年末恒例の「DogsorCaravan Award」(ドッグスオアキャラバン・アワード)では、トレイルランニング、スカイランニング、マウンテンランニング、ロードを含むウルトラマラソンにわたる幅広い分野において、2023年に日本を拠点に活動した選手で最も優れたパフォーマンスをみせた選手を選びます。
女性、男性についてそれぞれ「本賞」を一名、「特別賞」を若干名、選出します。選考は当サイトの編集人、岩佐幸一が独りでその責に当たります(インターネット上での投票は行いません)。
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選考の結果、当サイトがノミネートした候補者をこの記事で紹介します。
2023年のDogsorCaravan Awardは、12月29日(金)に当サイトの記事で発表します。同時に今回のDogsorCaravan Awardについてのポッドキャストの新エピソードも公開予定です。
女性の部・DogsorCaravan Award ノミニー(候補者)(五十音順)
- 相原千尋 Chihiro AIBARA:ウルトラトレイルマウントフジ・KAI優勝、鬼が城ピークス50Kで優勝、ハセツネCUPで2位。(ITRA、UTMB)
- 秋山穂乃果 Honoka AKIYAMA :WMTRC世界選手権ロングで9位、ハセツネ30kで2位。(ITRA、UTMB)
- 安曇樹香 Konoka AZUMI :Tarawera by UTMB 100kで7位、Lake Biwa 100で6位。(ITRA、UTMB)
- 伊東ありか Arika ITO:志賀高原100優勝、霧島えびの高原63kで優勝。(ITRA、UTMB)
- 枝元香菜子 Kanako EDAMOTO :奥信濃100-100kで2位、上州武尊山スカイビュー127kで優勝、TransJeju by UTMB 100kで3位。(ITRA、UTMB)
- 楠田涼葉 Suzuha KUSUDA :OSJ新城32k優勝、綾部トレイルラン48k優勝。(ITRA、UTMB)
- 清宮由香里 Yukari SEIMIYA :信越五岳110kで優勝、ITJ70kで2位。(ITRA、UTMB)
- 髙村貴子 Takako TAKAMURA :ハセツネCUP優勝、ハセツネ30k優勝、中央アルプス38kで2位。(ITRA、UTMB)
- 徳本順子 Junko TOKUMOTO :Tokyo Grand Trailで優勝、ウルトラトレイルマウントフジ・KAIで3位、FTR100秩父奥武蔵で3位。(ITRA、UTMB)
- 仲田光穂 Miho NAKATA :IAU24h世界選手権を世界新記録で金メダル、IAU100kmアジアオセアニア選手権で金メダル、川の道513kmで優勝。
- 宮﨑喜美乃 Kimino MIYAZAKI :Tarawera by UTMB 100マイルで2位、Istria by UTMB 100マイルで優勝、Hardrock 100で4位。(ITRA、UTMB)
- 向井成美 Narumi MUKAI :奥信濃100-100km優勝、Lake Biwa 100優勝。(ITRA、UTMB)
- 吉住友里 Yuri YOSHIZUMI :富士登山競走優勝、中央アルプス38k優勝、CCCで14位。(ITRA、UTMB)
男性の部・DogsorCaravan Award ノミニー(候補者)(五十音順)
- 井原知一 Tomokazu IHARA:Grand Slam of Ultrarunningを86時間1分の合計タイムで達成。
- 上田瑠偉 Ruy UEDA :Kosciuszko by UTMB 100kで優勝、WMTRC世界選手権ショートで12位。(ITRA、UTMB)
- 小笠原光研 Koken OGASAWARA :ハセツネCUPで2位、Kosciuszko by UTMB 50kで3位、4100D野沢温泉37kmで優勝。(ITRA、UTMB)
