DC Weekly 2022年8月29日 IAU100km世界選手権で岡山春紀 Haruki OKAYAMA が優勝

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真 ベルリン近郊のベルナウで開催されたIAU100km世界選手権で世界チャンピオンとなった岡山春紀 Haruki OKAYAMA(コモディイイダ)<中>。左は2位の山口純平(エルドレッソ)、右は3位のピエト・ウィールスマ (NED) 。Photo by IAU Photo by IAU)

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先週末開催のイベント

8月22日月曜日 – 28日日曜日

UTMB Mont-Blanc (170k, 100k, 55k, 145k)

フランス、イタリア、スイスの3カ国にまたがるモンブラン山麓のトレイルで開催されるビッグイベント。55kmのOCCでは男子女子ともに最終盤までトップが入れ替わる熱いレース展開、100kmのCCCでは男子でペター・エングダール Petter Engdahl (SWE) が10時間切りの新記録、ブランディーヌ・リロンデル Blandine L’Hirondel (FRA) の圧勝、スンマヤ・ブッダ Sunmaya BUDHA (NEP) の準優勝、UTMBではキリアン・ジョルネ Kilian JORNET (ESP) が20時間を切るタイムで優勝、ケイティ・シャイド Katie SCHIDE (USA)の後半の復活からの優勝と話題豊富な1週間となりました。当サイトではUTMB Mont-Blancの各レースのリザルト紹介記事を公開しています(TDSOCCCCCUTMB)。

8月24日水曜日 – 28日日曜日

Grand Raid des Pyrenees (160k, 120k, 80k, 60k, 40k)

フランスのピレネー山脈で開催されました。「Ultra Tour 160」ではロビン・コワヌ Robin COINUSが26時間30分、カロール・デュアール Carole DUHARTが32時間15分で男女それぞれのレースで優勝しました。リザルトはこちら

8月26日金曜日 – 27日土曜日

Andes Race (100k, 60k, 30k, 13k)

ペルー南部、クスコやマチュ・ピチュを含む「聖なる谷」またはウルバンバ渓谷をコースとするトレイルランニングイベント。マウンテンランニングW杯のシルバーレーベルのレースでした。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

8月26日金曜日 – 28日日曜日

Ultra Trail Chiang Mai (160km, 105km, 65km, 33km, 20km, 13km)

タイ・チェンマイで開催。Asia Trail Masterのシリーズ戦でした。105kmのレース男子では松山優太 Yuta MATSUYAMA (JPN) が13時間0分で優勝。レース終盤までリードを守っていたデリク・ラウ Deric LAU (SGP) が13時間11分で2位に。女子はチョンラダ・カッピヤノン Chonlada KAPPIYANOND (THA) が2位以下の選手に3時間以上の差をつけて17時間0分で優勝。前野裕香 Yuuka MAENO (JPN)が20時間34分で3位になりました。上位選手のリザルトは大会のFacebookページに掲載されています。

Ultra Trail Chiang Mai 105kで優勝した松山優太 Yuta MATSUYAMA。Photo: teelakow/UTCM

Ultra Trail Chiang Mai 105kで優勝した松山優太 Yuta MATSUYAMA。Photo: teelakow/UTCM

8月27日土曜日

須坂米子大瀑布スカイレース SUZAKA YONAKO-falls Skyrace(30k、13k)

長野県須坂市の峰の原高原で開催。ロング30kの女子は枝元香菜子 Kanako EDAMOTOが4時間17分、男子は大瀬和文 Kazufumi OSEが3時間27分で優勝。ショート13kmは小林寧音 Neon KOBAYASHIが1時間43分、浅見泰希 Hiroki ASAMIが1時間18分で女子、男子それぞれのレースを制しました。リザルトは大会ウェブサイトから。

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IAU 100km Championships (Berlin / Bernau)

