、土曜日に制限時間9時間のOtter Raceが行われます。

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DC Weekly 2022年11月16日 10月下旬から3週分のリザルトと今週末のイベント紹介

10月7日金曜日 – 9日日曜日

LAKE BIWA 100

三重県菰野町をスタートし、鈴鹿山脈、湖南アルプス、比叡山系、比良山系を経て滋賀県大津市へ至る169km、10,500mD+のコース。エントリーリストには285人の出場選手が名前を連ねています。

100 Miles Sud de France (170km, 120km, 80km)

ピレネー山脈のフランス側にあるフォン・ロムーを出発して地中海の海岸までの170km 8,500mD+のレース。

Gran Trail Penalara (116k, 65k, 10k)

スペイン・マドリード近郊の名山、ペニャララ山(2428m)のピークを踏む山岳トレイルレース。

10月8日土曜日 – 10日月曜日

OSJ Koumi 100

八ヶ岳の東麓、松原湖高原スケートセンターを会場に、35kmの周回コースを5周する175kmのレース。

10月8日土曜日 – 9日日曜日

Trans Jeju (100km, 50km, 10km)

韓国の最南端に位置する火山の島、済州島(チェジュ島)で開催。

Ultimate Trails Of Penang (100k, 60k, 40k, 20k, 12k)

マレーシア・ペナンで開催のトレイルランニングレース。Asia Trail Masterのシリーズ戦です。

Indiana 100

アメリカ・インディアナ州アルビオンのChain O’ Lakes State Parkで開催される100マイル。公園内の20マイルの周回コースで行われます。

10月8日土曜日

Gorbeia Suzien (31km)

スペイン・バスクのビスケー県セアヌリ Zeanuriを拠点に、ゴルベイア山塊をコースにして開催される大会です。31km 2,400mD+のレースは今年のスカイランナー・ワールドシリーズの最終戦、SKYMASTERSとなります。

Kilometro Vericale Chiavenna-Lagunc

イタリア・キアベンナで開催されるバーティカルキロメーターのレースで、WMRAによるマウンテンランニングW杯の最終戦です。

Cuyamaca 100k

アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ郊外で開催。三つのループコースからなる100kmのレース。

10月9日日曜日 – 10日月曜日

ハセツネカップ・日本山岳耐久レース(71k, 143k)

東京の奥多摩、あきる野で開催されるクラシック・レース。台風とコロナ禍で4年ぶりとなる今年の大会は30回大会となり、これを記念してコースを2周する「ダブル」のレースが行われます。当サイトは大会会場からTwitterでライブ速報をお届けする予定です。今回の有力選手を紹介するプレビュー記事はこちらから。

10月9日日曜日

霧島登山マラソン(9k)

宮崎県高原町。標高1,574mの高千穂峰の山頂まで往復の9.0km / 1,200mD+のレースで、今回が20回目の開催。

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