- 長田豪史 Goshi OSADA :奥信濃100 100kmで優勝、阿蘇ボルケーノ115km優勝、FTR100K 秩父奥武蔵で優勝。(ITRA、UTMB)
- 小田切将真 Shoma OTAGIRI :Hochkönig Skyraceで3位、Ultra Trail Cote d’Azur Mercantour 30kmで2位、Schlegeis 3000 SKYRACEで5位。(ITRA、UTMB)
- 甲斐大貴 Hiroki KAI :ウルトラトレイルマウントフジ・KAIで2位、白馬国際28kで優勝、スカイランニングアジア選手権・Lantau 50で優勝。(ITRA、UTMB)
- 川崎雄哉 Yuya KAWASAKI :ハセツネCUP優勝、ウルトラトレイルマウントフジ・FUJIで2位、WMTRC世界選手権ロングで31位。(ITRA、UTMB)
- 黒河輝信 Terunobu KUROKAWA :上州武尊山スカイビュー127km優勝。(ITRA、UTMB)
- 田村健人 Kento TAMURA :ウルトラトレイルマウントフジ・KAIで優勝、Doi Inthanon by UTMB 100kで9位、白馬国際28kで2位。(ITRA、UTMB)
- 中谷亮太 Ryota NAKATANI :Lake Biwa 100で優勝。(ITRA、UTMB)
- 西村広和 Hirokazu NISHIMURA :球磨川リバイバル 102kmで優勝、Penyagolosa CSPで3位、Trans Jeju by UTMBで5位。(ITRA、UTMB)
- 万場大 Hajime MAMBA :Tarawera by UTMB 100マイルで2位、Translantau by UTMB 129kで4位、Tamba 100で2位。(ITRA、UTMB)
- 山口純平 Jumpei YAMAGUCHI :サロマ湖100kmで優勝、100kmの日本新記録。IAU 50km世界選手権(ベンガルール)で6位。
参考・これまでのDogsorCaravan Award
2019年に「日本トレイルランナー・オブ・ザ・イヤー」(Trail Runner of the Year in Japan)から改称しました。
- 2013年:原良和さん、大石由美子さんが本賞、山ノ内はるかさん、宮原徹さん、神流町のうめこさんが特別賞を受賞(ノミネート、受賞者発表)
- 2014年:上田瑠偉さん、大石由美子さんが本賞、西田由香里さん、星野由香理さん、松本大さん、望月将悟さんが特別賞を受賞。貢献に対する特別賞は相馬剛およびFuji Trailheadさん(ノミネート、受賞者発表)
- 2015年:土井陵さん、丹羽薫さんが本賞、星野由香理さん、宮﨑喜美乃さん、松本大さん、小原将寿さんが特別賞を受賞。貢献に対する特別賞はパワースポーツ・滝川次郎さん(ノミネート、受賞者発表)
- 2016年:大杉哲也さん、吉住友里さんが本賞、高村貴子さん、丹羽薫さん、上田瑠偉さん、川崎雄哉さんが特別賞(ノミネート、受賞者発表)
- 2017年:上田瑠偉さん、丹羽薫さんが本賞、高村貴子さん、吉住友里さん、小川壮太さん、三浦裕一さんが特別賞を受賞(ノミネート、受賞者発表)
- 2018年:三浦裕一さん、高村貴子さんが本賞、吉住友里さん、立石ゆう子さん、荒木宏太さん、城武雅さんが特別賞を受賞(ノミネート、受賞者発表)
- 2019年:吉住友里さん、上田瑠偉さんが本賞、高村貴子さん、立石ゆう子さん、星野由香理さん、浅原かおりさん、藤澤舞さん、石川佳彦さん、小原将寿さん、大瀬和文さん、喜多村久さんが特別賞を受賞(受賞者発表)
- 2020年:コロナ禍により中止
- 2021年:仲田光穂さん、上田瑠偉さんが本賞、吉住友里さん、板垣成美さん、秋山穂乃果さん、森下輝宝さん、近江竜之介さんが特別賞を受賞(ノミネート、受賞者発表)
- 2022年:髙村貴子さん、土井陵さんが本賞。秋山穂乃果さん、向井成美さん、吉住友里さん、上田瑠偉さん、西村広和さん、吉野大和さんが特別賞(ノミネート、受賞者発表)