ロード100kmのウルトラマラソンの世界選手権は4年ぶりの開催で、ベルリン近郊のベルナウで行われました。森の中の舗装路を往復する7.5kmの周回コースで行われたレースのリザルト速報によれば、岡山春紀 Haruki OKAYAMA(コモディイイダ)が6時間12分10分で優勝して世界チャンピオンのタイトルを手にしました。この日のレースはギヨーム・ルエル Guillaum RUEL (FRA) がリードしますが、75km付近で岡山が前に出てトップに。そのまま先頭をキープして勝利を掴みました。今春の柴又100Kで初めて100kmレースを走って記録した6時間16分44秒を上回る自己ベストとなります。2位には山口純平 Junpei YAMAGUCHI(エルドレッソ) が6時間17分19秒で入り、日本勢が優勝、準優勝を占めるという快挙。岡山が先頭に立ったのちは、ルエル、山口、風見尚と続きましたが、レース最終盤に山口がルエルを抜いて2位に上がりました。山口も柴又100kでの6時間22分35秒を上回る自己ベストを更新しました。3位は85km付近で風見を抜いたピエト・ウィールスマ Piet Wiersma (NED) で6時間18分でフィニッシュ。今回参加選手で最速の自己ベストを持ち、最近まで100kmの世界最速記録保持者だった風見尚 Nao KAZAMIは6時間21分43秒で6位。2016年、2018年と世界選手権を連覇している山内英昭 Hideaki YAMAUCHIは出走を見送っています。

女子はフロリアーヌ・ホット Floriane Hot (FRA) が7時間4分3秒で世界チャンピオンに。2位にカミーユ・シェニョー Camille Chaigneau (FRA)が7時間6分32秒、3位にケイトリオナ・ジェニングス Caitriona Jennings (IRL) が7時間7分16秒で続きました。日本代表は仲田光穂 Miho NAKATAが自己ベスト(7時間27分46秒、2022年柴又100k)を更新する7時間19分12秒で6位に。藤澤舞 Mai FUJISAWA が7時間32分22秒で10位、太田美紀子 Mikiko OTAが7時間35分25秒で12位、兼松藍子 Aiko KANEMATSUはDNFでした。

国別団体では男子で日本が金メダルを獲得。フランスが銀メダル、南アフリカが銅メダル。女子はアメリカの金メダル、フランスの銀メダルに続いて、日本が銅メダルとなりました。

Telluride Mountain Run (38m)

アメリカ・コロラド州のサンフアン山脈で開催の山岳レース。リンゼー・アンダーソン Lindsey Andersonが9時間53分、マイケル・ウィルス Michael Wirthが8時間3分で女子、男子それぞれの優勝者となっています。リザルトはこちら

8月28日日曜日 – 9月4日日曜日

Swiss Peaks (360k, 170k, 100k, Marathon, Half marathon)

スイス・ヴァレー州で開催される360kmから21kmまで、レマン湖畔のフィニッシュを目指す5つのレースが開催される大会。レースの一つでオーバーワルド Oberwaldからレマン湖畔のブヴレ Bouveretを目指す「SwissPeak 360」は氷河やテクニカルなトレイルを含む距離367km、累積獲得高度26,610mD+のコースで行われます。すでに8月28日日曜日にスタートしており、日本からの飯野航 Wataru IINO南圭介 Keisuke MINAMIなど5人の選手を含む約220人が参加しています。ライブトラッキングはこちら

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8月28日日曜日

筑波連山天空ロード&トレイルランinいしおか大会(75km、48km、25km)

茨城県石岡市。ロードとトレイルが組み合わされたコースで開催される75kmなどのレースが行われました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

Trofeo Kima (52km, 27.5km)

イタリア北部・バルマジーノ Val Masinoで開催。52km 4,200mD+のテクニカルな山岳コースに加え。今年は27.5km 1890mD+の新しいレース「Kima Extreme SkyRace」が設けられました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

Comrades Marathon (89km)

南アフリカで開催される、参加者25,000人という世界最大級のウルトマラソン大会。コースの方向により毎年、「UP」コースと「DOWN」コースで交互に開催されますが、今年は後者でした。優勝したのは男子は34歳のテート・ディジャナ Tete DIJANA (RSA) で5時間30分38秒。コロナ前の2019年の初出場で47位から今年は見事に勝利を勝ち取りました。女子は32歳のアレクサンドラ・モロゾワ Alexandra MOROZOVA (RUS)が6時間17分48秒で優勝。モロゾワはこの大会では2017年のUPコースで2位、2018年のDownコースで3位、2019年のUPコースで2位となっており、4回目の出場で勝利をつかみました。2017年のチャンピオンで、24時間走、100マイル走の世界記録保持者のカミラ・ヘロン Camille Herron (USA) は6時間44分29秒で6位でした。リザルトはこちら

