【追記しました】タフネススマホ「TORQUE」は継続?撤退?京セラが個人向け携帯電話事業から撤退

【ケータイWatchが「撤退」と報じたことを追記しました。2023.05.16】

トレイルランナーにファンが多かった「TORQUE」は継続されるようです。

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京セラが2025年3月に個人向け携帯電話端末事業から撤退することが各ニュースメディアで報じられています。これは5月15日の決算説明会で、谷本秀夫代表取締役社長が言及したもの。京セラの携帯電話事業は法人向けが強い一方、個人向けは海外メーカーに押されて採算性が高くなかったことがその理由だとされています。

京セラの携帯電話といえば衝撃や雨や寒さにも耐え、アウトドアスポーツでの利用にも適した高耐久スマートフォン「TORQUE」を展開してきました。DogsorCaravanでもTORQUE G03をレビューしたり、2021年発売のTORQUE 5Gの発表会をレポートしています。様々なアクセサリーも展開されていて、トレイルランニングでも根強いファンが多いスマートフォンです。

2021年発売のTORQUE 5G

TORQUEシリーズも2025年に終わるのか、、と思っていたらそうではなかったようです。ITmediaによれば「厳密に言うと、汎用(はんよう)的な個人向け携帯電話事業の撤退が正しい」とのことで、TORQUEは個人向け、法人向けともに2025年以降も継続するそうです。

最近のスマートフォンは競争は激しいものの、機能や性能、デザインという面ではどのメーカーも似た感じになっています。アウトドアを想定したタフネススマホとしてTORQUEにはこれからも期待したいところです。個人的にはカメラの機能アップに大いに期待しています。

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Source: 京セラが個人向け携帯電話事業から撤退へ ただし高耐久スマホ「TORQUE」は継続予定(ITmedia)

【以下追記】

本記事の公開後、16日に京セラは中期経営計画を発表し、その説明会の中で谷本秀夫代表取締役社長は「TORQUE」ブランドで展開されてきた個人向けの高耐久スマホも2025年3月で終了する、と説明した模様です。以下はケータイWatchからの引用です。

質疑応答で、高耐久モデルに絞って展開する考えはあるのか、と問われた谷本社長は、「北米でも、今はB2B(法人向け)領域で利用されており、個人向けは北米が先行して引いたかたちになっている」と回答。

先に紹介したITmediaの記事とケータイWatchの記事で継続か終了か結論が異なりますが、「継続」の翌日に改めて公式の場で谷本社長が「終了」としたのであれば、少なくとも公式な見解としては終了なのかもしれません。

Source: 京セラ、「TORQUE」も含め個人向け携帯電話端末事業を終了へ(ケータイWatch)

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