今週末開催のイベント

8月28日日曜日 – 9月4日日曜日

Swiss Peaks (360k, 170k, 100k, Marathon, Half marathon)

スイス・ヴァレー州で開催。上の「先週末開催のイベント」の中で紹介した通り、367kmの「SwissPeaks 360」は制限時間が156時間となっており、今週末まで続きます。

8月31日水曜日 – 9月4日日曜日

Ultra Trail Sentier Cathare (UTSC 367) 320km

地中海に面したフランスの町、ポルト・ラ・ヌーベル Port-la-Nouvelleをスタートして、プイベール Puivertまでを往復する320km 12,000mD+のコースで行われるウルトラディスタンスのトレイルランニングイベント。ソロのレースのほか、コースを4人のチームで繋ぐリレー、プイベールをスタートする160kmのハーフのレースも行われます。

8月31日水曜日 – 9月3日土曜日

Ultra Tour Monte Rosa (171km・4ステージ、105km、63km、23km)

マッターホルン、モンテローザを南に臨むスイス・ヴァレー州のグレヘン Grächenを拠点に開催。グレヘンを起点・終点とする171km 11,600mD+を4ステージ、4日間で走破するステージレース。合わせて105km 6743mD+の100km、63km 4445mD+の60kmのレースが行われます。9月3日には姉妹レースとして同じグレヘンで、23km 1320mD+のトレイルランニングレース「Grächen Berglauf」も行われます。

9月2日金曜日 – 4日日曜日

The Rut Mountain Runs (50k, 28k, 11k, VK)

アメリカ・モンタナ州のBig Sky Resortで開催。アメリカにおけるスカイランニングのビッグイベント。モンタナのラギッドなトレイルで50kmからVKの4つのレースのほか、1kmのレースも開催されます。

9月3日土曜日 – 4日日曜日

Vertical Nasego, Trofeo Nasego

イタリア・ロンバルディア州のカスト Castoで開催。土曜日のVertical Nasegoは4.2kmで1000mを登るバーティカルレース。日曜日のTrofeo Nasegoは21kmの山岳コースで行われます。いずれもWMRAのマウンテンランニングW杯のシリーズ戦です。

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ZAO SKYRUN(25k, 15k, 10k, vertical)

山形市蔵王温泉を拠点とする大会。昨年はエリート部門のみのレースが行われましたが、今年は一般部門のレースも開催。土曜日のバーティカル、日曜日の24kmのスカイレースはいずれもスカイランナージャパンシリーズの大会となっています。

OSJ安達太良山トレイル10K、50K)

福島県二本松市の岳温泉、あだたら高原スキー場で開催。土曜日に10Kとキッズレース、日曜日に50Kのレースが行われます。

インナーファクトカップ9時間耐久トレイルランレースin最上稲荷

岡山市の最上稲荷で開催。一周4.6kmの周回コースを9時間で何回走れるかを競うイベントです。

9月3日土曜日

World Masters Mountain Running Championships

アイルランド、クロンメル Clonmelで開催。世界マウンテンランニング協会(WMRA)と世界マスターズ陸連(WMA)が開催するマウンテンランニングの世界選手権で、昨年開催予定の大会が一年延期されて今週末に開催されます。10.5km 635m+のロングコース、8.4km 509mD+のショートコースの二つのレースが行われます。

京都一周トレイルグランドトラバース (59km)

京都一周トレイルの北山コース、東山コースを走るイベントで制限時間は12時間となります。

9月4日日曜日

HAKUBA CLASSIC INTERNATIONAL (50km、28km、12km、5km)

長野県白馬村。これまで開催されてきた「白馬国際トレイルラン」が引き継がれる形で開催される大会で、28kmはGolden Trail National Series – Japanの全5戦のファイナルとなります。

Louzan Skyrace (25km, 16km, VK)

ポルトガルのロウザン山地で行われる大会で、25kmのレースがスカイランナー・ワールドシリーズのTier 2イベントとなります。

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